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大手メーカーの特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

食品メーカーや家電メーカーなど、知名度や影響度の高い企業が中心となって開催した特徴的なキャンペーン事例をご紹介。SNSキャンペーンやWEBサイトを活用した販売促進から、周年記念のロイヤリティ向上施策など、話題作りに最適なアイデアや切り口を解説していきます。

ホワイトホース 揚げみくじキャンペーン|サントリーホールディングス株式会社

キャンペーン概要2026年の干支(午)とブランド名「ホワイトホース」を掛け合わせた正月キャンペーン。限定動画を視聴し、アンケート回答後、「揚げみくじ」を引くとその場で当たりがわかるインスタントウィン形式。
インセンティブ純金海老天(1名様)ホワイトホース卓上ホットショーケース(5名様)あっとギフト 500円分(2,020名様)
使用SNSX,LINE

キャンペーンのポイント

干支×ブランド名のキャンペーン!?

「揚げみくじキャンペーン」は、ブランド名に「ホース(=馬)」を掲げる「ホワイトホース」が今年の干支にあわせて「ウマ年はホワイトホースの年」という打ち出しで行なっているキャンペーンの第2弾です。 

正月という“理由付けしやすい時期”と相まって、「今年はホワイトホースを飲もう」という想起を自然に刷り込む、シンプルかつ極めて強いブランディング施策になっています。

さらに、インパクトのある賞品を用意し、ハイボールに合う“揚げ物”とおみくじ要素を掛け合わせることで話題化を狙っています。

話題化→体験→顧客データ取得!

本施策はシリーズ全体を通して、SNS拡散による話題化と顧客接点を深める二段構えの構成になっています。

第1弾では、Xでのフォロー&リポスト施策によって「干支×ホワイトホース」というネタ性の高い文脈を広く拡散し、認知最大化を狙いました。この段階では参加ハードルを極力下げ、できるだけ多くのユーザーにブランドを接触・理解させる役割を担っています。


その上で第2弾では、すでに企画を理解したユーザーをLINEのインスタントウィンへと誘導し、即時抽選の参加体験を通じてID連携を促し、顧客データ取得へと自然に転換しています。

「揚げみくじ」や「純金海老天」といったインパクトのある要素で参加のハードルを下げつつ、動画視聴とアンケートによって、ブランド理解と顧客情報の取得を同時に実現しています。

【動画で解説!】

”ウマ年はホワイトホークの年” 揚げみくじ|サントリーホールディングス株式会社

うまい棒 まつり|株式会社やおきん

うまい棒 まつり|株式会社やおきん

キャンペーン概要課題曲「うまい棒音頭」に合わせてダンス動画を撮影し、TikTokでハッシュタグ「#うまい棒音頭」をつけて投稿すると応募完了
インセンティブ【グランプリ】うまい棒 BlingBlingなチェーン(1名)、【準グランプリ】うまい棒キャップ -LIMITED EDITION-(2名)、【抽選】どっちも前で着れる! うまい棒グラフィック 2WAY Tシャツ(111名)
使用SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【動画投稿の心理的ハードルを「団体戦」で克服!?】

「うまい棒 まつり」というプロモーションのなかで、TikTokで課題曲「うまい棒音頭」のダンス動画を投稿するUGCキャンペーンが開催されました。

動画投稿は高いハードルが懸念されますが、こちらを払拭すべく本企画では、ダンス教室や愛好会など団体での参加を促す「特別団体賞」を設定しました。

これにより、「みんなでやるなら怖くない」という心理を利用し、投稿数の増加を狙っています。

【高いUGCハードルを越えさせるユニークなインセンティブと戦略!】

インセンティブには、うまい棒らしい「バカパク(※)」感あふれる「BlingBlingなチェーン」などを設定し、ブランドへの愛着を深めると同時に話題化を促進しています。

また、キャンペーン参加で「うまいパワー(UP)」という全体メーターが上昇する仕組みも、一体感を醸成する体験設計として機能しています。

※バカでインパクトのあるの略称

うまい棒 まつり|株式会社やおきん
うまい棒 まつり|株式会社やおきん

【動画で解説!】うまい棒 まつり|株式会社やおきん

プリッツ片手に謎解きで遊ぼう! | 江崎グリコ

プリッツ片手に謎解きで遊ぼう! | 江崎グリコ

キャンペーン概要対象商品のパッケージ裏面にある謎を解き、特設サイトで答えを入力して「超難問」の手がかりを収集。11月11日11時11分に公開される最終問題に挑戦する
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【パッケージがそのまま謎解きキットに!】

