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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

みんなのポッキーフェス!2016 |ポッキー|グリコ

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http://cp.pocky.jp/photo/

キャンペーン概要と特徴

グリコによるX(Twitter)フォロー&RTおよび写真投稿キャンペーン。11月11日のポッキー&プリッツの日を記念して、X(Twitter)を用いたフォロー&RTキャンペーンや、X(Twitter)/Instagramを利用した写真投稿キャンペーンが展開されている。ハッシュタグは #ポッキーフォト
ユーザー目線の運用が特徴。投稿された写真は、「ふたりで」「みんなで一緒に」等のテーマごとに並び替えることができるほか、抽選の当選者への商品受け渡しがセブンイレブンで行われるなど、ユーザー目線の運用がされている。

制作的大変そうなところ

毎年恒例ポッキー&プリッツの日。続けるというのはすごいことで、
インセンティブで釣らなくても十分な参加者を狙えている。
また、ターゲットを狙ったデザインもバッチリはまっている。

スマートフォンでの特徴

フォルダによる振り分け
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プッチン国民投票!あなたはどっち派?|グリコ

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http://web.pucchin.jp/k-touhyou/

キャンペーン概要と特徴

グリコによるX(Twitter)キャンペーン。同社製品のプッチンプリンについて、「プッチンする」「プッチンしない」の2つのどちらかを選択し、ハッシュタグを付けた上でツイートすることで応募が完了する。抽選で毎日20名にクオカードが当たる。
ひと目でキャンペーンの概要を掴むことのできるビジュアルが特徴。縦に2分割した画面や色などが効果的に配置されている。投票のスキーム自体は典型的なX(Twitter)ハッシュタグキャンペーン。特にアプリ認証等もなく、参加のハードルは低い。

制作的大変そうなところ

バトルもの。かなりエンタメに寄せ、インセンティブも自腹など参加者をノセる作りになっている。
帯がラスタカラーなのが気になる。
X(Twitter)ベースにKUFUしたキャンペーンが最近多い

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
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Ringling Bros. – The Circus Wants The Circus Back

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https://www.ringling.com/TakeBackTheCircus/

キャンペーン概要と特徴

米国の著名なサーカス・Ringling Bros.によるハッシュタグキャンペーン。ハッシュタグ#TakeBackTheCircusにて、アメリカ大統領選挙を題材にしたパロディGIF画像をSNSにシェアするキャンペーンを実施している。メールアドレスを登録すると、割引クーポンが貰える。
大喜利GIF画像をSNSにシェアという発想が特徴的。SnapchatやVineといったインスタントな動画や画像がシェアされやすいという事実を的確に捉えたキャンペーンになっている。

制作的大変そうなところ

とはいえ、直接X(Twitter)・FB上で動画が再生されるわけでもなくサイトに遷移しないと見られない。
もう少し埋め込み型のURLを先に用意する等、更によくするやり方はありそう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
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50 years | The North Face

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https://www.thenorthface.com/about-us/50-years.html

キャンペーン概要と特徴

The North Faceによる動画キャンペーン。同社の設立50周年を記念し、動画コンテンツの配信や、50年の軌跡の紹介、イベントの告知等を行っている。ハッシュタグは、”#QuestionMadness”。
シンプルながらも洗練されたタイル状のコンテンツ配置が特徴。特に、50年の軌跡を振り返るセクションは、時系列表現に特徴が見られ、PCでは左右方向へのスクロール、SPでは画面を90度回転させた上で横幅を広く使ったデザインを採用している。

制作的大変そうなところ

デザインが洗練されており、記事を探す・検索する利便性よりも見た目のスタイリッシュさを優先している(特に年表)。
反面、使いやすいかどうかはともかく、このページにたどり着くのは既にブランドのファンという前提なので
キャンペーンサイトというよりはブランディングの更なる向上のためのものとしては正しいコンセプトのレイアウトと思われる。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
www_thenorthface_com_about-us_50-years_html_sp

Michael Kors Access

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http://access.michaelkors.com/en/

キャンペーン概要と特徴

Michael Korsによるハッシュタグ画像投稿キャンペーン。同社新製品のスマートウォッチやアクティビティトラッカーについて紹介をしている。X(Twitter)やInstagramでハッシュタグ #AccessItAll を付与して投稿すると、一部がキャンペーンサイト上でフィーチャーされる。
現代のキャンペーンサイトとして必要な要素が一通り詰まっている点が特徴。パララックス・YouTube・SNSを通じた画像投稿といった要素が、過不足なく洗練された状態で掲載されている。

制作的大変そうなところ

Apple路線のよくあるレイアウトに動画を取り入れたもの。
パララックス効果は殆どなく写真・動画で勝負している。
ただ動画(YouTube)をかけ流しにしているのでページは非常に重い。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
access_michaelkors_com_en_sp