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「Instagram」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 2ページめ

ハッシュタグ投稿から、インスタントウィン、Instagram APIを活用したなど、Instagramを活用したキャンペーン事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

チーズデザートたべちゃおキャンペーン|六甲バター株式会社

チーズデザートたべちゃおキャンペーン|六甲バター株式会社
キャンペーン概要チーズデザート6Pシリーズを購入しレシートを送ると応募完了。Instagramでキーワードを探し、それを入力すると当選確率が2倍になる
インセンティブAコース Q・B・Bチーズデザート6P 8種類詰合せ 抽選で100名様Bコース Nappyオリジナルイラスト入りグッズ 抽選で30名様Wチャンス賞 えらべるPay500円相当 抽選で200名様
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【ブランド強化を狙う複合型キャンペーン!】

Q・B・Bの人気商品「チーズデザート6Pシリーズ」を買って応募すると、抽選でQ・B・B詰め合わせセットや、人気イラストレーターNappyとのコラボグッズが当たるキャンペーンです。

レシートを撮影してフォームからアップロードする応募スタイルで、スマホひとつで完結できる気軽さがポイント。

Nappyの描き下ろしグッズがほしいというファンはもちろん、ハズレても「えらべるPay」が当たるWチャンスもあり、Nappyファン以外でも参加できる仕様になっています。現金配り的な見え方を抑えつつ、対象を広く取りたいときにおすすめのやり方です。

さらに公式Instagramの投稿に記載されたキーワードを入れると、当選確率が2倍になるという工夫もされています。フォローさせるのでもなく、キャンペーン投稿に隠されているキーワードを探しに行くのはあまりなかった形です。収集の必要がなく、そこに費用をかけずにInstagramに飛んでもらい、投稿内容を見てもらう回遊施策になっています。

【インスタントアンロックでインスタントウィン!】

Xでは好きな味に投票する総選挙キャンペーンを行っていて、カンバセーションボタンを活用しています。

チーズデザートシリーズは8種類あるにも関わらず、カンバセーションボタンだと4種しか出せないのは悔やまれます。カンバセーションボタンを押したあとのインスタントアンロックに当落のURLが埋め込まれていて、そこからログイン認証後インスタントウィンとして当落がわかる仕組みになっています。

もし8種類から選ばせる場合は、最初からURLを踏ませてカスタムストーリーとしてXアプリ内ブラウザを活用し、カンバセーションボタン風ページを作り、8種類のボタンを作るのが良さそうです。

チーズなのにスイーツ、しかも冷蔵庫に常備できるという利便性もあり、「今日のおやつ、Q・B・Bにしよう」と思わせてくれる、ブランドのスイーツポジションを強化するキャンペーンになっています。

チーズデザートたべちゃおキャンペーン|六甲バター株式会社
チーズデザートたべちゃおキャンペーン|六甲バター株式会社

【動画で解説!】チーズデザートたべちゃおキャンペーン|六甲バター株式会社

コレ、ラコレ?プレゼントキャンペーン|LAKOLE

コレ、ラコレ?プレゼントキャンペーン|LAKOLE
キャンペーン概要LAKOLEのアイテムを探すゲームを行い、すべてのアイテムを集めた後、InstagramまたはXでキャンペーン情報をシェアして応募完了となるキャンペーン
インセンティブラコレの商品3点セット 抽選で総勢50名様
使用SNSinstagram、X

キャンペーンのポイント

【アイテム探しゲーム!】

株式会社アダストリアが展開する、ライフスタイルブランドLAKOLEが開催しているゲーム形式のキャンペーンである「コレ、ラコレ?プレゼントキャンペーン」。

部屋の中に隠されたLAKOLEのアイテムを探し、カーソルを移動して約1.5秒間待つとゲージが溜まり、タップしてアイテムを取得するというゲームで、キャンペーンサイトにアクセスするとプレイすることができます。

すべてのアイテムを集めた後、InstagramまたはXでキャンペーン情報をシェアするとキャンペーンに応募が完了します。

【商品紹介をゲームで行う!】

ゲームコンテンツはゲームの難易度や仕掛けの工夫で、一度だけではなく何度も挑戦する仕組みにすることにより、ブランドとの接触回数を増やせます。

また、商品の特長やブランドメッセージをゲーム内に自然に組み込むことで、楽しみながら商品やブランドへの理解や好感を高めることも可能です。

本企画では、LAKOLEが取り扱う商品ラインナップをゲームの中で自然な形で紹介し、実用性やデザインの良さ、生活に馴染むという特徴をゲームコンテンツを活用して上手く伝えています。

コレ、ラコレ?プレゼントキャンペーン|LAKOLE
コレ、ラコレ?プレゼントキャンペーン|LAKOLE

【動画で解説!】コレ、ラコレ?プレゼントキャンペーン|LAKOLE

3/8は国際女性デー!働く私に、女性たちに、おつかれさまを伝えよう!|株式会社キャリアデザインセンター

3/8は国際女性デー!働く私に、女性たちに、おつかれさまを伝えよう!|株式会社キャリアデザインセンター
キャンペーン概要お好きなメッセージカードを選択し、XまたはInstagramに投稿すると抽選でプレゼントが当たる
インセンティブ目元エステ 1名レトロマグ 5名ミニタオル 10名Amazonギフト券500円分 84名
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【国際女性デーを盛り上げる!】

1977年に国連が正式に制定した、3月8日の「国際女性デー」を記念して、「女の転職type」が、日々頑張る自分や周りの女性たちにエールを送り、ねぎらい、励まし合うことを目的とした「働く私に、女性たちに、おつかれさまを伝えよう!」キャンペーンを実施しました。

