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特徴的なWebプロモーション・キャンペーン【最新事例まとめ】 2ページめ

Webサイトを活用したゲーミフィケーションや人気投票施策など、特徴的なプロモーションを紹介します。Web施策と合わせた認知・拡散のためのSNSキャンペーンもあわせて解説します。

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

キャンペーン概要対象の森永製菓マルチパックアイス(パキシエル、パリパリバー等)を購入したレシートを撮影し、特設サイトからアップロードして応募
インセンティブオリジナルデザイン入り「JBLゲーミングマイク」(250名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【「食感=音」というユニークな切り口!】

森永製菓による「そのひとくちどんな音?キャンペーン」は、対象のアイスを購入したレシートで応募すると抽選でゲーミングマイクが当たるマストバイキャンペーンです。

食感に特徴があるアイスのシズル感を「音」と定義し、その音を拾うための「マイク」をインセンティブに設定するという、斬新なストーリーを構築しています。

これにより、アイスという既存商品に新たな魅力を付加し、単なる販促活動に留まらない商品訴求を実現しています。

【尖ったインセンティブで新しいターゲット層へアプローチ!】

従来の箱アイスキャンペーンのターゲットである主婦層ではなく、「音」に敏感なゲームが好きな若年層へ向けてインセンティブを尖らせることで、新しいターゲット層の掘り起こしを図っています。

応募フローは購入レシートのWebアップロードというシンプルなマストバイ形式で、参加ハードルを抑えつつ、確実なリピート購買を促進する設計です。

「食感」という商品の資産を「音」と「ゲーミングデバイス」という現代的な文脈に翻訳した、戦略的なデジタルプロモーション事例でした。

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン
森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

【動画で解説!】森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

キャンペーン概要対象商品を購入したレシートを撮影し、特設サイトの応募フォームからアップロードして応募完了。購入個数に応じて当選確率が最大3倍にアップする。
インセンティブ【シュワシュワパーティーコース】チョコフレークサイダー6本セット(450名)、【ザクザクパーティーコース】クリスプチョコMEGA(50名)、【ワクワクパーティーコース】チョコフレークセット(500名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【王道スキームもインセンティブで話題化を狙う!】

日清シスコによる「チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン」は、王道のレシートマストバイキャンペーンに、異色のインセンティブを掛け合わせた企画です。

チョコフレークの甘さと香りがするサイダーや、ピザ並みの巨大なクリスプチョコなどの賞品が用意されています。味の想像がつかないサイダーは、美味しいのかどうかも怪しい。だからこそ「飲んでみたい」「ネタにしたい」という欲求を強烈に刺激する、いわゆる「バカパク(※)」系のインセンティブになっています。

また、購入個数に応じて当選確率が最大3倍にアップする仕組みも取り入れられ、年末年始のパーティーでの「まとめ買い」需要を逃さず刈り取ろうとしています。

※バカパク:「バカでインパクトのある」の略

【「ネタ」としてSNS拡散を促す!】

本キャンペーンは、レシート応募という参加ハードルが低い王道的なスキームを採用した上で、インセンティブをあえて「尖らせる」ことで、話題化を図っています。

届いた時のインパクトが大きい賞品は、受け取った人が思わずSNSに投稿したくなる体験設計となっており、二次拡散を促す狙いがあります。

これにより、ありきたりなマストバイキャンペーンが「ネタ」として昇華され、購買意欲の向上とSNS拡散を同時に実現しています。

チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン
チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

【動画で解説!】チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

ピノノくじ|森永乳業

ピノノくじ|森永乳業

キャンペーン概要ピノ6粒入りのキャンペーンパッケージ全6種を購入し、トレー下のQRコードを読み込みサイトに登録。「ピノキャラ」を生成し、パッケージの種類に応じた抽選券を集めて週1回の抽選会に応募
インセンティブピノ守護神、 冷凍庫いっぱいピノ、ピノQUOカード、ピノ実家のれん、ピノけん玉、ピノステッカー、ピノポーチ、ピノエコバック、ピノ豆皿、ピノドローン、ピノカチューシャ(各景品の当選数は非公開)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【収集型ゲーミフィケーション!】

「ピノノくじ」は、店頭でキャンペーンパッケージを購入し、箱の中のトレー下に隠されたQRコードを読み込んで参加するという、QRコード型マストバイのキャンペーンです。

サイトでユーザー自身が「ピノキャラ」というアバターを作り当選すると、その「自分のピノキャラ」がリアルな「景品」に転生する、というストーリーになっています。

これは単に「モノが欲しい」という欲求だけでなく、「自分のキャラがグッズになる」という強烈な自己顕示欲と所有欲を刺激する仕掛けです。当選したらSNSで自慢したくなる仕掛けが見事なUGC誘発設計といえます。

インセンティブもピノのデザインをふんだんに使った、不思議と自慢したくなるものになっているのもポイントです。

【6種のパッケージでリピートを促す!】

対象商品を「6種類の異なるパッケージ」に設定していて、リピート購入させる動機付けとして、「全6種をコンプリートして応募口数を最大(6口)にしたい」というコレクター心理を突いています。

