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特徴的な写真投稿キャンペーン【最新事例まとめ】 2ページめ

商品訴求や観光促進などにつながる写真投稿キャンペーンの事例をご紹介。InstagramのストーリーズやXなどSNSの拡散施策を絡めたプロモーションや、ARなどを用いた特徴的なプロモーションを成功要因と共に解説していきます。

アラウ.ベビー 泡全身ソープ オリジナルボトルブレゼントキャンペーン | サラヤ株式会社

アラウ.ベビー 泡全身ソープ オリジナルボトルブレゼントキャンペーン | サラヤ株式会社
キャンペーン概要専用フォームから入力すると耐水ラベルを使用した「赤ちゃんの写真入り泡全身ソープボトル」が当たるキャンペーン
インセンティブお子さまの写真入りソープボトル2本 詰替用泡ソープ800mL 抽選で100名様
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【写真入りボトルで家族の絆を深める!】

赤ちゃんの成長の思い出をバスタイムに刻むことができる、写真入りオリジナルボトルが当たる応募キャンペーン。

対象は0歳〜小学生の子どもを持つ家庭で、当選者100名に、子どもの写真が入った世界にひとつだけのアラウ.ベビー泡全身ソープオリジナルボトル(中身は空)2本と、詰替用泡ソープ800mLが届きます。

SNSなどでのシェアを求めるのではなく、当選者のみ写真をアップロードすることで参加する喜びを得られるタイプの施策です。もちろん発話につなげるSNSでのUGCは欲しいですが、子どもの写真を公開させるのは倫理的に難しいところです。

【ブランドイメージ強化!】

商品に愛着を感じる体験を通じて、ブランドへの好感やリピート意欲を高める構成になっています。

ラベルは耐水仕様で実際に使用でき、ベビーソープを思い出として残すという価値提案が新しく、バスタイムを特別にする「共感型のブランド体験」を意識したプロモーションです。

使い終わったボトルも捨てることはないですし、数年経って「あの頃、アラウ使ってたな」と思い出し、「そういえばアラウは子ども向けだけじゃないのか」と想起させて、ブランド全体を盛り上げること間違いなしです。

赤ちゃんの成長と家族の絆を大切にするブランドのイメージを強化することで、長期的なファンを増やすことができるでしょう。

アラウ.ベビー 泡全身ソープ オリジナルボトルブレゼントキャンペーン | サラヤ株式会社
アラウ.ベビー 泡全身ソープ オリジナルボトルブレゼントキャンペーン | サラヤ株式会社

【動画で解説!】アラウ.ベビー 泡全身ソープ オリジナルボトルブレゼントキャンペーン | サラヤ株式会社

#シェアブリーズ|株式会社ファイントゥデイ

#シェアブリーズ|株式会社ファイントゥデイ
キャンペーン概要友達やクラス、部活の仲間と一緒にシーブリーズを“シェア”している様子をInstagramに投稿すると文化祭イベントへの参加権利が当たる
インセンティブ「#シェアブリーズ 文化祭イベント」への参加権利 150組300名様
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【イベントがインセンティブ!】

シーブリーズをみんなでシェアして青春しようというメッセージが詰まった、SNS連動企画「#シェアブリーズキャンペーン」が公開されました。

舞台は春から夏にかけて、部活や放課後、体育祭や文化祭など、一緒に過ごす時間が最も濃くなる季節。そんな特別な日常の中で、シーブリーズをみんなでシェアしている写真をInstagramに投稿すると、抽選で150組300名が「#シェアブリーズ文化祭イベント」に招待されるという内容です。

応募は簡単で、シーブリーズの公式Instagramをフォローして「#シェアブリーズ」「#キャンペーン」のハッシュタグをつけて写真を投稿するのみ。ストーリーズ投稿の場合は公式アカウントのメンションも必要です。

友達とのツーショットや、部室での何気ない一枚、体育祭のあとに汗を拭ってシューッとする姿、そのすべてが応募対象になるので、自分らしい青春の風景をそのまま切り取って投稿できる自由さがありますが、その自由さがハードルを上げてしまっている感じもします。

【爽やか体験を“青春の証拠”に変えるUGC戦略!】

文化祭イベントでは、SNSで人気の佐野先生や芽育ちゃんが登場予定とのことで、推しとリアルで会えるかもという期待感もあり、Z世代の参加意欲を高めています。

本企画では、シーブリーズを通して「誰かと一緒にいる時間=青春の一コマ」を感じられる設計が秀逸です。シーブリーズの「爽やかで、いつもそばにある存在」というブランドイメージが、投稿というアクションを通じて体験として定着していきます。

夏の香りとともに、誰かと共有した記憶がシーブリーズとリンクする。そんな香りの記憶を青春と結びつける、王道かつ新しい参加型プロモーションで、シーブリーズ=ひとりで使うものではなく、「青春をシェアする象徴」であるというポジションを強化しています。

#シェアブリーズ|株式会社ファイントゥデイ
#シェアブリーズ|株式会社ファイントゥデイ

【動画で解説!】#シェアブリーズ|株式会社ファイントゥデイ

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社
キャンペーン概要やってみたかったフルーチェを作り、ハッシュタグをつけてXに投稿すると商品が当たるキャンペーン
インセンティブアデリアレトログラスセットしなこサイン入りチェキ+フルーチェ<イチゴ>
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【インフルエンサー活用でUGCを創出!】

