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「認知拡大」につながる特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 6ページめ

X・Instagramなどでキャラクターや有名人などのIPを活用した施策や、LINEや動画視聴などを活用したプロモーション、ゲームを活用した施策など、商品やサービスの「認知拡大」につながる特徴的なキャンペーン事例を紹介。成功要因なども合わせて解説いたします。

スキットルズでおいしい仕事キャンペーン|マース ジャパン リミテッド

スキットルズでおいしい仕事キャンペーン|マース ジャパン リミテッド
キャンペーン概要サイトまたは公式Xアカウントに掲載の「おいしい仕事」から1つ選び、引用リポストで指定ハッシュタグとスキットルズのおいしさを想像で褒める
インセンティブPayPayポイント100万円分 1名様PayPayポイント1万円分 100名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【スキットルズのゆるすぎキャンペーン!】

「おいしいだけの無名なキャンディーをなんとか有名にしたい」と、開き直り気味の宣言から始まるスキットルズのX参加型キャンペーンです。日本での認知度が圧倒的にまだない、売っている店も希少など、かなりぶっちゃけています。

キャンペーン参加は、5つの「おいしい仕事」のいずれかで投稿するというもので、「想像で褒める(喫食不要)」「身近な人やAIに褒め言葉を作ってもらう(思考不要)」「誰かのスキットルズ投稿を引用リポスト(努力不要)」「売っている場所の情報を投稿(写真不要)」「自由投稿(忖度不要)」と全部「不要」要素を入れて、ハードルを下げています。

また選考も「テキトー」と明言し、肩の力を抜いて参加できるようにしむけています。

むずかしい作品づくりや専門知識は不要で、「とりあえず一言のせる」「家族に褒め言葉を考えてもらう」「近所で見つけた売り場をメモる」といった日常レベルの行動でエントリーが可能です。

【知ってもらうことに全振りした設計!】

期間は9/22〜10/6の短期勝負で、公式Xのお題投稿を引用すれば、ネタ探しに迷わず始められる導線がきちんと用意されています。

ブランド側はみんなの投稿を一気に集めて「スキットルズって何?」の答えをタイムライン上で可視化しつつ、売っている場所の情報で店頭へも誘導できるでしょう。

正面から「まだ無名」と言い切るコピーの潔さが好感と共感を生み、軽い参加体験×高額インセンティブで、「まず知ってもらう」ことに全振りした設計です。

スキットルズでおいしい仕事キャンペーン|マース ジャパン リミテッド
スキットルズでおいしい仕事キャンペーン|マース ジャパン リミテッド

【動画で解説!】スキットルズでおいしい仕事キャンペーン|マース ジャパン リミテッド

ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社

ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社
キャンペーン概要使い方一覧から気になる界隈をチェックし「あり!」と思った使い方をXでシェア
インセンティブグレゴリー×ジップロック®×ビームス クチュール デイパック 100名様3000円分のAmazonギフトカード 100名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「◯◯界隈」の使い方が秀逸!】

食品保存の枠を飛び越えて、「推し活」「ガチャ」「サウナ」など、20の「◯◯界隈」での使い方を見せて「この使い方、あり?なし?」を全国投票するキャンペーン。

参加方法はシンプルで、使い方一覧から「あり!」と思った界隈を選んで、指定ハッシュタグ「#ありなしジップロック」を付けてXでシェアすると応募完了です。

1日1回まで有効なので、今日は「推し活」、明日は「旅」、週末は「アウトドア」のように日替わりで参加でき、見るたびに「そんな使い方あったの?」という発見があり、利用シーンの拡充を提案しています。「今日はどの界隈に投票しよう。」とLPを回遊させる設計になっています。

【試したくなる心理を引き出す!】

インセンティブは「GREGORY × ジップロック® × BEAMS COUTURE」の限定デザインのデイパックで、意外性で話題化を狙っています。

保存袋=キッチンの固定観念がほどけて、文具をまとめる、旅行の小分け、汗や水に強い収納など、日常のあらゆる場面で「自分の界隈でも使えるかも」と、試したくなる心理を素直に引き出し、UGC担った際に共感を得ることもできそうです。

リアルでは渋谷での体験配布イベントもあり「まずは使ってみる」きっかけを作り、SNSで見て、街で触れて、家で試すという流れができています。

「ジップロック®は保存袋にとどまらない」と、20の界隈で生活者の多様なライフスタイルへ寄り添うブランド像を訴求しています。

ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社
ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社

【動画で解説!】ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社

カチッとぽふっとスイッチ|オルビス株式会社

カチッとぽふっとスイッチ|オルビス株式会社
キャンペーン概要共感ネタ満載の「カチぽふ図鑑」を眺めて楽しみながら、Web応募&Xで投票できるキャンペーン
インセンティブオルビスユー+ユードット人気商品セット 抽選で100名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【図鑑を読んでタップするだけ!】

「毎日がんばる私たちにはカチッと気合いが入る瞬間と、ぽふっと一息抜く瞬間がある」がテーマのキャンペーン。この「オンオフの切り替え」は、年齢や属性を問わず想像しやすく、共感としてのハードルは低いものの、どう製品と結びつけるかの難易度は高くなります。

今回オルビスでは、忙しい毎日の「あるある」を、短いイラストと言葉で切り取ったコットン きょん さん出演で、生活の小ネタに名前を付ける「カチぽふ図鑑」にしています。

「カチぽふ図鑑」を眺めて「これ私だ!」と共感したものを2つ以上タップすると、ページ下に応募ボタンが出現し、フォームからオルビス製品が当たるWebキャンペーンに参加できます。

