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特徴的な動画キャンペーン【最新事例まとめ】

X(Twitter)やInstagramのアルゴリズムにあわせた動画視聴施策やWebサイトでの完全動画視聴が必須の施策など、特徴的な動画視聴キャンペーンをご紹介。クイズを掛け合わせたプレゼントキャンペーンなど参加したくなる動機づけも合わせて解説します。

ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社

ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社
キャンペーン概要ハイチュウエフェクトを使って動画を撮影しTiktokに投稿した中から一名様の動画がNYタイムズスクエアで一日動画が流れる
インセンティブタイムズスクエアで一日動画が流れる
使用 SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【”アメリカンドリーム”で難しいキャンペーンを突破】

2008年からアメリカでの販売をしていたハイチュウが、苦戦を乗り越え2022年にハイチュウファンタジーミックスが全米CVS POSランキングキャンディ新商品部門一位になるという快挙を達成。

2023年日本凱旋デビュー記念としてデジタルプロモーションを行っています。商品展開もブルーハワイやレインボウシャーベットなど、実に甘そうなアメリカ向けラインナップ。

キャンペーンは3つ走っており、なんと中には鬼門とされているTikTokダンスキャンペーンが。とはいえアメリカの力を借りればダンスを踊って撮影して編集してTikTokに投稿するなんていうハードルはなんのその、ですし、ハイチュウエフェクトを用意していて、ハードルを下げています。

インセンティブはNYタイムズスクエアで動画が一日中流れるという、なかなかない経験をぶつけることで承認欲求をばっちり満たしてます。またインフルエンサーも多数用意しており、共感、あこがれを促しています。

また購買を促すレシートマストバイキャンペーンやTwitterでの引用リツイートキャンペーンによるキャンペーン認知拡大も行っており、インパクトのある動画投稿での話題化と、購買、認知拡大と三方向すべてを網羅しています。

現在投稿数300程度ということで、このインセンティブに対してはもったいない気もする。内容も充実しているのでもっとTikTokerたちが食いつきそうですが、認知の問題なのでしょうか。

しかし日本の食品がアメリカでも愛されているというのは誇らしいものです。

スマートフォンキャプチャ

ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社
ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社

【動画で解説!】ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社

キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

JAPAN VERTICAL MV CONTEST 2023

キャンペーン概要課題曲を紐づけ、ハッシュタグ #JVMC2023 #縦型MV をつけてTikTokで投稿するとコンテストに応募完了
インセンティブグランプリ獲得で賞金100万円。日本テレビ「SENSORS」で作品を放送
使用SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【TikTokが仕掛ける「縦型MV」コンテスト!】

TikTokと日テレによる、プロ・アマチュア問わず全てのクリエイターに門戸を開いた新しい縦型ミュージックビデオのコンテストです。

TikTokは縦型動画の新たなジャンルを生み出すために、いろいろなプロモーションコンテンツを輩出しています。最近では東宝映画と組み「縦型映画」という新たな映画のシーンを生み出すべく、コンテスト形式のTikTok投稿デジタルプロモーションを行ってました。今回のコンテストはそのミュージックビデオ版といえます。

【ユーザーが投稿しやすくなる仕組みを考える!】

コンテストの課題曲は、JO1がカバーする90年代の小室哲哉の名曲『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』と、昭和から平成生まれまで幅広くカバーする楽曲が選曲されました。JO1のパフォーマンス素材など、MV制作で利用可能なアセットも配布されています。

TikTokは少しずつAPIが公開されてきており、プロモーションへ活用しやすくなってきました。盛り上がるデジタルプロモーションを立案する際には、ユーザーが動画を撮りやすくする仕組みや、「動画映え」とはどんなものかを考えていくことが重要です。

【動画で解説!】JAPAN VERTICAL MV CONTEST 2023

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/1/22-1/26

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ティロリミックス あがっていけ!

