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「自治体」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

自治体や官公庁などで実施された特徴的なキャンペーン事例をまとめてご紹介します。地域への愛着度の向上や啓蒙に貢献しているものまで、有効的なマーケティング手段・アイデアも解説いたします。

新潟県×映画五等分の花嫁キャンペーンサイト

新潟県×映画五等分の花嫁キャンペーンサイト
キャンペーン概要5斗分の新潟米が当たるフォローアンドリツイートキャンペーンと、五等分の花嫁にちなんだ五等分レシピを投稿すると応募できるキャンペーン
インセンティブ五斗分の新潟米/オリジナル描き下ろしイラストA4クリアファイル
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———映画五等分の花嫁とのコラボってことで、映画は2022年5月に上映されてすでにブルーレイなんかも出ていますが、新しい映画が始まるわけでもなさそうなので、一年置いてのコラボってことなんでしょう。マンガとしても3年前くらいに終わったと記憶しているのですが息が長い。原作及びアニメでは愛知県東海市をモデルとしていて、コメ推し風太郎の5等分レシピとあるんですが、原作でもそんなに料理やコメが推されている作品でもなく、あまり関係性がないにも関わらずアニメIPコラボってことは単純に五等分の花嫁が数字を持っているということなんでしょうか。と思ったら五等分の花嫁展MEMORIESという展示会が新潟で開催されていたからの、コラボですね。

———コメの旨さでは定評のある新潟において、コメの良さやコメの違いを知ってもらおうという啓蒙を五等分の花嫁を通じて知ってもらうという内容になっていて、作品に登場する五つ子のためにレシピを考案しています。これは#五等分レシピとして、Twitterフォローアンド画像投稿キャンペーンで使われて、このレシピを画像投稿すると抽選でオリジナル描き下ろしイラストクリアファイルが当たるというもの。レシピ投稿キャンペーンとしては写真映えが弱いか?と思ったんですが、ざっと見ていくと結構投稿数もあり、料理自体の写真映えは弱くともグッズなどを散りばめて作品に対するリスペクトを感じさせつつ真似したくなるように投稿していて、改めて五等分の花嫁の強さを感じました。また、5斗分の新潟米プレゼントキャンペーンというのを行っていて、5斗だから50升ということで90kg分か?1.5俵あたるのか、と思いきや総計でした。こちらはフォローアンドリツイートキャンペーンとなっていて、週毎に描き下ろしイラストが公開されていって、リピートさせるようにしています。

地方に目を向けてもらうためにIPを活用するってのはシンプルですが効果が高そうです。古い体質のち方も多そうで、そういったところに理解してもらえるよう伝えるのが課題がありそうですが、やはり人気作品にはファンが多いので作品へのリスペクトを一番に考えてストーリーを作りましょう。

新潟県×映画五等分の花嫁キャンペーンサイト

スマートフォンキャプチャ

新潟県×映画五等分の花嫁キャンペーンサイト

キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

KABUKICHO BLUE PROJECT

KABUKICHO BLUE PROJECT
キャンペーン概要Twitterにてハッシュタグ投稿すると、バーチャル歌舞伎町に言葉の雨が降る
インセンティブHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel宿泊券/ZEROTOKYOエントランスチケット+ドリンクチケットセット/「KABUKICHO MUSIC NIGHT」ペアご招待
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———国内最大級のホテル×エンタメ超高層複合施設、東急歌舞伎町タワーが2023年4月に開業し、「ここは、あなたの“好きを極める”場所。」というキャッチコピーで「見出す~育てる~羽ばたかせる」といった新たな「好き」を生み出すストーリーづくり・ライフスタイルの提案に取り組むらしい。現段階でもそびえ立ってる感がすごいんですが映画館、劇場、ライブハウス、クラブとエンターテイメントが詰まった作りになっていて、それを表現したデジタルプロモーションです。

———歌舞伎町が青く染まるとき、それはこの街のエンターテインメントに新たな「好き」が湧き上がるとき、ということで、#好きがつないでくれたTwitter投稿キャンペーンを行っています。投稿テーマは、「映画」「音楽」「好き」の3つで期間が別れており、各テーマごとにインセンティブも違ってます。第一弾映画では開業イベントで上映する映画が決定してますね。またそれの招待券などがインセンティブになっています。現在行われているのが#音楽がつないでくれたです。その投稿が擬似歌舞伎町に降ってくるような演出で、ぐりぐり触ることができて好きが降ってくるイメージが伝わりやすいですね。5,000投稿ごとに特別な演出が追加されて行くらしいのでオープンまでチェックしておきましょう。

大きい商業施設はオープンまでの盛り上げ施策って大事ですよね。近くで働いていて、なんか大きいもんができているなあという認識はしていてもオープンがいつか、どんなのが入るのかはそこまで取りに行ってくれないので、こういったティザーのデジタルプロモーションで期待感と認知度を高めるべきです。

