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大手メーカーの特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

食品メーカーや家電メーカーなど、知名度や影響度の高い企業が中心となって開催した特徴的なキャンペーン事例をご紹介。SNSキャンペーンやWEBサイトを活用した販売促進から、周年記念のロイヤリティ向上施策など、話題作りに最適なアイデアや切り口を解説していきます。

伊藤園「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(TM) 観戦チケットが当たる!」キャンペーン|伊藤園

伊藤園「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(TM) 観戦チケットが当たる!」キャンペーン|伊藤園

キャンペーン概要対象商品を購入したレシートや領収書をWEBでアップロードしてポイントを貯め、希望のコースに応募するマイレージ型マストバイ
インセンティブ【1次ラウンド@東京コース】観戦ペアチケット合計100組(200名)、【決勝戦@マイアミコース】観戦ペアチケット(20組40名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【超プレミアチケットでまとめ買い誘発!】

「お〜いお茶」の2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のグローバルパートナー就任を記念した、大型のレシートマストバイキャンペーンです。

スマホでレシートを撮影しポイントを貯めて応募すると、一般販売では数十万人待ちとも言われるWBC観戦チケットが当たります。

マイレージ式で、ペットボトル飲料が1点につき1ポイントなのに対し、茶葉などのリーフ製品は1点で3ポイントが付与される設計になっています。これにより、普段は手軽なペットボトル派のユーザーに対し、単価が高く家庭での継続消費が見込めるリーフ製品へのクロスセルやアップセルを見事に促しています。

【国民的熱狂で、売上増と商品カテゴリーの転換にまで繋げる!】

24ポイントで東京ドームの1次ラウンド、48ポイントでアメリカでの決勝ラウンドのペアチケットに応募可能ですが、驚くべきは「渡航費や宿泊費は自己負担」という点です。

それでも入手困難なチケットを求めて、熱狂的なファンならまとめ買いを厭わないだろうという、ファン心理への絶対的な信頼があるのでしょう。

また、本キャンペーンに先駆けてXでの先行キャンペーンを実施して話題化を図るなど、導線設計に抜かりありません。

SNSでの拡散から、マイレージを通じた継続的な購買、そして家庭内消費の定着までを一気通貫で成立させています。

伊藤園「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(TM) 観戦チケットが当たる!」キャンペーン|伊藤園
伊藤園「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(TM) 観戦チケットが当たる!」キャンペーン|伊藤園

【動画で解説!】伊藤園「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(TM) 観戦チケットが当たる!」キャンペーン|伊藤園

あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA

あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA

キャンペーン概要釣りに関する12問の質問の回答をもとに、性格をリールに例えて診断。診断結果の画面の提示で、診断結果に応じたDAIWAオリジナルステッカーをプレゼント
インセンティブDAIWAオリジナルステッカー(8種)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【診断コンテンツでリアルイベントへ送客!】

「FISHING性格診断」は釣具メーカーのDAIWAが、大型リアルイベントであるフィッシングショーに向けて仕掛けた、オンラインとオフラインをシームレスにつなげるデジタルプロモーションです。

特設サイト内に設置されているこの「FISHING性格診断」は、自分の性格をリールに例えてくれるというもので、診断結果画面をリアルイベントのDAIWAブースで見せると、その結果に応じたオリジナルステッカーがもらえる仕組みです。

単にイベントの告知をするだけでなく、事前の診断というエンタメ体験を挟むことで ユーザーにステッカーをもらいに行こうという来店動機を作っています。

【診断結果で自己表現欲求をくすぐる!】

インセンティブのステッカーは全8種類用意されていて、「何のリールだった?」と釣り仲間同士のリアルなコミュニケーションが生み出しやすく、XやInstagramで診断結果を投稿するなどUGCを自然に狙える設計になっています。

イベントという限られた期間の熱量を最大化するために、事前の診断コンテンツでユーザーの熱を温めて、現場での体験価値を高めています。

あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA
あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA

【動画で解説!】あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|Daiwa

カレーメシ×ハイキュー!!「カレーメシvsハヤシメシ キミはどっち派?」キャンペーン |日清食品

カレーメシ×ハイキュー!!「カレーメシvsハヤシメシ キミはどっち派?」キャンペーン |日清食品

キャンペーン概要対象の「日清カレーメシ」シリーズを2食以上購入したレシートを撮影し、LINE日清食品アカウントにログインして特設サイトのフォームからアップロードすると応募完了。
インセンティブ【カレーメシを買って応募】熱々名言烏野やかん(50名)、月島蛍のキルブロックフタ止め(100名)、【ハヤシメシを買って応募】熱々名言白鳥沢学園やかん(50名)、天童覚のフタ止め(100名)
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【対決構図でクロスセル!】

