n2p blog

特徴的な動画キャンペーン【最新事例まとめ】 35ページめ

X(Twitter)やInstagramのアルゴリズムにあわせた動画視聴施策やWebサイトでの完全動画視聴が必須の施策など、特徴的な動画視聴キャンペーンをご紹介。クイズを掛け合わせたプレゼントキャンペーンなど参加したくなる動機づけも合わせて解説します。

Win a visit from the Coca-Cola Christmas Truck

キャンペーン概要と特徴

英国Coca-Colaによるマストバイキャンペーン。対象商品のシリアルコードをキャンペーンサイト上で入力することで応募が完了する。抽選で5000ポンド分の景品が当たる。
クリスマス時期にマルチチャネルでキャンペーンを運用している点が特徴。本マストバイキャンペーンは、同社YouTubeチャネル上のクリスマス向け動画からリンクされており、認知から購入、抽選参加までの総合的な導線が、それぞれ適切なツールを用いながら用意されている。

制作的大変そうなところ

制作の立場から見ると「マストバイの入力サイトってこれで良いんだよなー」、と言ったポジティブな感想。動画ありき&赤色とロゴでブランドが伝わる前提ではあるが非常にシンプル。レスポンシブもあるがまっすぐにコンテンツを1カラム中央揃えにするほうがわかりやすい。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

THERE'S NEVER BEEN A BETTER TIME | Cisco


http://www.cisco.com/c/m/en_us/never-better/index.html

キャンペーン概要と特徴

ネットワーク機器販売の「Cisco」による動画を用いたキャンペーン。環境保護やスマートシティ等、テクノロジーを用いて実現できるより良い世界についての動画コンテンツを、テーマ毎に掲載している。
テクノロジーカンパニーのブランドサイトとして、大局的見地を重視している点が特徴。ドメインごとに、必要なテクノロジーの紹介を、動画やデータを用いながら、理解しやすい説明を行っている。

制作的大変そうなところ

物凄い重い上にレスポンシブなのがSP閲覧でもPCでも結構キツイが見応えはあるコンテンツ。これが軽ければよりよかったんだろうが…CISCOはネットワーク関連の企業なのに…。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

M&S Christmas Advert


http://www.marksandspencer.com/c/christmas/christmas-tv-advert

キャンペーン概要と特徴

マークス&スペンサーによる動画キャンペーン。女性のサンタさんが活躍するという内容の動画がTV/WEBで展開されているほか、クリスマス向けのギフトオファーへのリンクが示されている。ハッシュタグは「#LoveMrsClaus」。
伝統とダイバーシティを意識したストーリーが特徴。サンタクロースは男性だという固定観念への問題提起を、小売事業者の立場から行っている。TVCMも放映されているとのこと。

制作的大変そうなところ

ニュース記事かな?と思わせるレイアウトは日本ではあまり見られないような気がする。技術的には難しいことは無いが外部リンクへの細かい配慮は参考になる。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

John Lewis Christmas Advert 2016 – #BusterTheBoxer

キャンペーン概要と特徴

イギリスの百貨店チェーン「ジョン・ルイス」による動画・ハッシュタグキャンペーン。動画に登場する犬のBusterに関するグッズや、VR動画、Snapchatフィルタなどを、クリスマスキャンペーンとして展開している。
動画のクオリティと多様なO2O施策が特徴。オンライン上では、ユーモアのある動画をハッシュタグとともに展開しつつ、実店舗ではVR体験やSnapchatフィルタを提供するなど、汎用性・実現性の高いキャンペーンになっている。

制作的大変そうなところ

デザインが超オシャレでパララックス効果で飛び出る動物が楽しい。
英語圏のランディングページは本当に品があるのだが、訴求効果はイマイチ日本人にはわかりづらい。

スマートフォンでの特徴

フォルダによる振り分け

Tested Tough in the Pacific Northwest | Columbia Sportswear

columbia_com_testedtough_html
http://columbia.com/testedtough.html

キャンペーン概要と特徴

Columbiaによる写真投稿キャンペーン。同社製品のタフネスをアピールするため、過酷な環境においてテストが行われている様子が掲載されている。写真は、キャンペーンサイト上のアップローダのほか、Instagram、Facebook、YouTubeのアカウントと連携して投稿することができる。ハッシュタグは「#TESTEDTOUGH」
自社コンテンツと、SNSで集められたコンテンツ(UGC)のバランス感が特徴。製品としてタフネスをテストしていること、それがユーザーに広く利用されていることが、嫌味なく伝わっている。

制作的大変そうなところ

視覚的なインパクトとColumbiaユーザー同士の連携感が見えやすくなってる、SNS上でキャンペーンを走らせてサイトに統合するタイプの好例と思われる。
ただ結構サイトの運営というか投稿写真管理の手間は大変そう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
columbia_com_testedtough_html_sp