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特徴的な「企画」を取り入れたキャンペーン施策【最新事例まとめ】 22ページめ

X(Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSを活用した拡散力の高い企画や、チャレンジ企画・コラボ企画など特徴的なWEBプロモーション施策をご紹介。キャンペーンが成功した要因となるアイデアや手法なども合わせて解説していきます。

カカオ発売1周年記念 教えてあなたの推しポッキー|江崎グリコ株式会社

カカオ発売1周年記念 教えてあなたの推しポッキー|江崎グリコ株式会社
キャンペーン概要Xにて推しのポッキーを投稿すると応募完了
インセンティブなし
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【推しポッキーを投票!】

2023年9月に、「ポッキーカカオ60%アンバサダー」に就任した大人スタイルのリカちゃん。おそらく一年契約だったところ契約が更新され、引き続き2024秋以降もアンバサダーを努めています。

今回の企画は投票型のキャンペーンで、リカちゃんからの「推しポッキーを教えてね」という問いかけに答える形になっています。春のキャンペーンでもあった「リカちゃんとでんわしている風動画」の公開や、Xではリカちゃんと会話ができるような工夫など、リカちゃんから話しかけられたりおしゃべりするというスタイルが売りになっています。

【中間発表で競争心を煽る!】

WEBサイトにて実施された「推しポッキー」の投票はそれぞれ推しポッキーのボタンを押すとXの投稿画面が立ち上がり、そのまま投稿すると投票が完了するフローになっています。中間発表もあり、最終結果発表までのキャンペーン期間が長めに設定されています。

シンプルなXでの投票キャンペーンですが、シンプルゆえ投票数が見えないため中間発表を入れることにより競争心を煽っているようです。

カカオ発売1周年記念 教えてあなたの推しポッキー|江崎グリコ株式会社
カカオ発売1周年記念 教えてあなたの推しポッキー|江崎グリコ株式会社

【動画で解説!】カカオ発売1周年記念 教えてあなたの推しポッキー|江崎グリコ株式会社

卒業希望式 | NTTドコモ

キャンペーン概要音声やテキストでこの社会からなくなってほしいことを入力すると卒業証書が出力される
インセンティブなし
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【卒業生の意見をもとに、人気アーティストとのコラボMVを制作】

今年卒業を迎え、社会の一員として歩み始める若者を応援する企画です。“SNSでの誹謗中傷”や“理不尽な規則”など、この社会からなくなってほしい=“社会に卒業してほしい”ことを特設サイトで募集し、それをもとに人気アーティスト・yamaさんが歌う新曲およびコラボMVが制作されるという内容です。

【音声とテキストから画像を自動生成!】

応募は、専用フォームでのテキスト入力に加え、音声入力が可能。入力した内容は「#卒業希望証書」として自動的に画像が生成されます。画像はダウンロードできるほか、サイトのシェアボタンからXへの投稿も可能です。

特設サイトでは、実際に応募された力のこもった音声を聞くことができます。テキスト入力と比べると、音声入力は参加のハードルこそ高くなりますが、より強く訴えたいと考える人はより参加したくなるのではないでしょうか。

【動画で解説!】卒業希望式 | NTTドコモ

キャンペーンまとめblog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/11-3/15

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック

NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック
キャンペーン概要大喜利でSNSに話題を振りまいて、試し書きにつなげ店頭誘引させる
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【お笑い芸人が大喜利100本ノックに挑戦!】

弊社でもお仕事させていただいているパイロットが、2008年に発売した油性ボールペン『アクロボール』のボディデザインや商品ロゴをリニューアル。それにあわせて実施されたキャンペーンです。

お笑いコンビ「真空ジェシカ」が“大喜利100問ノック”に挑戦。新しくなった『アクロボール』で、大喜利の回答をノンストップで書き上げていくコラボレーション動画を公開しています。また、大喜利の全回答をまとめたポスターを新宿駅に掲示したほか、店頭の試し書き用紙で大喜利にチャレンジできる”試し書き大喜利”も。

