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「認知拡大」につながる特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

X・Instagramなどでキャラクターや有名人などのIPを活用した施策や、LINEや動画視聴などを活用したプロモーション、ゲームを活用した施策など、商品やサービスの「認知拡大」につながる特徴的なキャンペーン事例を紹介。成功要因なども合わせて解説いたします。

あなたの界隈に挑戦状!阪神高速界隈これなに?クイズ

あなたの界隈に挑戦状!阪神高速界隈これなに?クイズ

キャンペーン概要公式Xアカウントをフォローし、出題されるマニアックなクイズの正解をカンバセーションボタンから選んでポストすると応募完了
インセンティブ【第1弾】ネスタリゾート神戸1Dayパス 2枚(大人2名)、【第2弾】神戸みなと温泉 蓮ご利用券 5,000円分、【第3弾】VS PARKセブンパーク天美店フリーパス 2枚(大人2名分)【Wチャンス賞】三井アウトレットパークお買物・お食事券 5,000円分(10名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【マニアを煽る限界突破の界隈クイズ!】

阪神高速道路が仕掛けるクイズキャンペーンが、今年もマニアックな進化を遂げています。昨年は橋やトンネルの一部画像から場所を当てさせる難問でしたが、今回はトレンドワード「界隈」を冠し、さらにディープな内容へとアップデートされました。

インフラ界隈の人間しか判別できないマニアックな出題は、一見ハードルを上げているようですが、「挑戦状」という形で提示することでユーザーの闘争心を煽っています。

当然正解はすぐには分からないため、特設サイトにヒントが用意されています。

これにより答えを探す過程でサイトを読み込ませ、阪神高速の施設や事業への深い理解を促すという、企業理解のステップが構築されています。

【ドライブ需要を逆算したインセンティブ設計!】

インセンティブにはネスタリゾート神戸など関西のレジャー施設が設定され、必然的に阪神高速を利用するという実益に直結したストーリーが描かれています。

また、全3弾の構成で3週間にわたり展開し、全問正解者へのダブルチャンスを設けることで、ユーザーとの接触時間を最大化しています。

「界隈」というフックで関心を惹き、ヒント誘導で理解を深め、最後はインセンティブで実際の通行を促しています。

難解なクイズを入り口に、認知から実利用までを一気通貫で繋げた、非常にインパクトの強いデジタルプロモーションです。

あなたの界隈に挑戦状!阪神高速界隈これなに?クイズ
あなたの界隈に挑戦状!阪神高速界隈これなに?クイズ

【動画で解説!】あなたの界隈に挑戦状!阪神高速界隈これなに?クイズ

東京さくらトラムクエスト | TripQuest

東京さくらトラムクエスト | TripQuest

キャンペーン概要TripQuestにユーザー登録し、東京さくらトラム沿線を巡って「写真」や「キャッチコピー」を投稿してクエストを達成。抽選でグッズ等が当たる。
インセンティブ【達成者の中から抽選】グッズ詰め合わせ、東京さくらトラム(都電荒川線)の一日乗車券のセット
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【周遊×UGCのゲーミフィケーション設計!】

「東京さくらトラムクエスト」は、都電荒川線こと東京さくらトラムを舞台に、沿線の隠れた魅力をユーザーの手で発掘・共有しようというキャンペーンです。

「この停留所のキャッチコピーを考えて!」「ベストショットを撮って!」といった課題をユーザーに投げかける「クエスト」形式を採用しています。

単なるGPSチェックイン型のスタンプラリーとは異なり、ユーザーは能動的に街を観察し、思考する時間を過ごすことになります。

【スタンプラリーの課題を克服するクエスト形式!】

このプロモーションは、従来の「スタンプラリーは行くだけになりがち」「謎解きは謎に集中して景色を見ない」という周遊施策の弱点を克服するために開発された「TripQuest」を活用しています。

ブラウザベースで完結するため、アプリダウンロードの障壁がなく、参加しやすい設計です。

全30停留所というボリューム感は、乗り鉄や散歩ガチ勢などのコアな層の参加意欲を刺激し、地域の魅力を市民参加型で再定義する観光DXの好事例となっています。

東京さくらトラムクエスト | TripQuest
東京さくらトラムクエスト | TripQuest

【動画で解説!】東京さくらトラムクエスト | TripQuest

SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

キャンペーン概要X公式アカウントをフォローし、指定ハッシュタグと「叶えたいイカれた夢」をポストすると、30分以内に勝敗のリプライが届く
インセンティブキャップ(10名)、「ランニング・マン」スーツ(M・L)(各3名)、ヘルストラッキングバンド(15名)、Amazonギフトコード(Eメールタイプ)10,000円(20名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【即時性をあえて捨てる「時差オートリプライ」演出!】

