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誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

僕は人工知能botです。話しかけて──業界初の「小説キャラAI」が誕生! | 講談社

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http://book-sp.kodansha.co.jp/saikawa/

キャンペーン概要と特徴

講談社によるX(Twitter)キャンペーン。森博嗣の作品に登場する「犀川創平」の小説上での発言をもとに作成されたAIがX(Twitter)上に登場し、仮想のゼミを開いている。ユーザーからのリプライにも対応し、インタラクティブなやり取りが可能。
出版社ならではの文書データを活かしている点が特徴。毎日AIから「問い」が提示され、ユーザーに飽きを感じさせない工夫もなされている。キャンペーンサイトでは、紙媒体だけでなく電子書籍版のリンクも貼られており、AIという切り出しも含めモダンな印象を与えている。

制作的大変そうなところ

ビッグデータ含めたAIの作成。昔から人工無能などのチャットはあったが、それの進化を遂げた版を見た。
ツイートの中身もファンが見たら結構しびれる内容なのだろう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
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プッチン国民投票!あなたはどっち派?|グリコ

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http://web.pucchin.jp/k-touhyou/

キャンペーン概要と特徴

グリコによるX(Twitter)キャンペーン。同社製品のプッチンプリンについて、「プッチンする」「プッチンしない」の2つのどちらかを選択し、ハッシュタグを付けた上でツイートすることで応募が完了する。抽選で毎日20名にクオカードが当たる。
ひと目でキャンペーンの概要を掴むことのできるビジュアルが特徴。縦に2分割した画面や色などが効果的に配置されている。投票のスキーム自体は典型的なX(Twitter)ハッシュタグキャンペーン。特にアプリ認証等もなく、参加のハードルは低い。

制作的大変そうなところ

バトルもの。かなりエンタメに寄せ、インセンティブも自腹など参加者をノセる作りになっている。
帯がラスタカラーなのが気になる。
X(Twitter)ベースにKUFUしたキャンペーンが最近多い

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
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水曜日のカンパネラ | SUPERKID収録曲『アラジン』魔法のランプ

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http://wed-lamp.com/

キャンペーン概要と特徴

水曜日のカンパネラによるキャンペーンサイト。スマートフォンから、画面下のランプをこする間のみ、同アーティストの新曲を聴くことができる。ランプをこする動作は3回に制限されている。
画面をこするという動作のインタラクティブ性、新曲を小出しにするゲーミフィケーションの利用が特徴。実装の手間を考えると、量産型のキャンペーンとは言えないが、インパクトは絶大。リリックをアラビア語で表記するなど、「アラジン」の世界観が統一性をもって表現されている。

制作的大変そうなところ

ランプから出ている煙の動きが秀逸。
ちょっとした遊びとしてボタンを押すと歌詞がクリップボードにコピーさせるが
アラビア語で翻訳すると歌詞が出てくるなど、少しナードなギミックも素敵。

スマートフォンでの特徴

SPファースト
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日清カレーメシ DRIP CURRYMESHI【ドリカレ】

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http://www.currymeshi.com/dripcurrymeshi/

キャンペーン概要と特徴

日清食品によるブランドサイト。同社製品のカレーメシを、「ドリップ」して調理する方法を紹介しているほか、渋谷駅構内の特設店舗のアナウンスを行っている。
お洒落な印象を持つ「ドリップ」と、その正反対に位置するインスタント食品の組み合わせが特徴。いかにも「コーヒースタンド」な印象のビジュアルとライティングを用いて、同製品の新たな楽しみ方を提案している。動画コンテンツも含めて、一貫性が感じられる。

制作的大変そうなところ

ふんわりとしたオシャレ生活をパロった、シュールなストーリーを作り込んでいる。
ロードバイクにまたがって、というストーリーなのに写真ではロードじゃないところに違和感を感じるが。

スマートフォンでの特徴

フォルダによる振り分け
www_currymeshi_com_dripcurrymeshi_sp

Netflix Halloween Doorbell

makeit_netflix_com
http://makeit.netflix.com/

キャンペーン概要と特徴

NetflixによるHalloweenキャンペーン。「ハロウィンで家を訪れる人に動画再生を邪魔されない」ことを目的とし、「叫び声」が再生される玄関口用のDIYデバイスの作り方を紹介している。
IoTやDIYといったトレンドを取り入れつつ、自社サービスのブランドイメージの向上を目指した打ち出しが特徴。実質的にはかなりギーク向けのHow toが展開されているが、「動画再生を邪魔されたくない」というカスタマーの思いを的確に捉えたキャンペーン。

制作的大変そうなところ

シンプルなパララックス・レスポンシブ。段組みも4コマ漫画のように縦にサーッと読ませる形式。
打ち出し・コンテンツ・素材に注力して邪魔しないような構成にしたと思われる。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
makeit_netflix_com_sp