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誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】 17ページめ

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

バーバリーがフェスティブシーズンを祝うLINE公式アカウント限定コンテンツを公開

バーバリーがフェスティブシーズンを祝うLINE公式アカウント限定コンテンツを公開
キャンペーン概要全国47都道府県の地元企業47社が参加するプロジェクト。ポスターやCM、コラボ商品などを通じて日本各地から同作を盛り上げていく
インセンティブLINE友だち限定のデジタルメッセージカードがLINE上で動画生成される
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【ハイブランドのLINE活用】

ハイブランドのLINE活用でキャンペーンをやっているのが珍しいので考察。

ーーーブランドイメージを損なわないようにするためSNSでのキャンペーンはかなり慎重に行っているはずです。Twitterでフォローアンドリツイートなどはやらないだろうし、インセンティブだって気を使わなければならない。以前ドルガバ×呪術廻戦というハイブランドのマンガコラボというのを見かけたが、マンガに寄せていて実験的でブランドのイメージをそこまで傷つけないようにTwitterキャンペーンを行っていました。

そんなバーバリーはフェスティブシーズンというクリスマスから年末年始にかけての時期にかけてを祝して大切な人へ想いを贈るメッセージカード動画合成キャンペーンを行っています。 2種類のカードから好きなデザインを選んでメッセージを添えると、オリジナルのメッセージカードが簡単に作成できます。出来上がったデジタルメッセージカードは、ブランドのアイコン「馬上の騎士」が聖なる夜空を駆け巡り、フェスティブの気分が高まるメロディとともに動画が生成されて、LINEの友達に送ることができるわけです。

ーーーLINEではLPをかませることによりメッセージカードを作ったり、クイズや診断なども可能で幅広い事が可能なんですが、意外と見かけないと思ってしまうのはLINEに拡散性がなくキャッチアップできてないんでしょうね。逆に言うと友達になっている人はすでに結構なファンだったりすると思うので、ブランド価値向上キャンペーンとは相性がいいように思います。

【動画で解説!】バーバリーがフェスティブシーズンを祝うLINE公式アカウント限定コンテンツを公開の戸締まり』公式サイト

週間キャンペーンまとめblog

週間キャンペーン記事no377

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

まっぷる監修「めざせ!!宮城クイズ王ラリー」 | 株式会社マップル

まっぷる監修「めざせ!!宮城クイズ王ラリー」 | 株式会社マップル
キャンペーン概要観光スポットで流れる音声に従って、簡単なクイズに挑戦してプレゼントキャンペーンに応募できる
インセンティブ宮城に関する豪華商品
使用 SNSアプリ

キャンペーンのポイント

【クイズ×インセンティブ】

Locatoneというソニーが出しているアプリを活用したデジタルプロモーションで、現実世界を散策できるSound ARサービスらしいです。ツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、自動的にその場に応じた音声や音楽が聞こえてくるというもので、場所を音で拡張するという内容になっています。そちらを宮城が活用して、とある場所に行くと音声でクイズが出てきて、宮城の良いところを学んでいけるというもの。宮城県内の約40箇所を巡る楽しみとクイズキャンペーンでの強み訴求、そしてインセンティブと一人で旅行に行く目的を作ってくれています。

locatoneを見ていくと他にもいろんなツアーがあって、観光ももちろんですが、キャラクターやアーティストのコラボなんかもあります。たとえばムーミンバレーパークではパーク内宮沢湖で行われる光の演出があるのですが、そこに音響体験Sound ARを組み合わせ、散策のペースに合わせて耳元から流れるストーリーを聞きながら全長約1.8㎞の湖畔の道を進むアトラクションとして導入されてます。YOASOBIというアーティストは新曲の世界観とSound ARをミックスして、一時間街を歩きながら新曲に浸れるなど、音声でアクションを拡張できるのは面白いですよね。

ーーーツアーガイドのすごい版なんでしょうが、音楽やキャラクターなども含めて拡張してくれるってのは新しいです。観光はもちろんのこと小説やマンガのプロモーション、聖地巡礼などいろんなことでプロモーションできそうなんで、SoundARは覚えておいて損はしないでしょう

まっぷる監修「めざせ!!宮城クイズ王ラリー」 | 株式会社マップル

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まっぷる監修「めざせ!!宮城クイズ王ラリー」 | 株式会社マップル

【動画で解説!】まっぷる監修「めざせ!!宮城クイズ王ラリー」 | 株式会社マップル

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2022 Merry & Bright Christmas msi

キャンペーン概要リワードメンバー限定でサイト内でポイントを使用して抽選やゲームに参加できる
インセンティブゲーミンググッズ
使用SNSWEB,Instagram

キャンペーンのポイント

【海外と日本でのキャンペーン違い】

ーーーこのリワードってサイト内ポイントのことなんだろうけど、若干アンダーグラウンドなサイトに多く見かける言葉なんですよね。とはいえスターバックスもサイト内ポイントをリワードって言っているので当たり前の言葉なんでしょうが。

そんなリワードを獲得できるmsiという台湾のPCメーカーが行う抽選やゲームを通じて色々プレゼントが当たるキャンペーンとなっています。

ーーー海外系のキャンペーンってユーザーが何をすると何がもらえるのかってのがとてもふわふわしてますよね。日本のキャンペーンだとインセンティブがしっかり全面に出されていて、何が何人に当たるのかってのが明確。そうしないと怪しいキャンペーンに見えて、ひいてはブランド価値を損ねてしまうってところにつながってしまうって考えなのでしょうか。

msiの場合、スノードームの贈り物、クリックするとどうなってプレゼントが何なのか全くわかりません。リワードメンバーというファンのみのキャンペーンだからなんでしょうか。ポイントを消化しての抽選があり、さらにInstagramのストーリーを活用したプレゼントキャンペーンもありますが、何が当たるのかは記載なし。