単なるマイレージ式よりも、「パッケージを集める」という行動の方がゲーム感覚で楽しいですよね。

「週1回の抽選会」という表現にしているのも、次の抽選までパッケージを探させるという、リピート購買の期間を担保したいということなのでしょう。

単体パックの特性を活かし、「パッケージ収集」と「キャラクター転生」というゲーミフィケーションでO2Oのリピート購買を促す、エンゲージメント重視型のマストバイキャンペーン事例です。

ピノノくじ|森永乳業
ピノノくじ|森永乳業

【動画で解説!】ピノノくじ|森永乳業

佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

キャンペーン概要佐賀市の日常にある「あたりまえ」な幸せをWebやポストで投稿。採用されると観光資源として紹介され、豪華佐賀牛などが当たる
インセンティブ古湯・熊の川温泉で使える宿泊券3万円分(2名)、佐賀牛(3名)、佐賀海苔詰め合わせ(3名)、いちごさん(5名)、さがみかんジュース(6名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【逆転発想のプロモーション!】

佐賀市が仕掛ける「あたりまえハッピー」、通称「あたハピ」は、「何もない」を最強の武器に変える地方創生プロモーションです 。

 地方自治体のプロモーションというと「映える絶景」や「世界遺産」など分かりやすい観光資源を写真に取ってInstagramに投稿するような内容となりがちですが、佐賀市では「市民が普段あたりまえにやっていることこそが、外の人にとってはハッピー(観光資源)なんじゃないか?」という仮説のもと、日常をコンテンツ化しています。

市民から「自転車でどこまでも行ける平野」や「スーパーの魚が異常に美味い」のようなネタを募集するUGCキャンペーンの仕組みですが、SNSやWEBフォームだけじゃなく、駅や空港に物理的な「あたりまえ観光ポスト」を設置して、市民から発信するUGCにつなげています。

【「なにもない」を最強の武器に!】

インセンティブは「佐賀のいいもの」を配ることで、参加モチベーションを維持しつつ、商品のPRも兼ねています。

さらに、集まったネタを東京の下北沢で展示したり、「どうでしょう会議」と称して外部エディターにレビューさせたりと、集めた後のアウトプットが素晴らしく、単なる「あるあるネタ募集」で終わらせず、ちゃんと「観光プロモーション」に着地させています。

佐賀市の課題として「観光客を呼びたいけど目玉がない」「市民が地元の魅力に気づいていない」という二重苦があったということなので、それを「あたりまえ」を肯定することで一気に解決しようとしてます。

「日常」を観光資源へと昇華させ、市民の誇りをみせることにより、近隣の人や、観光客の興味を引くことができる、地方PRのいい解答です。

佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課
佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

【動画で解説!】佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

ライオングランプリ2025|ライオン株式会社

ライオングランプリ2025|ライオン株式会社

キャンペーン概要Webで無料のミッションをクリアして応募する「ライオンコース」と、スギ薬局の来店や商品購入でミッションをクリアして応募する「スギ薬局コース」の2種類で豪華賞品が当たる
インセンティブ【腕試しステージ ミッションNo.1】NANOX one商品約81年分をランダムで山分け(32名)、【お洗濯ステージ ミッションNo.2~5】アクロン、NANOX one PRO、ソフランプレミアム消臭、ソフランアロマリッチ商品約255年分の山分け(122名)、【お掃除ステージ ミッションNo.6~10】CHARMY Magica、ルックプラス商品675年分の山分け(114名)、【チャレンジステージ ミッションNo.11~13】アクロン、NANOX one、ソフランプレミアム消臭、ソフランアロマリッチ、CHARMY Magica、ルックプラス商品100年分の詰め合わせ(1名)、【スギ薬局に行こう!ステージ】スギ薬局で使えるスギポイント2,000円分(101名)、【 スギ薬局でお買い物!ステージ】スギ薬局で使えるスギポイント20,000円分(10名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【1111年分を山分け!】

ライオンが仕掛けた「ライオングランプリ2025」は、単なるプレゼントキャンペーンではなく、謎解きや街歩きのコンテンツを提供する「街ハック!」、そしてドラッグストア大手の「スギ薬局」というという3社がタッグを組んだ、複合的なO2O施策です。

Webで遊べる謎解きが中心の「ライオンコース」と、スギ薬局の店舗での行動や対象商品の購買が必要な「スギ薬局コース」の2つから参加を選べる設計になっていて、まずは気軽にWebの無料ミッションで遊んでもらい、興味が湧いたユーザーを自然と来店や購買行動に繋げようというストーリー設計となっています。

インセンティブはインパクトのある「ライオンのホームケア商品1,111年分相当を山分け」。「総額1000万円が当たる!」のような言い方ではあるのですが「1111年という到底生きて使い切れない分」という言い回しでアテンションを作っています。

1111名様に1年分当たるという言い方もできそうなので、実際とんでもない量が届くわけではないのでしょう。

【ミッション活用型好事例!】

単に商品を買わせるレシート応募ではなく、「ミッションクリア型」のゲーミフィケーションになっているのが面白く、特にスギ薬局コースでは、店頭に足を運ばせて対象商品を購入させるというO2O要素を組み込み、来店から購買までを完璧にトラッキングしています。

「1111年分」というバカパクな話題性でアテンションを取り、体験型コンテンツとO2O設計で購買とエンゲージメントを深化させるミッション活用型好事例です。

ライオングランプリ2025|ライオン株式会社
ライオングランプリ2025|ライオン株式会社

【動画で解説!】ライオングランプリ2025|ライオン株式会社