様々な分野で活躍するインフルエンサーが、それぞれ「やってみたかったフルーチェ」を作り、Youtubeショートで公開しているインフルエンサー活用型キャンペーン。

インフルエンサーの得意分野やフォロワー層に合わせて、異なるターゲットに訴求しています。

例えば、しなこさんは若年層、双松桃子さんは料理好きな女性や主婦層、ゆうひなたチャンネルはファミリー層、syun cookingチャンネルは料理初心者や子どもと料理を楽しみたい層に向けて情報を発信できるわけです。

インフルエンサー活用は、広告だけではリーチしにくい層にも自然な形でアプローチが可能です。ファンと日常的に交流しているため、親近感や共感を通じて製品への好感度が高まり、リアルな感想が消費者の信頼を生み、購買行動につながりやすくなります。

【思わず作りたくなる!】

本キャンペーンは、自身の「やってみたかったフルーチェ」を作成し、その写真をXに「#やってみたかったフルーチェキャンペーン」を付けて投稿すると、抽選で賞品が当たるというもの。

同時に、ハウス食品公式Xアカウントをフォローし、対象の投稿をリポストすることで、フルーチェ7点セットが当たる、フォロー&リポストキャンペーンも開催。さらに拡散を目指しています。

インフルエンサーが「試している様子」を投稿することで、消費者の「試したい」「買いたい」という欲求を刺激しつつ、フォロワーがインフルエンサーを真似てUGCが生まれる流れを作ってます。

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社
やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

【動画で解説!】やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所

夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所
キャンペーン概要子どもたちが描く夢のおうちを描いてもらいLINEで送るコンテスト形式の画像投稿キャンペーン
インセンティブぬりえ部門:上位15名に2,000円図書カードお絵描き部門:金賞 10,000円図書カード×1名 ほか
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【LINEで応募可能なコンテスト!】

「夢のおうちアートコンテスト2025」は、アイフルホームが主催する、子どもたちが「こんなおうちに住んでみたい」「こんな家があればすてきだな!」と想像する、夢のおうちのアート作品を募集するコンテストです。

家族が安全で楽しく過ごせるようサポートする自立型ロボットとしてデザインされ、子どもや子育て中の保護者を優しく見守る存在として、アイフルホームが創業40周年を迎えた2024年に誕生したオリジナルキャラクター「きっずなー」とともに進行します。

0歳~3歳以下で専用のぬりえ用紙に色を塗る「ぬりえ部門」と、4歳~小学生以下で専用用紙または白い紙に自由に描く「おえかき部門」に分かれています。

作品は写真に撮ってLINEで応募と、LINEの友達追加も促せる内容です。

【こどもから家族へブランド認知!】

それぞれの部門の受賞作品には図書カードなどがプレゼントされるほか、参加者全員に「きっずなーのワクワクぼうけんちょう」というプレイブックがプレゼントされます。

参加者全員に郵送するのはなかなか大変ですが、チラシ配送的な考え方で、ここがお客様との接点ポイントになるのかと思います。ある程度年齢がわかった子どもがいる家族と接点を作れると考えると、魅力的なのでしょう。

また、子どもたちの創造力や自主性を育むとともに、こどもから家族にブランド認知をさせる流れを作っています。こどもたちの作品は次世代のキッズデザイン商品の開発にも活かされています。

夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所
夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所

【動画で解説!】夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所

はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション

はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション
キャンペーン概要指定されたPDFに塗り絵をして写真に取りハッシュタグをつけてXまたはInstagramに投稿すると応募完了
インセンティブ#おいしそうde賞:25名様おいなりさん+味しみきざみあげ+オリジナルいなり寿司クッション+当社マスコットキャラクター「コン太」オリジナルまな板#アートde賞:25名様おいなりさん+味しみきざみあげ+当社マスコットキャラクター「コン太」オリジナルぬいぐるみ+当社マスコットキャラクター「コン太」オリジナルまな板
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【恵方巻きの次はいなり寿司!】

2025年2月11日の「初午いなりの日」を記念したキャンペーン。

「初午の日」は、711年(和銅4年)2月の最初の午の日に、京都の伏見稲荷大社に稲荷大神が降臨したとされることに由来していて、日本の伝統的な行事の一つとなり、2月最初の午の日に祝われるものです。

この日は、稲荷神社の祭りの日であり、商売繁盛・五穀豊穣を願う行事として「初午祭」が行われるようになり、全国各地の稲荷神社でお祭りが行われています。

稲荷神社の「稲荷(いなり)」は「稲がなる(実る)」からきており、稲荷神社のお供え物として、いなり寿司や油揚げが使われるようになったといわれています。

そこで、初午いなりの日にいなり寿司を食べる習慣を作ろうというのが、みすずコーポレーションの思惑です。

【グッズが当たるSNSコンテスト!】

キャンペーンはぬりえコンテストで、同社のキャラクター「コン太」のぬりえPDFをダウンロードし、色を塗って写真を取り、指定のハッシュタグを付けてSNSに投稿することで応募完了となるもの。

いなり寿司を食べるシーンを作りつつ、「コン太」というキャラクターを売り込みながら、子どもと一緒にぬりえを楽しもうという流れを作っています。

いなり寿司を子どもと一緒に作ったり、子どもと一緒に遊んだりすることで、家族での年間イベントとして恵方巻のように、いなり寿司を食べる日を定着させたいというマーケティング戦略です。

はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション
はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション

【動画で解説!】はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション