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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 19ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ

その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ画像
その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ

キャンペーン概要

内容:

指定のハッシュタグとGABA商品画像を投稿すると クレヨンしんちゃんのキャラクター 野原ひろしorみさえから 応援メッセージリプライが届く

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キャンペーン考察

発見ポイント:

クレヨンしんちゃんと心理的ストレス軽減機能が入ったチョコレートGABAのコラボ企画。

なにかに集中する前にGABAを食べてがんばろう!
というストーリーを伝えたい内容になっていて、
自分の頑張りたい気持ちをTweetすることでモチベーションを高めて、
さらに野原ひろしorみさえから応援メッセージリプライが届くという内容になっています。

ただ一見して#その前にGABAというハッシュタグが
どういう意味なのかわからないのがもったいないですね。

指定ハッシュタグが理解できていれば、
指定ハッシュタグの前にGABAの意味が通じるので、
概要に書いてあるハッシュタグの順番もわかりにくくしています。
指定ハッシュタグ+その前にGABAなんですよね。
新学期の前にGABAというストーリーを伝えたいはずなので。

とはいえ応募ボタンからのツイートは順番が合っているので、
タイムライン上ではわかりやすくなっています。

対象のGABA商品も一緒にアップするのはハードル高めですね。
購買もやりたいのでしょうが、
イケてる写真になりづらいから投稿したくなくなってしまいます。

今回のメインはGABAの機能訴求だとは思うのですが、
そこに写真投稿入れることで
購買とパッケージ認知が上がるよねという内容になっています。

欲張りすぎるとキャンペーン参加がふえない課題が出てくるので、バランスが大事
できればメインのやりたいことを突き抜けたほうが話題になると思います。

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入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬

入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬

入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬キャンペーン画像
入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬

キャンペーン概要

内容:

雑誌POPEYEがおすすめの自宅入浴法を募集。ハッシュタグウチでととの湯がついたカンバセーショナルカードからツイートして応募完了。おもしろい投稿者にはPOPEYEwebに掲載される。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

このループムーブは2000年くらいに一度流行ったような動きでとても可愛いです。お風呂の前にイオンウォーターを飲むことを啓蒙している内容なのですが、メディアPOPEYEとのコラボキャンペーンとなっています。

マガジンハウス側から提案してイオンウォーターとのタイアップ記事を取りに行きつつ、最近はキャンペーンも行って広告も動かしているという広告代理店ムーブも行っているらしいです。

流行りのサウナ切り口ではなく、「家風呂を楽しく」というのがいいですね。動画もかわいい。お風呂の前は水分を取ろうというごく当たり前な情報ではあるのですが、クリエイティブがしっかりはっきりしているせいで、イオンウォーターを飲んでからお風呂に入ると楽しそうって気分になりますね。

キャンペーンとしてはメディア側のTwitterアカウントをフォローしてカンバセーショナルカードから大喜利ハッシュタグ投稿してもらうというUGCキャンペーン。

内容がとても面白く、他人のお風呂の入り方は知る機会がないので知ってみたくなる。そしてお風呂をより良くできる情報が発見できたら実践したくなるこういう内容をUGCとしては行っていくべき。

100名様に風呂桶が当たるというおもしろインセンティブに加えて面白かった投稿はPOPEYEに掲載されるというメディアの本領を使えているキャンペーンでした。

デザインが良いとやっぱ見てしまうし気になりますよね。そのうえでキャンペーンスキームでの購買や認知などの課題解決を行っていくべきです。「サイトのNEWS欄にレシートマストバイキャンペーンスタート、応募規約はこちら」しかないようなキャンペーンはワクワクしませんね。

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温もりバトンキャンペーン AGF

温もりバトンキャンペーン画像
温もりバトンキャンペーン AGF

キャンペーン概要

内容:

PDFを印刷して、スティックコーヒーを包めるスリーブやブーケセットにすることができる。それを写真に撮りTwitterに投稿すると応募完了

温もりバトンキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

AGFスティックコーヒーを贈ろう!ただスティックを渡すだけじゃなくて、渡して楽しいシーンや手紙も一緒に贈りたくなるシチュエーションを作ってくれてるデジタルプロモーション。ただスティックそのままじゃ味気ないし渡された側も気持ちが乗らないので、ぬくもりバトンキットとして印刷するだけでブーケやスリーブ、レターセットになったりするPDFがダウンロードできます。

印刷して切り取って作り方もPDFに書いてあり、ギタースリーブとか結構種類があります。これらを使って家族や仕事仲間とコミュニケーションをとってほしいという願いが温まりバトンというストーリーになっているわけです。