11月11日の「ポッキー&プリッツの日」にちなみ、「食べる」だけではなく「遊ぶ」に焦点を当てた謎解きキャンペーンです。

対象商品のパッケージ裏面が謎解き問題となっており、これを解いて特設サイトに答えを入力することで、最終問題のヒントを獲得できる仕様。

アナログ(パッケージ)とデジタル(特設サイト)を融合させたO2O施策として展開されています。

【継続的な購買を促す設計!】

通常、客単価を上げるために購入条件を設定することが多いマストバイキャンペーンにおいて、あえて「1個から応募できる」という低ハードルを設定しています。

これにより、消費者は継続的に商品を購入し、毎日の抽選に参加することで、長期的な購買習慣が形成されることを狙っています。

プリッツ片手に謎解きで遊ぼう! | 江崎グリコ
プリッツ片手に謎解きで遊ぼう! | 江崎グリコ

【動画で解説!】プリッツ片手に謎解きで遊ぼう! | 江崎グリコ

三幸製菓 チーズアーモンド40周年 | 三幸製菓

三幸製菓 チーズアーモンド40周年 | 三幸製菓

キャンペーン概要特設サイトにてミニゲームなど40周年記念のコンテンツを体験できる。また、SNSでのシェア、期間限定商品の購買を通じてブランド周年祭に参加きる。
インセンティブもときれおがさん考案 オリジナルグッズ(40名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「軽く、楽しく」遊ばせる周年サイト!】

三幸製菓 の「チーズアーモンド」40周年を記念したキャンペーンで、40周年という「重み」を逆手にとって、デジタル上で「軽く、楽しく」遊ばせる企画になっています。

特設サイトでは、間違い探しやキャッチゲームといった「懐かしさ」を感じるミニゲームがブラウザで実装され、子供も楽しめる楽しいコンテンツを取り揃え、堅苦しくなりがちな周年キャンペーンを明るいものにしています。

【老舗ブランドがデジタルをフル活用してリブランディング!】

プレゼント企画では「これ誰が使うんだよ」というツッコミ待ちの「考察グッズ」を、シュールなグッズクリエイターを起用することで、話題化を確信犯的に仕掛けています。

また、スマホでの操作性を重視したUI/UXで、ユーザーの参加ハードルを下げています。

インフルエンサーやクリエイターの起用、ゲーム制作といった手法が盛り込まれており、現代のプロモーションのトレンドに合わせた設計となっています。

三幸製菓 チーズアーモンド40周年 | 三幸製菓
三幸製菓 チーズアーモンド40周年 | 三幸製菓

【動画で解説!】三幸製菓 チーズアーモンド40周年 | 三幸製菓

じゃがりこ JRTI診断 | カルビー

じゃがりこ JRTI診断 | カルビー

キャンペーン概要対象商品のフタにある二次元コードを読み込み、特設サイトで質問に回答後、結果16タイプの中から自分の「キリンタイプ」を診断し、結果をSNSでシェア
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【MBTIトレンドをじゃがりこ流に変換!】

「じゃがりこJRTI診断」は、若年層の共通言語であるMBTI(16タイプ診断)を「JRTI(JagaRico-Type Indicator)」というネーミングで活用したキャンペーン。フタに印字された二次元コードから特設サイトへ誘導する仕組みになっています。

こちらは単なる診断ではなく「じゃがりこへの愛」を問う内容にすることで、ユーザーにブランドへの好意を意識的に再認識させるストーリー設計がされています。

【パッケージ連動と自己表現欲求を突いた設計!】

本キャンペーンでは、90種類ものフタのデザインがあり、診断結果に出る16タイプのキリンを探したくなる「ゲーミフィケーション」が物理的なパッケージ側にも実装されています。

また、診断結果を「自己紹介のネタ」として提供することで、SNSでのシェアを促進し、ユーザーの自己表現欲求を刺激しています。

この設計は、ブランドエンゲージメントを高めるための見事なUGCキャンペーン手法です。

じゃがりこ JRTI診断 | カルビー
じゃがりこ JRTI診断 | カルビー

【動画で解説!】じゃがりこ JRTI診断| カルビー