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「美容」業界の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

化粧品や髪型、アロマなど、美容に関するX(旧twitter)やInstagram(インスタグラム)等の、Web、SNSのキャンペーン事例を紹介しております。化粧品ブランドの新商品に関わる認知拡大施策やマストバイキャンペーンなど、成功事例もあわせて解説します。

mini-more perfume | ミニモアパフューム「あなただけの愛すべき一瓶を」

mini-more perfume | ミニモアパフューム「あなただけの愛すべき一瓶を」
キャンペーン概要対象商品のシールを読み込むとオリジナル動画とARフォトフレームがもらえる。同時にレシートキャンペーンも
インセンティブ購入レシート撮影し応募すると抽選で8名様にサイン入りのチェキをプレゼント。
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【推しと一緒に写真撮影!】

2.5次元舞台やミュージカルで人気の俳優の高橋健介さん・小西成弥さんを全面に据えて、ミニモアパフュームを買うとお二人のオリジナル動画とARフォトフレームのデジタル特典を受け取ることができるデジタルプロモーションです。

オリジナル動画は縦型画面をフルに活用し、その場にいるような雰囲気を演出していたり、ARフォトフレームでは高橋さんや小西さんと一緒に写真撮影した気分を味わえたりと、ファンなら垂涎の内容になっています。

特典は全5種で購入後にランダムで1種を受け取るガチャ仕様なため、コンプするには大体の確率で11個の購入が必要そうです。ガチャではなくそれぞれの香水にインセンティブをつけたほうが発狂する人がいなくていいのではと感じました。

【マストバイを並行して二本走らせている】

購買キャンペーンに加え、レシートマストバイキャンペーンも行っています。

レシートキャンペーンはキャンペーンシールがついていない商品も対象で、流通的にシール付き商品がなかった場合のユーザー救済なのでしょう。シールも印刷代がかかるので、レシートキャンペーンだけにして、レシートを送ってくれたらランダムでオリジナル動画とARフォトフレームのデジタル特典が届く、さらに抽選でWチャンスというスキームで良かったのではと思いました。

おそらくはシール案が先に通り、だいぶ進んでから対象商品がない場合の対応策を求められ、やむなく追加したパターンな気がします。

mini-more perfume | ミニモアパフューム「あなただけの愛すべき一瓶を」
mini-more perfume | ミニモアパフューム「あなただけの愛すべき一瓶を」

【動画で解説!】mini-more perfume | ミニモアパフューム「あなただけの愛すべき一瓶を」

ニベアマイレージキャンペーン2024SUMMER

ニベアマイレージキャンペーン2024SUMMER
キャンペーン概要特定のハッシュタグ投稿に対してリポストやコメントなどを行うとマイルが貯まる
インセンティブ貯まったマイルで好きなコースに応募でき、ニベア商品セットが合計462名に当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【公式のハッシュタグ投稿に反応でポイントが貯まる!】

本キャンペーンは、「#ニベアマイレージ24」 がついた投稿でマイルを貯めて、各コースに応募し、抽選でニベア商品が当たるというもの。X公式アカウントをフォローしてリポストした後、WEBサイトカードをタップするとマイレージキャンペーン詳細が見られます。

マイルは「#ニベアマイレージ24」がついたポスト全てに対して、いいねで1マイル、リポストで3マイル、返信で3マイル、引用リポストで5マイルとエンゲージメントに応じたマイルを貯めることができます。

Xのオススメタイムラインに出るためのアルゴリズムは、いいね、リポストよりも返信のほうがかなり有利に設定されています。コンテンツ自体やプロフィールなどをみてもらいコミュニケーションを取ってもらう方が有利なので、いいね、リポスト以外のエンゲージメントをユーザーに行ってもらうほうが良いのです。

【キャンペーン期間中ずーっとブーストが掛かる!】

アルゴリズムでいうとユーザー同士のコミュニケーションがあるともっと有利です。UGC促進に返信に対する返信や、いいねでもマイルが溜まるとより効果が出そうです。

また、このキャンペーンスキームだと、フォローリポストキャンペーンのようなキャンペーン投稿のみエンゲージメントが高くなるわけでなく、ハッシュタグがついた投稿全てがエンゲージメント上昇になるため、キャンペーン期間中ずーっとブーストが掛かるという点も優れています。

弊社n2pのキャンペーンツール「BIrdCall for Entertainment」ではさらにハッシュタグUGC投稿にいいねやリポストしてもポイントがついたり、レシートをDMに送るとポイントが付いたり、その他オプションもございますのでお気軽にご相談ください。