映画「ランニング・マン」の世界観を日本向けにアレンジした「イカれたSNS鬼ごっこ」キャンペーンです。

仕組みとしてはXでのハッシュタグ投稿キャンペーンですが、通常のオートリプライ抽選とは異なり、応募から30分以内にリプライが届く「時差演出」を採用しています。

これにより、「逃げている時間」を作り出し、通知が来た瞬間「逃げ切れたか!?」というスリルを味わう体験を再現しています。

【映画の認知拡大と話題化を狙った体験設計!】

このキャンペーンは、即時抽選を常識とするXインスタントウィンにおいて、「時差」を設けることでユーザーに緊張感のある体験を提供しています。

オートリプライは300万円ほどの広告費が必要で、高額な方法ではありますが、「鬼ごっこ」というコンテクストにおいては非常に有効なUX設計です。

また、映画の殺伐とした世界観を、日本のお茶の間で「モンスター」として認知されているクロちゃんを起用してバラエティ豊かにローカライズし、参加ハードルを下げています。

SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト
SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

【動画で解説!】SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

キャンペーン概要特設サイトから推しの「海産物(候補者)」を選択。必要事項を入力して投票すると、抽選で20名に豊浦町の豪華海産物が当たる
インセンティブ豊浦町の特産品(20名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【本気の悪ふざけ!「政治家×特産品」の擬人化コンテンツ】

「北海道豊浦町海産総選挙」は、北海道豊浦町の特産品を政治家に見立てて擬人化し、Web投票を行うキャンペーンです。

本施策では、特産品を単なる商品として紹介するのではなく、「選挙ポスター」のトーンを忠実に再現したクリエイティブにより、強力なコンテンツ化を実現しています。

参加者は特設サイトから推しの海産物(候補者)を選択し、必要事項を入力して投票することで応募完了となります。

【バズを継続的なファン参加型プラットフォームへ進化】

本キャンペーンは、2017年の「本物の選挙」のタイミングに便乗した単発のバズりネタからスタートし、回を重ねるごとに進化しています。

2023年には「海産総選挙」の仕組み自体を商標登録し、他の自治体も参加できる「プラットフォーム」としての展開を開始した点も特徴的です。

特産品を「擬人化×選挙」というストーリーで表現することで、参加者の熱量を高め、継続的なエンゲージメントを促す好例となっています。

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会
第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

【動画で解説!】第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

もっと!おいしい記憶クイズ|Kikkoman

もっと!おいしい記憶クイズ|Kikkoman

キャンペーン概要特設サイトのクイズに回答。サイト内を探索して正解を探し、全問正解後に「キッコーマン+」会員としてログインして応募。
インセンティブキッコーマン商品詰め合わせセット(100名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【クイズを通じてブランドサイトへの滞在時間を伸ばす!】

「もっと!おいしい記憶クイズ」は、「おいしい記憶」というブランドサイトのリニューアル1周年を記念したキャンペーンです。

サイト内のアーカイブコンテンツからクイズの答えを探させる「サイト内探索型」のゲーミフィケーション要素を取り入れています。

これにより、ユーザーは楽しみながら能動的にコンテンツに触れ、サイト内を回遊することを促しています。

【サイト回遊で、ブランド理解を深める!】

本企画では、「クイズの答え探し」というトリガーを利用して、ユーザーのサイト回遊を促し、ブランド理解を深める設計になっています。

また、全問正解後に「キッコーマン+」会員としてログインすることを応募条件とすることで、自社ID連携(CRM)を同時に加速させる秀逸な事例となっています。

ブランドサイトで滞在時間が伸びないという課題に対し、強制力をもってポジティブにコンテンツへ接触させる体験設計がポイントです。

もっと!おいしい記憶クイズ|Kikkoman
もっと!おいしい記憶クイズ|Kikkoman

【動画で解説!】もっと!おいしい記憶クイズ|Kikkoman