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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 62ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

#WeAllCan | American Eagle Outfitters

キャンペーン概要と特徴

「American Eagle」によるハッシュタグ・動画キャンペーン。キャンペーンサイト上には、若くして活躍するクリエイターやDJに関する動画リンクが掲載されている。ユーザーは、ハッシュタグ「#WeAllCan」のもと、「できること」をテーマにした動画を、YouTubeまたはFacebookにアップロードしていく。
ストーリー性のある一連の動画のクオリティが特徴。様々なシーンで活躍する若者が、元気を与えてくれるようなコメントを収録している。キャンペーンサイトは画像のみで構成されており、若干チープな印象なのは残念。

制作的大変そうなところ

キャンペーン動画は英語圏じゃない人にも伝わるくらいわかりやすいのに、なぜサイトに動画埋め込みをしないで「サムネイルのスクリーンショット」にしたのかが不明。
今どきYouTubeのEmbedに対応していないブラウザもなければ大した通信容量にもならないが。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

Inspired by #ThisBody | Lane Bryant

キャンペーン概要と特徴

米国の大きめサイズ専門店「Lane Bryant」によるキャンペーン。ハッシュタグ「#ThisBody」をテーマに、アーティストやダンサーが、身体的特徴を自分らしさとして楽しむ様子と、そのファッションという価値観を提示している。
アメリカらしい多様性を重んじたテーマと、スタイリッシュなSNS統合が特徴。モノトーンで統一されたデザインの中に、Facebook、Instagram、X(Twitter)からの投稿を自然な形で掲載している。日本では渡辺直美がこの価値観に最も近い印象を受ける。

制作的大変そうなところ

今までは米国では肥満=怠惰という風潮があったが最近では個性として差別しない流れがあると言われており、
それを逆手に取っているのか?非常にインパクトの強い動画を使ってるのでサイトはシンプル・1カラムでレスポンシブ。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

Cities By Curio – Local Guides & Itineraries

キャンペーン概要と特徴

Hiltonが展開するブランドCurioによる写真投稿キャンペーン。ハッシュタグ「#CitiesByCurio」のもと、各地域のローカルな魅力をシェアしている。キャンペーンサイト上では、地域毎の観光情報を、記事風にアレンジして公開している。
モノクロを押し出したシンプルかつ洗練された印象のサイトデザインが特徴。メインビジュアルは、マウスホバーをすることでモノクロがカラーに変わるというエフェクトが適用されている。

制作的大変そうなところ

割とよくある形式のキャンペーンのなかでデザインと動作が秀逸。上記の通りのjs挙動がオシャレ。拘れるとこは拘らないとユーザーが飽きてしまう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

#LoveIn3Words | Revlon


http://www.revlon.com/lovein3words

キャンペーン概要と特徴

Revlonによる画像合成キャンペーン。3つの単語で愛を表現する「#LoveIn3Words」をテーマに、キャンペーンサイト上で画像を合成することができる。また、購入・シェアに関わらず、RevlonからWomen’s Heart Allianceへの寄付が行われる。
一貫したブランディングとSNSキャンペーンのバランスが絶妙な点が特徴。同社のテーマである「LOVE IS ON」に関する継続的な取り組みや、「画像 x 3単語」というひと目でわかるキャンペーンのスキームはよく練られている。

制作的大変そうなところ

売上等の利益をコンバージョンとしないブランディングサイトとしては非常にわかりやすい打ち出しだがだいぶ太っ腹のスキーム。
無償の寄付での動機づけは日本では超大手等でしか見受けられない気がするので狙い目なのかもしれない。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

#ExperienceMore | Intel


http://experiencemore.intel.com/

キャンペーン概要と特徴

IntelによるFacebookを用いた動画・画像合成キャンペーン。主にスポーツなどで利用される同社の360度リプレイ技術のアピールを目的とし、アメリカンフットボールを題材に、ユーザーオリジナルの動画をキャンペーンサイト上で作成することができる。参加にはFacebookアカウントによる認証が必要。ハッシュタグは「#ExperienceMore」。
Super Bowl x ユーザーによる動画編集という形で、同社のテクノロジーが自然にアピールされている点が特徴。テーマの動画は360度ではないものの、選手が回転するなどの工夫をして、全方位な印象を与えている。投稿された動画は、キャンペーンサイト上で表示されている。

制作的大変そうなところ

物凄い技術。ただ英語であることを差し引いても前段が無いとちょっとわかりづらい?結構サクサク動いてるのはさすが。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応