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「Instagram」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

ハッシュタグ投稿から、インスタントウィン、Instagram APIを活用したなど、Instagramを活用したキャンペーン事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

#拭ってエルモア祝!新CM放送記念キャンペーン

キャンペーン概要Instagramにフォロー&「エントリー」をクリック&Youtube新CM動画を視聴して、「エントリー」をクリックすると応募完了
インセンティブ「BRUNO コンパクトマルチポット」と「エルモアティシュー」を抽選で8名にプレゼント
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【新手のSNS横断キャンペーンツール!】

2023年4月頃から見るようになった、Boosterという韓国系のSNS横断キャンペーンツールを使用した事例です。複数のSNSを横断してインスタントウィンやシリアルマストバイなどができるキャンペーンとなっています。

LPをベースに、各種SNSのログイン認証を通じて、フォローしているか、何をしているかのトリガーを取得し、参加条件を満たしていたら応募完了となるようです。

【動画視聴とInstagramのフォロワー獲得を狙う】

キャンペーンは、紙製品ブランド「エルモア」で知られるカミ商事の新CM放送を記念したもの。イラストレーターTMKさんを起用した新CMの視聴を促す内容になっています。

Instagramをフォローして、YoutubeでCM動画を視聴すると応募完了となり、抽選でプレゼントがもらえます。Youtubeの利用規約に照らすとグレーにも思えますが、Youtube側でエントリーさせるわけではなく、あくまでLP側のみで完結する形にしているので問題はないと思われます。

動画の視聴と、Instagramのフォロワー獲得を狙った本キャンペーン。ユーザーからは少し煩雑に見えてしまいますが、複数のSNSを横断させたい場合には有効なスキームです。

【動画で解説!】#拭ってエルモア祝!新CM放送記念キャンペーン

キャンペーンまとめblog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/11-3/15

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

わたしの写真幸福論キャンペーン | 写真幸福論 | 富士フイルム

キャンペーン概要写真とフレーム名を入れるだけで、自分だけの幸福写真を作ることのできる「写真幸福論フレームメーカー」を提供
インセンティブなし
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【小規模な写真展を安価で作り出せるというシーンの創出!】

「写真幸福論」は富士フイルムが2023年から手掛けている、「写真展パッケージ」と「フォトメッセージカード」の2つのサービスを提供するにあたってのプロジェクト。写真撮影や写真プリントを通じて人生の幸福度を高めることを目指しています。

この「写真幸福論」のデジタルプロモーションに合わせ、プロジェクトの写真に込めた想いをさらに深める体験ができるポップアップストア「写真幸福論 一生モノのフレーム店」を代官山T-SITEで行い、それと連動した写真フレームメーカーコンテンツを提供しています。

【写真で人生の幸福度を高める画像合成キャンペーン!】

「わたしの写真幸福論キャンペーン」は、写真をアップすると名前入りで写真幸福論フレームを付けてくれる写真合成キャンペーンです。合成された画像はInstagramでタグ付け投稿ができるようになっており、UGC創生に一役買っています。

イベントと連動して事前にInstagramに投稿された写真を厳選した書籍も販売していたようです。投稿キャンペーン期間とイベント期間が重なっていたため、書籍化はかなりタイトなスケジュールだったと思われますが、自社製品ならではの強みが出ています。

【動画で解説!】わたしの写真幸福論キャンペーン | 写真幸福論 | 富士フイルム

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン
キャンペーン概要テーマ「さくら」「グルメ」に合った
千代田区の写真や動画を撮影し、Instagramでシェアすると豪華賞品をプレゼント。
インセンティブ「さくら」計5名
【日比谷松本楼】食事券16,000円分/1名
シンボルロゴキャンペーン参加店商品/4名
「グルメ」計5名
【ザ・キャピトルホテル 東急】ペアランチ券16,000円相当/1名
シンボルロゴキャンペーン参加店商品/4名
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【観光×Instagram写真投稿キャンペーン!】

観光・地域活性に写真コンテンツにInstagramを活用するのは王道になりつつありますが、どのように写真投稿のハードルを下げるか、ターゲットや被写体をフォーカスするのか、など様々なポイントがあります。

今回のキャンペーンは「千代田のさくらまつり」の開催にあわせ、さくら部門とグルメ部門の2テーマに分け、「#いいとこ千代田 」をつけてInstagramに写真を投稿するというもの。元々投稿数の多いテーマのため撮影してくれる人も多く、たくさんの投稿が集まっています。