ニベアマイレージキャンペーン2024SUMMER
ニベアマイレージキャンペーン2024SUMMER

【動画で解説!】ニベアマイレージキャンペーン2024SUMMER

Moisture Surge X RYO NISHIKIDO | クリニーク公式 オンラインショップ

Moisture Surge X RYO NISHIKIDO | クリニーク公式 オンラインショップ
キャンペーン概要期間中対象製品をご購入いただいた方に、 錦戸亮さんからのホワイトデイの限定メッセージ動画をお届け
インセンティブ限定ホワイトデイメッセージ動画/錦戸亮さんコラボミニキャンドルプレゼント
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

———スキンケアのクリニークと錦戸亮さんのコラボ企画第二弾。第一弾は店頭で商品買ったらその場でメアド提出してそこにアンケートフォームが飛んでくるという店頭キャンペーンでした。第二弾は錦戸亮さんのYoutubeチャンネル「NO GOOD TV」と、錦戸亮さんのTikTokアカウントでコラボ動画が投稿される、と。動画内容はTwitterで募集し、ファンの皆さんから寄せられた理想の「モーニングルーティン」がアップされていて、理想の「モーニングルーティン」ってなんやねんといういぶかしげな錦戸亮さんが見れます。

——— バレンタイン系キャンペーンとしてホワイトデイに限定メッセージ動画をお返しするってのがちょっと面白いなと思って、女性向け商品が多いならではなんでしょうが、イケメンからお返しされるというストーリーになっています。 キャンペーンとしてはLINEアカウントの友だちになり、かつクリニークデータベースと連携させると。さらに商品を買ってと書いてあり、レシートを送る、シリアルを入れるといった購買証明を送るものがないので、メアドで各店舗やオンライン販売がなされているかすべて把握しているということなんでしょうか。ということは店頭でメアドを記載しなかった人は動画が送られてこない悲しみなのでしょうね。

LINEキャンペーンはLIFFが主流となり、今まで複雑になってしまっていた部分がなくなりどんなキャンペーンでも対応できるようになっていて、会員との連携などかなりのことができるようになっているのでキャッチアップして提案していきたいですね。

Moisture Surge X RYO NISHIKIDO | クリニーク公式 オンラインショップ

スマートフォンキャプチャ

Moisture Surge X RYO NISHIKIDO | クリニーク公式 オンラインショップ

【動画で解説!】Moisture Surge X RYO NISHIKIDO | クリニーク公式 オンラインショップ

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

内側から輝きたい、その想いのそばに。|ハイチオール

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IPSA AQUA play ART

IPSA AQUA play ART

キャンペーン概要

内容:

世界で活躍するアーティストたちがつくるさまざまなARフィルターを使ってInstagramのストーリーズにメンションとハッシュタグをつけて投稿すると応募完了

キャンペーン考察

発見ポイント:

イプサ ザ・タイムRアクアという商品のイメージアップデジタルプロモーション。商品について理解訴求を直接ではなく世界観を知ってもらいたいという解決法を用いています。InstagramのSpark ARを利用して、世界で活躍するアーティストがARフィルターを作成していて、それをユーザーは活用してムービーを撮影してInstagramのストーリーズに投稿してもらう事によりイプサ ザ・タイムRアクアの世界観を体験できるという流れになっています。

広告提案側からすると、これで本当に売れるの?と言われてそうで、それに対するアンサーが難しいと容易に想像できるのですが、じゃあ購買に直接つなげるため「レシートキャンペーンやりましょう」「キャンペーン認知拡大にTwitterでフォロー&リツイートやりましょう」だと、ブランドの方向性と差異が生まれてしまう。ブランドの格や価値を高めるためには何ができるか、ということが課題だったということでしょう。

化粧品でInstagramのSparkARはよく見かけるのですが、ストーリーズに投稿は少ないです。なぜかというとストーリーズはハッシュタグ収集が自動化できず目視で収集する必要があるからです。このキャンペーンではメンションとタグをつけてもらって投稿してもらうことでそれを解決しています。メンションをつけることで通知が飛んできますので、そちらの通知から目視して応募リストを作っているのでしょう。とはいえ内容を精査したい場合は24時間で消えてしまうので毎日アカウントをチェックする必要が出てきてしまいます。

そしてもう一つ気になったのはアカウントをフォローするフローがないのも特徴です。当選者にはDMで連絡すると記載があるのですが、Instagramではフォロー外でもDMは許可されていれば配信可能です。短い時間に100通とか超えてくるとスパム扱いされて凍結されそうですが、今回の当選者数は合計14名なので配信自体は手動にはなりますが、大丈夫でしょう。

ただ、フォロー外からDMが来ても通知されません。ユーザーはDMのページを自分で開かないと、DMが来ているかどうかはわからないので、気付きませんでしたどうにかなりませんか問い合わせが来てしまいそうです。

スマートフォンキャプチャ

IPSA AQUA play ART を考察する動画

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