「国際女性デー」は、ジェンダー平等や女性の権利向上を目指す日で、イタリアではミモザの花を贈ったり、ロシアでは祝日で、男性が女性に花やプレゼントを贈る習慣があります。海外ではメジャーなものですが、日本での認知はまだまだということで、それを伝えるというところもあるのでしょう。

さらに「自分の意志をしっかり持ち、誰に対しても媚びない」キャラクターのミイを置くことによって、働く女性を後押ししています。

【メッセージカードで頑張る女性たちにエールを!】

キャンペーンはXまたはInstagramアカウントをフォローし、お好みのメッセージカードを選び「#働く女性おつかれさまキャンペーン2025」を付けて投稿するというもの。

カードは6種類準備されていて、日々を頑張る自分に、働く女性たちに、メッセージを送れます。また、それぞれのメッセージカードをタップすると、OGPがついた投稿が立ち上がります。

Instagramは画像保存して投稿する形で少し手間がかかりますが、たくさんの人が投稿しています。ただ、6種で同じような画像が並ぶ形になってしまうため、メッセージ入力ができたり画像生成があるともっと楽しそうです。

2025年は「国際女性デー」制定50周年で、様々なイベントも行われているので、盛り上がりが期待できるというところも重要です。

3/8は国際女性デー!働く私に、女性たちに、おつかれさまを伝えよう!|株式会社キャリアデザインセンター
3/8は国際女性デー!働く私に、女性たちに、おつかれさまを伝えよう!|株式会社キャリアデザインセンター

【動画で解説!】3/8は国際女性デー!働く私に、女性たちに、おつかれさまを伝えよう!|株式会社キャリアデザインセンター

みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社

みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社
キャンペーン概要オリジナルのイラストを読み込ませるとイラストが動き出しスタンプになるコンテンツ
インセンティブQoo1本無料チケットが毎週200名に当たる
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【創造力を応援するキャンペーン!】

コカ・コーラ社のQoo(クー)ブランドが主催する、子どもたちが描いたオリジナルの「らクーがき」をサイト内に読み込ませると動くスタンプになるという、子どもたちの創造力を応援するキャンペーンです。ボトル裏にあるカオナシのクーに顔を描いたものを読み込ませるパターンと、紙にクーを書いてそれを取り込むパターンの2通りがあります。

スタンプにする以外にも、「らクーがき」した写真をInstagramに投稿するUGCキャンペーンも行っています。インセンティブが毎週200名に当たるため、毎週飲んで応募しようというリピート施策にもなっています。

【子どもの「らクーがき」が動く!】

出来上がったスタンプはアニメーションGIFになっており、ダウンロードしてLINEなどで使うことが可能なので、動くスタンプが出来上がるという流れです。

最優秀作品はQoo製品のパッケージデザインとして採用され、その他にもオリジナルグッズや記念品が贈られます。

子どもたちの自由な発想や創造力を形にする素晴らしい機会となっており、同じジュースを買い与えるにしても、こういった工作的要因があると飲ませてあげたくなります。

みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社
みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社

【動画で解説!】みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社

新潟県vs長野県 お国自慢 インスタグラム投稿キャンペーン

新潟県vs長野県 お国自慢 インスタグラム投稿キャンペーン
キャンペーン概要新潟県・長野県のInstagramを両方フォローし、各部門に応じた写真を投稿してもらう対決型観光系キャンペーン
インセンティブ優秀作品には各県の特産品をプレゼント最優秀作品には両県の特産品をプレゼント投票者には抽選で20名様に「Amazonギフトカード500円(Eメールタイプ)」をプレゼント
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【対決型観光キャンペーン!】

東京都内のアンテナショップが隣同士の新潟県と長野県が、「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」のオープンと、「銀座NAGANO」のリニューアルオープンを記念して、インパクトのあるメインビジュアルとともにお国自慢インスタグラム投稿キャンペーンを実施しました。

観光プロモーションにありがちな推し写真を投稿する内容ですが、投票を行うことにより、存在しなかったはずの遺恨を作り上げ、シングルマッチにして戦わせるという、プロレス構造を取り入れています。

新潟県・長野県のアンテナショップのInstagram公式アカウントを両方フォローして、指定のハッシュタグをつけて投稿すると応募完了。「自然絶景」「観光スポット」「グルメ」「お酒」部門が用意されていて、四大シングルマッチで争うようです。

さらに各部門の優秀作品で決戦投票を実施し、最優秀作品を決定します。リーグ戦を勝ち進むコンテスト形式にしており、写真やコメントのクオリティも大事にしています。

【地元愛や競争心を刺激する!】

対決方式を採用することで、地元に対する誇りや愛着が高まり、自分の県を応援したくなります。同時に、相手に勝ちたいという高ぶりにより、県外の人に自県の魅力をアピールする流れも作れています。

そもそも絶景やグルメ投稿はエンゲージメントが取れるものですが、「新潟の日本酒 vs 長野のワイン」「新潟の海鮮 vs 長野の山の幸」といった比較がされることで、観光情報の流通が活発になるというメリットがあります。

実際にはどちらかが勝つことが目的ではなく、 両県の観光・グルメの魅力を最大限に引き出し、多くの人に知ってもらうこと。そこに「対決」という要素を使うことで ユーザーの地元愛や競争心を刺激し、投稿数を増やせています。

新潟県vs長野県 お国自慢 インスタグラム投稿キャンペーン
新潟県vs長野県 お国自慢 インスタグラム投稿キャンペーン

【動画で解説!】新潟県vs長野県 お国自慢 インスタグラム投稿キャンペーン