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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

Thank You for Curry / カレーをありがとう


http://curry-arigato.jp

キャンペーン概要と特徴

新宿中村屋の「純印度式カリー」の発売90周年を記念し、カレーの先駆者であるインドに感射するというキャンペーン。インドに「ありがとう」の文字が書かれた巨大看板の掲示や、SNSにてハッシュタグをつけてカレーの写真をアップすると協賛店舗にてステッカーやレトルトカレーなどがプレゼントされるというもの。
直接的な売上につながるような広告ではないため単純な販促としてのキャンペーンではなく、企業の力強さをかんじさせるもの。「個人が出来ない規模のことを代わりに企業がやってくれる」タイプのキャンペーンは非常に面白くインパクトが残りやすい。サイトデザインはシンプルだがフォントの大きさやヒンディー語、英語、日本語が入り交じるデザインとなっておりインパクトが強い。

制作的大変そうなところ

強めのゴシックと、流行りの上から目線料理で食欲のそそるカレー
国境を超える写真投稿キャンペーン。カレーはフォトジェニックだ。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

ハワイ州観光局公式SNSキャンペーン:#ロコモコチャレンジ|allhawaii オールハワイ


https://www.allhawaii.jp/snscampaign/locomoco/#/boards/locomoco

キャンペーン概要と特徴

ハワイ州観光局公式SNSによるハワイのプロモーションキャンペーンサイト。ロコモコの写真をX(Twitter)かInstagramにアップロードし、応募数から景品の価値が変わるというもの。
日本からの旅行先として人気の高いハワイだが、ロコモコを始めとしたご当地のものは日本ではあまり見るわけではない。そのためハワイのご当地の良さをSNSの写真が注目されやすい性質を利用してプロモーションしようとするキャンペーン。

制作的大変そうなところ

写真投稿キャンペーンとしてはハードルが高めだが、目標値801はいい線いっているように思う。
企画会議では801なんてすぐ達成してしまうのではないか
すぐ達成してもいいじゃないか
なんて飛び交っていたのだろうが、写真投稿キャンペーンはそこまで伸びない。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

What Happened When Live Scholarship Winners Took Over Our Newest Campaign? – Taco Bell

https://www.tacobell.com/feed/feed-a-dream

キャンペーン概要と特徴

Taco Bellによるハッシュタグ、SNSシェアキャンペーン。特定の商品を購入し、#FeedADreamを使って写真を共有すると、若いイノベーター、クリエイターのための奨学金に代金の一部が還元されるというもの。
サイトは見やすく、奨学金の恩恵を受けた学生たちのインタビュー記事や動画も掲載されていて会社に対して良いイメージができるデザインだなと思われた。

制作的大変そうなところ

スマートフォンでの特徴

GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ) | #うちの子どうしてこうなった選手権 サントリー


http://www.suntory.co.jp/softdrink/greendakara/product/mugi/campaign/

キャンペーン概要と特徴

ツイッター及びInstagramにてハプニングな子供の写真をハッシュタグを付けてポストすると旅行券等が当たるというキャンペーン。
懸賞が当たるキャンペーンは主婦にユーザーが多いため、彼女らをメイン層に据えたキャンペーン。自分の子供たちの写真をSNSにアップすることができて、加えて懸賞ももらえるため参加ユーザー数も多いのではないだろうか。サイトデザインはあまり激しくない動きをするモーションをアクセントとして加えており、明るく楽しい印象。

制作的大変そうなところ

選手権というところが強くて面白い。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

YOUR STAR WARS MEMORY|スター・ウォーズ|STAR WARS


http://starwars.disney.co.jp/history.html

キャンペーン概要と特徴

スターウォーズの日(5/4)を記念して公開された、スターウォーズの歴史を振り返るキャンペーンサイト。自分がスターウォーズに関して「マスター」か「ビギナー」かを選択して、年齢を入力すると各ユーザーに合った形で歴史を学べるというもの。
年齢を入力すると各出来事とともに「あなたが○○歳のとき」と表示され、実感とともにスターウォーズの歴史を学ぶことができる。また「マスター」と「ビギナー」では表示されるトリビア情報が違い、ユーザーのレベルに合わせることが可能。デザイン的には左右の余白の影響で若干没入感が薄れているのが残念か。
またハッシュタグをつけてスターウォーズに関する思い出をツイートすることで、関連商品が当たるというキャンペーンも同時に行っている。

制作的大変そうなところ

淡々と歴史を見せてくれる。もう少し背景などにエフェクトがあっても良かった気もする。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応