【WEBとXの2本だて!】

Xのキャンペーンは2本立てで、第1弾は「カチ(オン)」の人は いいね、「ぽふ(オフ)」の人はリポストと、今の気分を表明するだけでトライアルセットが当たるというもの。

第2弾は画像から一番共感する、カチorぽふを選んで投稿するだけと、どちらも難しい操作なしで、まずは試してもらうきっかけを丁寧につくっているのが好印象です。

図鑑で自分のスイッチを見つけて、気分に合うラインを気軽に試せる、そんな日常によりそうキャンペーンです。

「カチ(オン)」「ぽふ(オフ)」という日常の共感語を使い、オルビスの世界観をライトに体験させつつ、単なるプレゼント告知ではなく、読んで楽しい図鑑でブランドを好きなってもらおうとしています。

カチッとぽふっとスイッチ|オルビス株式会社
カチッとぽふっとスイッチ|オルビス株式会社

【動画で解説!】カチッとぽふっとスイッチ|オルビス株式会社

「今夜のセンターは、焼酎甲類。」|日本蒸留酒酒造組合

「今夜のセンターは、焼酎甲類。」|日本蒸留酒酒造組合
キャンペーン概要専用応募フォームに必要事項を入力して応募。X(旧Twitter)のフォロー&リポストで当選確率アップ。推し割りマッチング診断も。
インセンティブゴマキの「推し確」賞 1名様焼酎甲類1年分が当たるで賞 50名様焼酎甲類で乾杯賞 1000名様レシピがもらえるで賞 5000名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【後藤真希さん×焼酎甲類のコラボプロモーション!】

後藤真希さんを起用した「今夜のセンターは、焼酎甲類。」キャンペーンは、焼酎甲類の日常飲用化を狙ったプロモーション。応募フォームに入力するだけというシンプルな参加導線を軸に、Xでのフォロー&リポスト施策を掛け合わせ、キャンペーン認知を促しています。

大当たりの「ゴマキの「推し確」賞」はサイン入り前掛け+焼酎甲類24本が1名様に当たります。また、「レシピがもらえるで賞」は5000名様で、規模感的にほぼ全員にレシピが当たるという内容でしょう。

クリエイティブ面では後藤真希さんの親しみやすさを活かしたトーンで、若年成人〜ミドル層までの幅広い層に「気軽に試せる」「割り方で楽しめる」と印象付け、焼酎甲類のレシピを配りたいということが伝わってきます。

お酒のプロモーションで大変なところは、法令順守、コンプライアンス面では「20歳未満は応募不可」「過度な飲酒を助長しない表現」「適切な個人情報管理体制」の明記を徹底し、広告配信面でも年齢ターゲティングを適切に行う必要があります。

【一気通貫LP!】

LPはキャンペーン告知だけでなく、TVCM、メイキング・インタビュー動画や、「推し割りマッチング診断」、「焼酎甲類を推せるワケ解説」が公開されていて、興味理解を促し、試したくなるまでの動線を一気通貫にしています。

診断で出た「推し割り」の作り方に飛べる導線もよく、当たっても当たらなくても今夜の家飲みがちょっとアップデートされる仕掛けになっています。

焼酎甲類そのものの理解促進と若返り、アイドル文脈の「センター」を掲げゴマキ起用で話題化し、体験による家庭内定着と割る文化の楽しさを再発見させる内容になっています。

「今夜のセンターは、焼酎甲類。」|日本蒸留酒酒造組合
「今夜のセンターは、焼酎甲類。」|日本蒸留酒酒造組合

【動画で解説!】「今夜のセンターは、焼酎甲類。」|日本蒸留酒酒造組合

#じゃない方の千代田|群馬県千代田町

#じゃない方の千代田|群馬県千代田町
キャンペーン概要公式Xアカウントをフォロー後、「#じゃない方の千代田」をつけて引用リポストすると抽選で群馬県産「サントリー生ビール」限定オリジナルデザイン 6缶セットが当たる
インセンティブ群馬県産「サントリー生ビール」限定オリジナルデザイン6缶セット プレゼント 100名様​
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「じゃない方」で話題化!】

「千代田=区・地下鉄」という、東京に住む人にとっては当たり前な連想をあえて逆手に取り、ツッコミどころのあるコピーで記憶に残し、そこから地元の誇りであるサントリー天然水のビール工場や利根川の自然、町の人の温度感へとスライドさせるストーリーです。

千代田線8駅でのOOHと、千代田区内のポップアップで、あえて都心の千代田区で仕掛け、ショートドラマで世界観を先に体験させたうえで、SNSではフォロー&リポストというシンプルな仕組みで参加と拡散を促しています。リポストのみではどうしてもインプレッション数があがらないので、引用リポスト推奨で推しポイントや発見写真を添えるなどしてUGCを増やしています。

また、インセンティブは群馬県産サントリー生ビールの限定オリジナルデザイン6缶セットで、町の象徴物に振り切っています。

【秀逸な自虐PR!】

OOH・イベントで話題化、XのRTで拡散させ、特設サイトのふるさと納税導線で支援・関係人口化という流れができています。

あえてずらすことによって、記憶定着、地名混同という課題解決、地域産品ビール×町の理解へ繋げる方向です。「じゃない方」の自虐が自己卑下に見えないよう、クリエイティブのトーンを愛あるツッコミに統一し、現地の誇りに気持ちよく着地させているのも良いですね。

ネームバリューが低いほうが、あえて「じゃない方」に行くことで話題性を高めています。それにより交通広告→ポップアップイベント→SNSと接点が増えるほど「どんな町?」と興味が育ちます。

#じゃない方の千代田|群馬県千代田町
#じゃない方の千代田|群馬県千代田町

【動画で解説!】#じゃない方の千代田|群馬県千代田町