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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 56ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

VISAデビット「見える人には当たるキャンペーン」

キャンペーン概要と特徴

VISAによるプレゼントキャンペーン。新宿駅に設置された巨大なバーコードから情報を読み取ってツイートすると旅行があたるという内容。
錯覚を利用してシマシマの柵状のものを動かすことによって見える内容が変わるという「スキャニメーション」を利用して、HP上にて公開されている問題に答えてツイートするもの。新宿に現れた巨大な不思議な看板が現れるため、一般的な看板より興味は持ってもらいやすそうであるし、またネットユーザーにも実際に足を運んでもらえそう。ただ新宿が遠い人のことを考えて展示しているスキャニメーションをHPにて公開しているので足を運ぶメリットはあまりない上、単純に回答のみをツイートするものであるため懸賞目的の人は正解ツイートをコピーするだけで懸賞に参加できてしまう。アイディアはとても良いのだが多くの人に参加してしまうため、「インパクトを残す」という観点に関してではメリットを打ち消してしまっている印象をうける。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

おてごろマック | キャンペーン | McDonald's マクドナルド


http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/otegoro/

キャンペーン概要と特徴

マクドナルドによる自社商品「ヤッキー」のプロモーションキャンペーン。大喜利に答えると本商品のシュールなグッズが貰えるというキャンペーン。
本キャンペーンではハンバーガーの肖像画、ジャージ、写真集、毎日同じハンバーガーの日めくりカレンダーなど謎めいたシュールな商品がプレゼントされる。ただしマクドナルドのキャンペーンは感想をツイートするものが多く、内容が偏ってあまり盛り上がらないイメージがあるためそこだけ改善すればもっと良いキャンペーンができそうだな、と思う。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【ボーナスBIG×キン肉マン】10億あったら夢宣言!

キャンペーン概要と特徴

スポーツくじの「ボーナスBIG」によるキン肉マンとのコラボキャンペーン。「10億あったらやりたいこと」を入力するとキン肉マンの漫画のコマにそれがはめた画像が作られ、ツイートすると原作者の色紙がプレゼントされるというもの。
画像がサムネイルで表示されるためシェアされやすいX(Twitter)に於いては有利なキャンペーンで、まるで漫画の一コマのようにボケることができる。

制作的大変そうなところ

画像合成系キャンペーン。キン肉マンには名コマが多く存在し、やはり台詞を言わせるには最適なマンガである。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

Thank You for Curry / カレーをありがとう

キャンペーン概要と特徴

新宿中村屋の「純印度式カリー」の発売90周年を記念し、カレーの先駆者であるインドに感射するというキャンペーン。インドに「ありがとう」の文字が書かれた巨大看板の掲示や、SNSにてハッシュタグをつけてカレーの写真をアップすると協賛店舗にてステッカーやレトルトカレーなどがプレゼントされるというもの。
直接的な売上につながるような広告ではないため単純な販促としてのキャンペーンではなく、企業の力強さをかんじさせるもの。「個人が出来ない規模のことを代わりに企業がやってくれる」タイプのキャンペーンは非常に面白くインパクトが残りやすい。サイトデザインはシンプルだがフォントの大きさやヒンディー語、英語、日本語が入り交じるデザインとなっておりインパクトが強い。

制作的大変そうなところ

強めのゴシックと、流行りの上から目線料理で食欲のそそるカレー
国境を超える写真投稿キャンペーン。カレーはフォトジェニックだ。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

ハワイ州観光局公式SNSキャンペーン:#ロコモコチャレンジ|allhawaii オールハワイ


https://www.allhawaii.jp/snscampaign/locomoco/#/boards/locomoco

キャンペーン概要と特徴

ハワイ州観光局公式SNSによるハワイのプロモーションキャンペーンサイト。ロコモコの写真をX(Twitter)かInstagramにアップロードし、応募数から景品の価値が変わるというもの。
日本からの旅行先として人気の高いハワイだが、ロコモコを始めとしたご当地のものは日本ではあまり見るわけではない。そのためハワイのご当地の良さをSNSの写真が注目されやすい性質を利用してプロモーションしようとするキャンペーン。

制作的大変そうなところ

写真投稿キャンペーンとしてはハードルが高めだが、目標値801はいい線いっているように思う。
企画会議では801なんてすぐ達成してしまうのではないか
すぐ達成してもいいじゃないか
なんて飛び交っていたのだろうが、写真投稿キャンペーンはそこまで伸びない。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応