【大喜利コンテンツはXと相性抜群!】

大喜利コンテンツはXとの相性が非常によい企画です。Youtube動画にあわせ、Xでもキャンペーンを展開することで大喜利のUGCを増やし、最終的にお店の試し書き大喜利にたどり着くような店頭誘引施策を用意するのが効果的ですが、今回はそこまで行っていません。

キャンペーンごとにアカウントを作ることはあるものの、パイロットにXの公式アカウントが無いことが要因として考えられます。店頭誘引までのストーリーはとても面白いだけに、非常にもったいないと感じました。

NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック
NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック

【動画で解説!】NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック

キャンペーンまとめblog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/18-3/22

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」

これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」
キャンペーン概要発売から20年以上の商品やサービスを対象に指定されたハッシュタグ投稿キャンペーンを各社とともに行う日を制定
インセンティブキャンペーン参加ブランドのフォロー&ポストして応募すると、ブランドによってプレゼントがもらえる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ロングセラーブランドをターゲットにしたパッケージ!】

SNSマーケティング支援サービス「ホットリンク」が、3月15日を「ロングセラーブランドの日」に制定し、その日に毎年UGCキャンペーンを行うという「#ロングセラーブランドの日パッケージ」の提供を開始しました。3月15日という日付は「最高」「再考」「さぁ行こう」のゴロ合わせから。

長年支持される商品やサービス、ブランドへの愛を語り合い、共有する日になればという思いが込められていて、SNSを活用したロングセラーブランドの新たなプロモーションシーンを生み出そうとしています。

【ロングセラーブランドの課題解決に寄与!】

ロングセラーブランドが周年記念のコンテンツを行う場合、プロモーションのインパクトを出すためには、40、50周年と、10年程度のスパンが必要になります。また、周年コンテンツはそこまで幅がないため検討も大変。その点、このパッケージは、発売20年以上のブランドであれば参加可能と、気軽に参画しやすくなっているのがポイントです。

ブランドの若返りや、長年のファンとのコミュニケーションといった部分に寄与できる点も企業から評価されそうです。

これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」
これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」

【動画で解説!】これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」

キャンペーンまとめblog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/18-3/22

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

フードロスラ  | 味の素株式会社

キャンペーン概要WEB動画を中心とした、フードロスという社会課題に取り組むキャンペーン
インセンティブXをフォロー&リポストすると特捜隊バッジが当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【楽しくフードロスを理解する!】

環境省が公表した「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和3年度)」によると、国内の家庭におけるフードロスは年間約244万トンあり、近年問題になっています。味の素は、この「フードロス」という社会課題に対してわかりやすくキャッチーに取り組むキャンペーン「フードロスラ」を開催しました。

メインコンテンツは、「ゴジラ-1.0」でおなじみの山崎貴が監督を担当した「フードロスラ どうする!?人類篇」というWeb動画。家庭内フードロスの“悲しみ”が生んだ巨大怪獣「フードロスラ」を撃退し、フードロスが無い地球を取り戻すためユーザーが特捜隊として楽しく社会問題に取り組むようなストーリーです。

どのようにしたらフードロスを減らせるのかという難しそうな課題に対して、作戦・指令という言葉を使うことによって自分ごと化しやすくし、それほど難しいことではないということを訴求しています。

【Xを活用しリポストキャンペーンや撃退レシピ検索マシンによるUGCも!】

特捜隊バッジが当たるXのフォロー&リポストキャンペーンのほか、余ってる食材やおかずを入力すると、フードロス等の動画とともにそれを使ったレシピが出てくる「撃退レシピ検索マシン」を利用した、ハッシュタグ投稿のスキームも用意されてます。

Xに用意されている投稿文もストーリーがわかりやすくなっていて、キャンペーンの軸がはっきりしているのもポイントです。

【動画で解説!】フードロスラ  | 味の素株式会社