そして、せっかく作ったなら写真を投稿してもらおうじゃないということで、Twitterでフォローしハッシュタッグぬくもりバトンをつけて写真投稿UGCキャンペーンもやっていると。UGCとしてほっこりする内容がタイムラインに並ぶのはとてもいいんだけど、手紙を書くなど内容がプライベート感あるので投稿しにくいのと共感しにくい感じがします。なのでバトンとしてTwitterユーザーがつないでいく、というストーリーだったらもうすこし投稿が増えるかもしれませんね。

プレゼントを促進するキャンペーンはクリスマスやバレンタインなどイベントごとに出てくるけど、診断で商品レコメンド、手紙で心温まるストーリーが一般的そしてキャンペーンそのものの認知拡大が課題に上がった際に、Twitterを使うなら認知拡大に振り着ちゃったほうが効果あると思います

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家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)

家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)キャンペーン画像
家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)

キャンペーン概要

内容:

ご家庭で日々行っている家事のエピソード「家事コレ」を募集。もっとも共感を得たエピソード「家事コレ大賞」を決定し、選ばれたエピソードは著名漫画家が漫画作品にしてくれるキャンペーン。

家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

UGCキャンペーンの王道という感じですね。ユーザージェネレイテッドコンテンツキャンペーンはユーザーが投稿したくなるふうに仕向けるのがいちばん大事なところで、インセンティブで釣るのも一つの方法なんですが、無意味な投稿が増えても意味がありません

もし写真投稿などのUGCキャンペーンであればインセンティブがものをいうと思いますが、あるある系UGCはそうもいかないんですよ。理由はこのハッシュタグをクリックした際に、タイムラインに並んだ情報が有益である必要があるわけです。写真投稿はイケてる写真を見てもらって憧れを作り出し、私も憧れられたいという欲でキャンペーンが進むのですが、あるある系は共感させることが大事なので、実際のエピソードでないと刺さりません

そんなUGCで主婦ターゲットですね。家事あるあるは不平もあれば工夫もあるUGCに適した題材だと思います。投稿されたエピソードは丸山桂里奈さんとのの字株式会社が便利な料理道具を作っているメーカーが参戦していて、選ばれたエピソードは人気漫画家さんによって漫画化されてLPに公開されます。

少し前にベネッセも育児あるあるプロモーションをやっていましたが、こちらもマンガになるのをインセンティブにしていて、主婦層にマンガが刺さりやすいというマーケティングなのでしょう。 Twitterってコピペは面倒なのでカンバセーションボタンかLPからハッシュタグついた状態でのTweetが可能になっているとユーザーはもっとかんたんに入力できていいでしょうね。

#家事コレ でタイムラインを見ていくとおもしろエピソードが盛りだくさんで見応えがあります。UGCはこうあるべきですね。

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ポカリ写真部「#青いボクら」|大塚製薬

ポカリ写真部「#青いボクら」キャンペーン画像
ポカリ写真部「#青いボクら」|大塚製薬

キャンペーン概要

内容:

10代ならば誰でも入部できるポカリスエット公式部活 ポカリ写真部で、ハッシュタグ付きの写真を投稿すると、その写真がポスターになったり毎週景品がもらえたりする。

ポカリ写真部「#青いボクら」キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

Z世代マーケティングがしたいポカリスエットのデジタルプロモーションですね。学生ターゲットはやはり部活動など身近なものが良いと思うのですが、2022年は特にトキ消費が流行ると言われています。なのでどこか行ったりイベントに参加したりする機会がこれから増えるから写真や動画の投稿ってのは2021年に比べると増えるのではないかなと思います。

ハッシュタグをつけてSNSに写真を投稿するだけですが、学校とは別の活動で渋谷の街中をジャックして写真展をするなど締め付けられている学生にとっては華がある機会ですよね。自分が高校生のときはネガティブ学生だったので斜に構えて、そんな陽キャみたいな行為はできん!とかいって参加しなかったと思うですが、ポカリももらえるし入部してみたらいいと思います。

あとちょっと気づいたのはこのアカウントは2016年に作られていて、過去を遡ると違うCM公開だったり違うキャンペーンだったアカウントなんですよね。弊社クライアントでもキャンペーンを打つ際にキャンペーン用のアカウントを作成してキャンペーン終了後放置が多いのですが、キャンペーンアカウントとしては毎回名前を変えたり、メンション名変えてしまってもユーザーを裏切る行為にはならないと思いますので、せっかく集めたフォロワーさんを活用する意味でもこういう再利用はありだと思います

Z世代マーケティングがいかに難しく、共感を得るプロモーションを作れるかっていう課題においてインフルエンサー施策が安直に向いてそうですが、それをあえてなのかせずに写真投稿で攻める姿勢はかっこいいですね。予算がないとかはないと思うので、純粋になぜなのか聞いてみたいです。

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