人気アニメ「ハイキュー!!」と日清カレーメシがコラボしたマストバイキャンペーンです。

影山率いる「カレーメシ派」と、牛島率いる「ハヤシメシ派」という対決構図のテーマ設定により、作品の世界観を活かしながら購買意欲を高めています。

日清カレーメシの対象商品を2個購入したレシートで応募することができ、オリジナルグッズが抽選で当たります。

応募方法を「カレーメシ1食+対象商品」または「ハヤシメシ1食+対象商品」とすることで、別フレーバーのトライアルも 促していくクロスセルの仕掛けになっています。

【購入をモチベーションに変える緻密な体験設計!】

インセンティブも「熱々名言やかん」や「月島蛍のキルブロック・天童覚のゲスブロック フタ止め」と 面白い内容になっていて、日清らしいバカでインパクトのあるインセンティブで、ファン心理と実用性を見事に両立しています。

一部店舗では先着でアクリルスタンドのフタ止めがもらえる企画も実施されました。

デジタルでの話題から店頭への誘引、購買まで一気獲得できるような設計で、お手本のようなIPコラボ施策です。

カレーメシ×ハイキュー!!「カレーメシvsハヤシメシ キミはどっち派?」キャンペーン |日清食品
カレーメシ×ハイキュー!!「カレーメシvsハヤシメシ キミはどっち派?」キャンペーン |日清食品

【動画で解説!】カレーメシ×ハイキュー!!「カレーメシvsハヤシメシ キミはどっち派?」キャンペーン |日清食品

春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

キャンペーン概要対象商品に貼付された点数シールを30点分集めて台紙に貼り、お店で白い皿に交換する定番のうらで、LINE友だち追加で「ミニチュアチャーム」等が当たる抽選や、Xでのフォロー&リポストキャンペーンも実施。
インセンティブ【点数シール30点分】白いフレンチディッシュ
使用SNSLINE、X

キャンペーンのポイント

【アナログな仕組みで「パンを買う」行動を「ゲーム」に昇華させる!】

日本の春の風物詩「ヤマザキ春のパンまつり」は、アナログの強制力とデジタルの拡散力を融合させ、全世代を「パン購入」へと動かす究極かつ原点のマストバイ・キャンペーンです。

このキャンペーンの凄まじさは「絶対もらえる総付」という最強のインセンティブ設計にあり、シール集めという面倒な作業が「ポイントを貯めるゲーム」へと変わり、強烈な習慣化を生み出しています。

毎年1,000万枚以上のお皿が交換され、累計では5億9,000万枚(2025年時点)を超える、国民的行事となっています。

【アナログでファンを熱狂させ、デジタルでエンゲージメントを強化!】

例年「ロイヤルブレッド」などの食パン系が効率が良いとされ、これらを大量購入して冷凍保存する「冷凍庫パンパン勢」が発生するなど、ファンによる熱狂的な話題化が起きています。

またシール貼りの裏側では、LINE公式アカウントを活用したインスタントウィンやXキャンペーンといったデジタル施策も回されており、キャンペーンの認知拡大やファンとのエンゲージメント強化に活用されています。

アナログとデジタル双方のメリットを最大限に引き出した施策設計がポイントです。

春のパンまつり 2026 | 山崎製パン
春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

【動画で解説!】春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

キャンペーン概要対象の明治板チョコレートを購入し、レシートを撮影。キャンペーンサイトにアップロードして、希望の「時代」のコースを選択して応募。
インセンティブ【令和賞】FMラジオ付レトロスピーカー(9名)、【大正賞】懐中時計(99名)、【昭和賞】オルゴール(99名)、【平成賞】写ルンです™(99名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【歴史というブランド資産をエモーショナルに活用!】

1926年の誕生から99年、来年いよいよ100周年を迎える明治ミルクチョコレートの「時をかける」をテーマにした周年プロモーションの前夜祭的キャンペーンです。

大正、昭和、平成、令和と時代が変わっても変わらない、「やさしさ」を届けるというブランドメッセージを軸に、各時代を象徴するアイテムを賞品として提供することで、全世代にアプローチする設計になっています。

特に「平成賞」に「写ルンです」を選んだ点は、現代のトレンドである「平成レトロ」を捉えた巧みなインセンティブ設計です。

【全世代の「エモ消費」を狙った100周年前夜祭!】

また、同時期に「Melody of meiji」という企画で、FRUITS ZIPPERなど今をときめくアーティストを起用してテーマソングを歌い継ぐ動画を展開しています。

SNSでの話題化や若年層への認知拡大を確保しつつ、レシートキャンペーンへ繋げるという、隙のない「攻め」と「守り」のバランスが取れたマーケティング戦略です。

 100周年というビッグイヤーを前に、あえて99周年でこれだけコンセプトの強いキャンペーンを打つことで、来年への期待値を最大化させる「助走」としての役割も果たしているのでしょう。

時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治
時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

【動画で解説!】時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治