キャンペーン概要マックフライポテトが揚がったときに聴こえる“ティロリ♪”音をマッシュアップ
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【マックフライポテト×音楽がアーティストを応援!】

2023年に、Adoの「踊(おど)」とasmiの「PAKU」、そして、マックフライポテトが揚がったときにフライヤーから鳴る“ティロリ♪”音をマッシュアップした楽曲「ティロリミックス」のMVを制作・配信したプロジェクトの第2弾です。

今回は、YOASOBIの「群青」とVaundyの「花占い」、“ティロリ♪”音をマッシュアップした楽曲「ティロリミックス 2024」を制作。“ポテト3兄弟”がアーティストを夢見る若者に寄り添い応援する様を描いたMVが公開されています。

また、実際に「ティロリミックス」の世界観を体感できるポップアップイベント「ティロリミックス あがっていけ!展」が東京・渋谷で行われました。

【アーティストの応援がキャンペーンの認知拡大に!】

夢を追いかけるアーティストを応援するためのプロジェクト「ティロリミックス Presents『アー写にポテト』」も実施されました。ポテトを入れたアー写(アーティスト写真)をXに投稿するとプロジェクトの公式サイトに掲載され、アーティストのMVへの導線が生まれるという仕組みです。

また、アーティストのファンがXで簡単にシェアできる応援ボタンを用意。ファンがアーティストを応援することで「ティロリミックス」の認知を拡大でき、さらにアーティストのファンをマクドナルドのファンに取り込むことができるようになっています。

【動画で解説!】ティロリミックス あがっていけ!

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/1/29-2/2

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ただいまお茶づけ中 TikTok動画コンテスト|永谷園

キャンペーン概要TikTokにて「#ただいまお茶づけ中」をつけたお茶漬けをかっこむ動画を投稿するコンテスト
インセンティブWEBCMで動画を使用。オリジナルお茶碗などをプレゼント
使用SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【永谷園の人気CMを令和にリバイバル!】

平成初期から広告費のほとんどをテレビCMに集中投資している永谷園。そのなかでも話題になった、1998(平成10)年の「ただいまお茶づけ中編」をリバイバルした企画です。TikTokで「#ただいまお茶づけ中」をつけた動画を投稿すると、最優秀賞(10名)の作品が永谷園のWEBCMに使用されます。

キャンペーン開始に合わせて、YouTubeで人気の動画クリエイター3名がお手本動画を投稿。元ネタのCMはお茶漬けをただおいしそうにかっこむシンプルな内容だったのに対して、お手本動画はレシピにアレンジを加えたりと、令和らしい内容になっています。

【動画の投稿には強い動機付けが必要!】

応募期間は終了していて、ハッシュタグが付いた投稿動画は26件でした。

ユーザーに動画を投稿させるのは思っているよりもハードルが高いものです。特に編集が必須なものは、構成を考えて、撮影、編集、テロップ付け、公開と、手間がかかるため、投稿者に強いモチベーションを持たせる仕組みが必要になります。

今回の場合は、シンプルにお茶漬けをかっこむだけの動画を募集したほうが、ハードルが下がって投稿が増えたかもしれません。

【動画で解説!】ただいまお茶づけ中 TikTok動画コンテスト|永谷園

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/1/29-2/2

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#推しチョコバレンタイン|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

キャンペーン概要指定BGM「チョコレートのテーマ/佐藤ノア」を使用して、「推し」への愛を、チョコレートを使用して表現した動画をTiktokに投稿
インセンティブ投稿者から抽選で100名に「オリジナル フォトフレームお菓子BOX」をプレゼント
使用SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【バレンタインと推し活を融合!】

「バレンタインはあらゆる人が自分の好きなことと一緒にチョコレートを楽しむ日」と掲げる明治のバレンタインプロモーションです。

従来の「女性が男性にチョコを贈る日」でなく、好きなヒト・モノ・コトを「推し」と捉え、愛情や感謝を伝える“推し活”を“推しアソビ”として、それぞれの「推し」と一緒に、形に捕らわれない自由な発想でバレンタインを楽しむシーンを創出しています。

【人気インフルエンサーを起用してZ世代に訴求】

コンテンツは、まず、推しチョコアンバサダーに任命されたアソビシステム所属の3組が、2024年のバレンタインに作りたい“推しチョコ”を紹介。TikTokフォロワー280万人超えのMIOCHIN、チャンネル登録者数112万人以上のYoutuber・とうあ、2023年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得した「KAWAII LAB.」から生まれた7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPERと、Z世代に影響力のある面々がそろっています。

さらに「#推しチョコグランプリ」も実施。有名人や二次元キャラ、身近な人やモノなど、自分の「推し」への愛をチョコで表現した動画を、TikTokに投稿すると抽選でプレゼントがあります。キャンペーンのサイトでは現役高校生・大学生と考えた推しチョコバレンタインの例がかわいいイラスト付きで多数紹介され、具体的な楽しみ方がわかるようになっています。

【動画で解説!】#推しチョコバレンタイン|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/2/5-2/9

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