【イベントでもデジタルを活用!】

特設サイト内では、デジタルマップ「さくらまつり 早わかりマップ」を公開。イベント会場や店頭などでは、シンボルロゴポスターやステッカーを掲示する各参加店舗の情報を発信する「シンボルロゴキャンペーン」の実施や、混雑緩和のためAIカメラを用いたリアルタイムでの混雑状況発信など、イベントでもデジタルを活用した工夫が随所に盛り込まれています。

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

【動画で解説!】こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

今日のやめどき、だいやめどき|濵田酒造

今日のやめどき、だいやめどき|濵田酒造
キャンペーン概要5つのテーマにXやInstagramで投稿すると抽選でオリジナルグッズなどが当たる
インセンティブ5thオリジナルラベルだいやめ(900ml)1本+オリジナルだいやめエコタンブラー1個 合計45様
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【仕事の後の癒しは芋焼酎!】

だいやめとは、『晩酌して疲れを癒す』という意味を表す鹿児島の方言で、晩酌しながら1日を無事に過ごせたことに感謝し、リフレッシュして明日を迎える伝統的な食習慣だそうです。プロモーションキャッチにある「今日のやめどき」というのは、仕事を終えて晩酌をしようという意味なのでしょう。

本プロモーションでは、5つのテーマをXやInstagramにハッシュタグ投稿するとオリジナルラベルだいやめやエコタンブラーが抽選で当たります。

【芋焼酎のアレンジがたくさん!】

現在は第2弾で「#私の飲み方でだいやめどき」「#美味しいだいやめどき」「#推しとだいやめどき」での投稿を募集しています。第1弾の「グルメ」や「楽しく」といったテーマと被ってるように見えますが、それぞれの解釈で沢山の種類を投稿してほしいということでしょう。

また各テーマに丁寧な説明や事例を用意。テーマごと、かつ月替りでインフルエンサーの方の投稿事例があるなど参加しやすくなっています。認知拡大も狙え、飲み方レシピを提供することによるリピート施策にもなっています。

今日のやめどき、だいやめどき|濵田酒造
今日のやめどき、だいやめどき|濵田酒造

【動画で解説!】今日のやめどき、だいやめどき|濵田酒造

CREAM SODA IN YAKAGE クリームソーダIN矢掛

CREAM SODA IN YAKAGE クリームソーダIN矢掛

CREAM SODA IN YAKAGE クリームソーダIN矢掛
キャンペーン概要オリジナルクリームソーダのプラチナマップによるデジタルスタンプラリーを行う
インセンティブ参加店にてクリームソーダを1杯注文するとステッカー1枚プレゼントデジタルスタンプ2つ+SNS投稿でクリアファイルプレゼント
使用SNSInstagram、X、Facebook

キャンペーンのポイント

【昭和レトロを感じるデジタルスタンプラリー!】

昨年、矢掛町内の各店舗でオリジナルのクリームソーダを開発し、18店舗で展開する「クリームソーダIN矢掛」が実施され大反響を呼びました。今年はかなりクリエイティブにも力を入れデジタルプロモーションも追加してパワーアップしています。

2020年以降の昭和レトロブームでクリームソーダは一時爆発的なブームを迎え、旅する喫茶に代表するクリームソーダカフェができては消えていった印象ですが、未だ根強い人気で岡山県矢掛町のブランドを向上させるきっかけとなっているのでしょう。

江戸時代、何百人もの大名行列に街全体で宿を提供していた歴史ある宿場町・矢掛はレトロな町並みで、そこにレトロポップ感を演出するためのクリームソーダ飲み比べを軸としています。

【可愛いステッカーをゲット!】

現場では各店で対象のクリームソーダを1品注文するとオリジナルステッカーが1枚もらえます。また、プラチナマップによるデジタルスタンプラリーを行っていて、参加店舗の2店舗分のスタンプと、Instagram、X、Facebookのいずれかの写真投稿を矢掛ビジターセンター問屋で提示するとクリアファイルがもらえます。

Facebookが参加条件になっているのが珍しいポイント。Facebookは誰が投稿したか収集できないというところで問題になりますが、今キャンペーンでは投稿画面を矢掛ビジターセンター問屋に行き見せるというアナログな方法で解決しています。

キャンペーンはほぼアナログですがサイトにも力を入れて、新しい取り組みを観てもらうという形で話題化と興味喚起を行っています。

CREAM SODA IN YAKAGE クリームソーダIN矢掛
CREAM SODA IN YAKAGE クリームソーダIN矢掛

【動画で解説!】CREAM SODA IN YAKAGE クリームソーダIN矢掛