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大手メーカーの特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

食品メーカーや家電メーカーなど、知名度や影響度の高い企業が中心となって開催した特徴的なキャンペーン事例をご紹介。SNSキャンペーンやWEBサイトを活用した販売促進から、周年記念のロイヤリティ向上施策など、話題作りに最適なアイデアや切り口を解説していきます。

誰でもShigekix!?キャンペーン|UHA味覚糖

誰でもShigekix!?キャンペーン|UHA味覚糖

キャンペーン概要特設サイトで写真を1枚アップロードしてAIによるダンス動画を生成し、公式Xをフォローの上、動画と「#誰でもShigekixキャンペーン」をつけてポストすると応募完了
インセンティブお菓子な福袋(2名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【写真1枚で作成できる体験型UGC!】

「誰でもShigekix!?キャンペーン」は、ロングセラーグミ「シゲキックス」と世界的ブレイクダンサー「Shigekix(半井重幸)」氏の名前の一致を活かしたデジタルプロモーションです。

このキャンペーンでは、特設サイトに自分の全身写真を1枚アップロードするだけで、AIがShigekix氏の超絶ブレイクダンスの動きを再現した動画を自動生成します。

生成された動画をXに投稿することで、UGCとしてキャンペーンに参加できます。

【生成AI技術で参加ハードルを下げる!】

ダンス動画の投稿という、通常ハードルが高いとされるお題を、生成AI技術を導入することで「写真1枚」まで参加ハードルを大幅に下げています。

これにより、誰でも気軽にダンス体験というエンタメに参加できる体験設計になっています。

技術的にはViggle AIなどに近いImage to Videoの技術を活用し、ユーザーが「自分が踊っている」かのような高い体験価値を提供していて、体験価値重視でUGC創出を狙った好事例であると言えます。

誰でもShigekix!?キャンペーン|UHA味覚糖
誰でもShigekix!?キャンペーン|UHA味覚糖

【動画で解説!】誰でもShigekix!?キャンペーン|UHA味覚糖

きのこの山 たけのこの里 どっち派判定AI KINOTAKE MOTHER|明治

きのこの山 たけのこの里 どっち派判定AI KINOTAKE MOTHER|明治

キャンペーン概要顔写真できのこの山派か、たけのこの里派かAIが判定する診断系コンテンツ
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【AIが下す、運命の派閥判定!】

「きのこの山 たけのこの里 どっち派判定AI KINOTAKE MOTHER」は、顔写真をAIが解析し、ユーザーの潜在的な派閥を判定する診断系コンテンツです。

従来の投票形式ではなく、AIが一方的に派閥を断定する「押し付け」の構造になっているのが特徴です。

これにより「ずっときのこ派だと思ってたのに、たけのこ派判定された!」といった、ユーザーの自己認識とのギャップから生まれる強烈なリアクションを誘発します。

【認知的不協和を利用したバズ施策!】

顔写真を撮るだけで参加できるため、参加ハードルは非常に低く設定されています。

診断結果をSNSでシェアすることで、「AIによる意外な判定」という話題が広がり、UGCを爆発的に増やすことに成功しています。

この「納得感とツッコミの余地」のある体験設計が、論争自体への愛着を再確認させつつ、キャンペーンの話題化を促進する新しいスキームとなっています。

きのこの山 たけのこの里 どっち派判定AI KINOTAKE MOTHER|明治
きのこの山 たけのこの里 どっち派判定AI KINOTAKE MOTHER|明治

【動画で解説!】きのこの山 たけのこの里 どっち派判定AI KINOTAKE MOTHER|明治

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

キャンペーン概要対象の森永製菓マルチパックアイス(パキシエル、パリパリバー等)を購入したレシートを撮影し、特設サイトからアップロードして応募
インセンティブオリジナルデザイン入り「JBLゲーミングマイク」(250名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【「食感=音」というユニークな切り口!】

森永製菓による「そのひとくちどんな音?キャンペーン」は、対象のアイスを購入したレシートで応募すると抽選でゲーミングマイクが当たるマストバイキャンペーンです。

食感に特徴があるアイスのシズル感を「音」と定義し、その音を拾うための「マイク」をインセンティブに設定するという、斬新なストーリーを構築しています。

これにより、アイスという既存商品に新たな魅力を付加し、単なる販促活動に留まらない商品訴求を実現しています。

【尖ったインセンティブで新しいターゲット層へアプローチ!】

従来の箱アイスキャンペーンのターゲットである主婦層ではなく、「音」に敏感なゲームが好きな若年層へ向けてインセンティブを尖らせることで、新しいターゲット層の掘り起こしを図っています。