KABUKICHO BLUE PROJECT

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KABUKICHO BLUE PROJECT

【動画で解説!】KABUKICHO BLUE PROJECT

キャンペーンまとめblog

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「あたりまえ地球の水クイズ」

「あたりまえ地球の水クイズ」
キャンペーン概要「あたりまえ地球の水クイズ」に答え、結果をツイートすると応募完了
インセンティブフィッシュオールインワン24個入り、パナソニック食器洗い乾燥機
使用 SNSWEB、Twitter

キャンペーンのポイント

【ネタ感溢れるUIと超高難易度のクイズ!!】

キャラクターイラストの絶妙な表情や動き、溢れ出るネタ感に笑いが込み上げてきます。そして、水を毎日使っているなら地球の水のこと知っているのは当然だというストーリーのもと地球の水クイズに答えさせるようになっています。しかしこのクイズがまた難しい!クイズ難易度は非常に高く知らない内容が多いため、単純に雑学知識を高めることができます。

【わかりやすいツッコミ所が魅力】

地球の水のこと知っているのは当然だというストーリーのもと地球の水あたりまえクイズが始まります。しかし、当たり前といっておきながら難易度が高すぎる!このように落差を作り、「あたりまえじゃないんかーい!」というわかりやすいツッコミどころを作っておくことで楽しく参加できるよう工夫されています。

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【動画で解説】「あたりまえ地球の水クイズ」

キャンペーン考察まとめ

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意外とすごいぞ高松 人気のインフルエンサーが「意外とすごいぞ高松」の動画を発信!

キャンペーン概要インフルエンサーによるSNS等での情報発信とSNSを活用したプレゼントキャンペーン
インセンティブ高松の意外とすごいところを投稿すると航空券や名産品を抽選でプレゼント
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【インフルエンサ―の動画で旅する気持ちを後押し!】

香川県高松市に対する知名度向上と旅行意欲の掘り起こしを目的に、Z世代をターゲットとした観光プロモーションです。

観光デジタルプロモーションは、「旅行先の写真にハッシュタグをつけて投稿する」「スタンプラリーに参加した人にインセンティブを与える」といったものが定番ですが、どちらも旅行先での行動が必要で、出かけたいという気持ちを後押しする効果が弱めでした。

その点、本キャンペーンではインフルエンサーの旅動画を配信。旅行の疑似体験をさせ、真似したいと思わせることで、旅行意欲を沸かせることを狙っています。

【観光キャンペーンは地元の人を巻き込もう!】

高松市の「意外とすごい」と思うところを、「#意外とすごいぞ高松」をつけてInstagramとXに投稿する企画もあります。旅行者だけでなく、地元の人が高松の良いところを投稿できる仕組みになっているのが注目ポイント。

この事例のように、観光プロモーションは地元の人がその土地の良さをアピールできるような形になっていたほうがより効果が期待できます。地元の人が知っている穴場を紹介できるため、メジャーな観光地を訪れた人が、穴場目的でリピーターになる可能性を高めてくれます。

【動画で解説!】意外とすごいぞ高松 人気のインフルエンサーが「意外とすごいぞ高松」の動画を発信!

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/2/5-2/9

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こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン
キャンペーン概要テーマ「さくら」「グルメ」に合った
千代田区の写真や動画を撮影し、Instagramでシェアすると豪華賞品をプレゼント。
インセンティブ「さくら」計5名
【日比谷松本楼】食事券16,000円分/1名
シンボルロゴキャンペーン参加店商品/4名
「グルメ」計5名
【ザ・キャピトルホテル 東急】ペアランチ券16,000円相当/1名
シンボルロゴキャンペーン参加店商品/4名
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【観光×Instagram写真投稿キャンペーン!】

観光・地域活性に写真コンテンツにInstagramを活用するのは王道になりつつありますが、どのように写真投稿のハードルを下げるか、ターゲットや被写体をフォーカスするのか、など様々なポイントがあります。

今回のキャンペーンは「千代田のさくらまつり」の開催にあわせ、さくら部門とグルメ部門の2テーマに分け、「#いいとこ千代田 」をつけてInstagramに写真を投稿するというもの。元々投稿数の多いテーマのため撮影してくれる人も多く、たくさんの投稿が集まっています。

【イベントでもデジタルを活用!】

特設サイト内では、デジタルマップ「さくらまつり 早わかりマップ」を公開。イベント会場や店頭などでは、シンボルロゴポスターやステッカーを掲示する各参加店舗の情報を発信する「シンボルロゴキャンペーン」の実施や、混雑緩和のためAIカメラを用いたリアルタイムでの混雑状況発信など、イベントでもデジタルを活用した工夫が随所に盛り込まれています。

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

【動画で解説!】こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン