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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 65ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

M&S Christmas Advert


http://www.marksandspencer.com/c/christmas/christmas-tv-advert

キャンペーン概要と特徴

マークス&スペンサーによる動画キャンペーン。女性のサンタさんが活躍するという内容の動画がTV/WEBで展開されているほか、クリスマス向けのギフトオファーへのリンクが示されている。ハッシュタグは「#LoveMrsClaus」。
伝統とダイバーシティを意識したストーリーが特徴。サンタクロースは男性だという固定観念への問題提起を、小売事業者の立場から行っている。TVCMも放映されているとのこと。

制作的大変そうなところ

ニュース記事かな?と思わせるレイアウトは日本ではあまり見られないような気がする。技術的には難しいことは無いが外部リンクへの細かい配慮は参考になる。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

WWF's Endangered Emoji


http://endangeredemoji.com/

キャンペーン概要と特徴

世界自然保護基金(WWF)によるX(Twitter)・ハッシュタグキャンペーン。Emoji(絵文字)に含まれる17の絶滅危惧種の動物についての紹介のほか、同団体の指定ツイートのRTを行うと、10ユーロまたは10ポンドの寄付を行うことができる。
絵文字によるコミュニケーションが特徴。自然保護という固いテーマを扱う組織にとって、若年層にリーチするためのツールとして機能している。寄付という形のため、商業的な要素は薄い。

制作的大変そうなところ

WWF=公益信託なので清潔感が大事、ギラついてる感じは当然無い。SNS周りの連携はシンプルでわかりやすい。
民間のキャンペーンサイト・ブランディングサイトだとクライアントとユーザー共に手抜きに見えてしまうのかもしれないが、1番求められて目的にフィットしているものはこういうことなので考えさせられるところがある。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

John Lewis Christmas Advert 2016 – #BusterTheBoxer

キャンペーン概要と特徴

イギリスの百貨店チェーン「ジョン・ルイス」による動画・ハッシュタグキャンペーン。動画に登場する犬のBusterに関するグッズや、VR動画、Snapchatフィルタなどを、クリスマスキャンペーンとして展開している。
動画のクオリティと多様なO2O施策が特徴。オンライン上では、ユーモアのある動画をハッシュタグとともに展開しつつ、実店舗ではVR体験やSnapchatフィルタを提供するなど、汎用性・実現性の高いキャンペーンになっている。

制作的大変そうなところ

デザインが超オシャレでパララックス効果で飛び出る動物が楽しい。
英語圏のランディングページは本当に品があるのだが、訴求効果はイマイチ日本人にはわかりづらい。

スマートフォンでの特徴

フォルダによる振り分け

The Lidl Social Price Drop – Lidl UK

www_lidl_co_uk_en_17953_htm
http://www.lidl.co.uk/en/17953.htm

キャンペーン概要と特徴

ECサイトを展開するLidlによるX(Twitter)キャンペーン。クリスマスまでの期間中、同社で販売されている製品について、ツイートが増えれば増えるほど、価格が下がるキャンペーンを実施している。ハッシュタグは「#LidlSurprises」
SNSファーストで設計されている点が特徴。キャンペーンサイト自体は動画1つと概要が記載される程度の簡素なものだが、同社公式X(Twitter)アカウントでは、動画用のカードを用いるなど、シェアされるための工夫が凝らされている。

制作的大変そうなところ

SNS(X(Twitter))シェアの利便性の徹底はお見事、あと英語はWebフォントが豊富でいいなぁという印象。

スマートフォンでの特徴

SPファースト
www_lidl_co_uk_en_17953_htm_sp

Tested Tough in the Pacific Northwest | Columbia Sportswear

columbia_com_testedtough_html
http://columbia.com/testedtough.html

キャンペーン概要と特徴

Columbiaによる写真投稿キャンペーン。同社製品のタフネスをアピールするため、過酷な環境においてテストが行われている様子が掲載されている。写真は、キャンペーンサイト上のアップローダのほか、Instagram、Facebook、YouTubeのアカウントと連携して投稿することができる。ハッシュタグは「#TESTEDTOUGH」
自社コンテンツと、SNSで集められたコンテンツ(UGC)のバランス感が特徴。製品としてタフネスをテストしていること、それがユーザーに広く利用されていることが、嫌味なく伝わっている。

制作的大変そうなところ

視覚的なインパクトとColumbiaユーザー同士の連携感が見えやすくなってる、SNS上でキャンペーンを走らせてサイトに統合するタイプの好例と思われる。
ただ結構サイトの運営というか投稿写真管理の手間は大変そう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
columbia_com_testedtough_html_sp