応募フローは購入レシートのWebアップロードというシンプルなマストバイ形式で、参加ハードルを抑えつつ、確実なリピート購買を促進する設計です。

「食感」という商品の資産を「音」と「ゲーミングデバイス」という現代的な文脈に翻訳した、戦略的なデジタルプロモーション事例でした。

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン
森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

【動画で解説!】森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

キャンペーン概要公式Xをフォローし、特設サイトから欲しいグッズを選んでXでシェア投稿すると応募完了。シェア数に応じて当選確率アップ
インセンティブ「毎日をぽん!と飛び出したくなる、はみだしたくなるグッズ」61種(計830名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「昭和100年」をフックにした、狂気の61種類グッズ!】

「令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり」は、2025年を「昭和100年」に見立てたレトロでエモい世界観のXシェアキャンペーンです。

昨年好評だった「ぽんまつり」の再来として、ロングセラー商品である「味ぽん」と「昭和100年」という強烈なテーマを掛け合わせることで話題を呼んでいます。

インセンティブは全61種類で、パーカーやステッカーといった王道グッズから、味ぽん愛が強すぎて使い所に困るようなネタグッズまで、とにかく種類が豊富というところで話題化を図っています。

また、公式Xをフォローし、特設サイトから欲しいグッズを選んでXでシェアするだけ応募完了できます。

【王道のUGC創出スキーム!】

このキャンペーンは、マストバイではなくUGCの増加を重視しており、売上増に繋げる戦略が見られます。

景品として用意された61種類のグッズという選択肢の多さが、ユーザーの能動的な参加意欲を引き出してて、さらに「シェアすればするほど当選確率アップ」と明言することで、1人のユーザーが複数のグッズに応募したり、日を変えて何度も投稿したりする動機付けを行っています。

これはXのアルゴリズム的にも非常に有効で、短期間に大量の関連ワード投稿を生み出し、トレンド入りを狙う王道のUGC創出スキームと言えます。

「味ぽん」というブランドを「ネタとして遊べる存在」に昇華させ、若年層を含む新たなファン層との接点を作ろうという、お祭りとなっています。

令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり
令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

【動画で解説!】令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

「ブレンディ」スティックコレクションラリーキャンペーン

「ブレンディ」スティックコレクションラリーキャンペーン

キャンペーン概要専用サイトでマイページ登録後、対象商品のバーコードをスマホで読み取ってスタンプを獲得。スタンプ数に応じてデジタルギフトに応募できるほか、全17種コンプリートで限定グッズに応募可能
インセンティブ【A賞(スタンプ12個)】giftee Box Select 10,000円分(10名)、 【B賞(スタンプ6個)】えらべるPay 5,000円分(100名)、 【C賞(スタンプ3個)】QUOカードPay 500円分(9,890名)【17オレコンプリート】「ブレンディ®」スティック BIGクッション&ブランケット(50名)、【Wチャンス】「ブレンディ®」スティック17種セット(100名)
使用SNSLINE、X、Instagram

キャンペーンのポイント

【多品種の強みを活かした設計!】

「ブレンディ」スティックコレクションラリーキャンペーンは、商品の多品種という特徴を最大限に活かしたマイレージ形式のキャンペーン。

通常のマストバイキャンペーンで多い「金額」ベースではなく、「種類」を集めることにフォーカスしている点が特徴です。普段手に取らないフレーバーへのトライアルを自然に促す設計となっており、商品の幅広さを認知させ、リピート購買に繋げています。

ユーザーは専用サイトでマイページ登録後、対象商品のバーコードをブラウザカメラで読み取ってスタンプを獲得するとキャンペーンへ応募できます。

バーコード読み取り方式を採用することで、レシートOCRよりも参加ハードルが低く設計されていて、1日2回までという取得制限を設けることで、不正防止と同時に、毎日コツコツとアクセスさせる「習慣化」を促しています。

【必要な要素が綺麗にパッケージングされている!】

さらに全種類コンプリートで応募できる「コンプリート賞」として、巨大なスティック型クッションを用意していて、SNSでの話題化を狙っています。 

また、「種類が多すぎて選べない」という課題に対しては、診断コンテンツを用意してレコメンドする導線もあり、隙がありません。

スタンプが溜まっていく様子をSNSでシェアすると当たるWチャンスも用意。購買、回遊、拡散と、デジタルプロモーションに必要な要素が綺麗にパッケージングされた、多品種ブランドのお手本のようなキャンペーンと言えるでしょう。

「ブレンディ」スティックコレクションラリーキャンペーン
「ブレンディ」スティックコレクションラリーキャンペーン

【動画で解説!】「ブレンディ」スティックコレクションラリーキャンペーン