ーーーよくわからないので参加しづらいですね。

さいごは神経衰弱と、まあまあクオリティ高めのゲームが入っていて、サイトとしてはお金をかけているから、もう少しわかりやすくするとリワードメンバーも増えていいと思うのですが日本はメインじゃない感じなのでしょうか。ちなみに詳細はこちらを見るとpdfでサイトの説明があります。また利用規約にはプレゼントの詳細も書いてありますので、怪しいサイトじゃないんだぜ。

ーーー職業柄海外のキャンペーンも研究していますが、日本はかなり独自の進化をしています。そもそも海外は配送が大変、言語の壁があるなどデジタルキャンペーンが少ないイメージです。逆輸入していくと丁寧なキャンペーンは海外に需要があるかもですね。

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【動画で解説!】2022 Merry & Bright Christmas msi

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週間キャンペーン記事no376

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#日本の戸締まりプロジェクト|映画『すずめの戸締まり』公式サイト

#日本の戸締まりプロジェクト|映画『すずめの戸締まり』公式サイト
キャンペーン概要全国47都道府県の地元企業47社が参加するプロジェクト。ポスターやCM、コラボ商品などを通じて日本各地から同作を盛り上げていく
インセンティブなし
使用SNSWEB

キャンペーンのポイント

【IPを活用したキャンペーン】

新海誠監督の劇場版アニメ「すずめの戸締まり」に登場するヒロイン・すずめが描かれ、「次へ。」というコピーが添えられた「日本の戸締まりプロジェクト」が始動。「扉を閉じていく物語」というストーリーにちなみ「社会にまん延する閉塞感の扉を閉じ、そして次へと向かう全ての人たちを応援する」という思いがあり、新海誠の新作というネームバリューを活用して地方の企業を活性化していこうという内容になっているプロジェクト。

47都道府県ごとにタイアップ企業が名を連ねており、それぞれの企業がキャンペーンを行ったりしています。例えば北海道フルーツケーキファクトリーではInstagramのフォローアンドいいねをやっていたり、プレジャーフォレストでは映画に登場する猫「ダイジン」を活用したスタンプラリーや主人公「鈴芽(すずめ)」と一緒に旅をする「すずめの椅子」がARで出現し、プレジャーフォレスト園内限定で撮影ができるようにしていたりと、IPコラボキャンペーンを行っているわけです。

ーーーポスターに使われているメインビジュアルは使っていいとなっているんでしょうね。タイアップCMではすずめの戸締まり動画のあとに自社広告動画をつけて流していいよ、となっています。チャンネル登録者数 119万人の東宝MOVIEチャンネルから投稿されているCMになるので、それなりにインプレッションも稼げそうで、広告効果ありそうです。

ーーーおそらく都道府県ごとに条件は違いく、でかいIPを手に入れたと同じ状況なのでフル活用したキャンペーンをここぞとばかりに行っていると思ったら意外とどこもやってません。IPをうまく活用するといったキャンペーンは大きい会社でしかあまりやらないので中小企業だとノウハウがないということなんでしょうか。相談待ってます。

#日本の戸締まりプロジェクト|映画『すずめの戸締まり』公式サイト

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#日本の戸締まりプロジェクト|映画『すずめの戸締まり』公式サイト

【動画で解説!】#日本の戸締まりプロジェクト|映画『すずめの戸締まり』公式サイト

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みんなで育てるチャレンジツリー|エボルタNEOチャレンジツリー プロジェクト Panasonic

みんなで育てるチャレンジツリー|エボルタNEOチャレンジツリー プロジェクト Panasonic
キャンペーン概要今年チャレンジしたことを投稿するとチャレンジツリーがどんどん成長する
インセンティブパナソニック製品
使用 SNSWEB,Twitter

キャンペーンのポイント

【リアルイベントとの連動】

毎年乾電池の長もち実証として岩やロープを登り続けるエボルタNEOくんですが、長もち実証だけでなくみんなの<一歩踏み出せたこと=チャレンジ>を投稿し、増えると、デジタル上のツリーが大きく育っていくというもの。

ーーーすでにすごい量の投稿がされていて、ツリーが育ちまくっています。

チャレンジを送るを押すとフォームに投稿されて一覧に並ぶ形。みんなのチャレンジを見るからいいねもできます。ここはTwitterと連携とかはなくサイト内で完結させています。ハッシュタグ投稿で引っ張ってきて埋め込みを一覧で見させるとかもできそうですが、今回はオフラインとの連携もあるからかサイト内完結型です。

エボルタNEO歴代初となるリアルイベントとデジタルコンテンツでの同時開催で、エボルタNEOの長もち性能を実証するために、東京渋谷MIYASHITA PARKに約6メートルの巨大な<エボルタNEOくんチャレンジツリー>を設置、単1形500本を動力にイルミネーションとして使用するLED電飾10,000個の約1ヶ月間連続点灯に挑戦しているというもの。こちらの点灯式をサイト内で生配信したり、ツリーをライブ配信していたりイベントをうまくデジタル活用しています。また、キャンペーン認知拡大としてフォローアンドリツイートインスタントウィンも行っています。

ーーーみんなのチャレンジを応援するというのはブランド価値向上を目指すキャンペーンの王道ですよね。その中でリアルイベントと連動させるという手法がようやく復活してきた2022年年末。来年は更に増えていくと思うので今からイベント連動の手法は武器として持っておきたいですね

みんなで育てるチャレンジツリー|エボルタNEOチャレンジツリー プロジェクト Panasonic

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みんなで育てるチャレンジツリー|エボルタNEOチャレンジツリー プロジェクト Panasonic

【動画で解説!】みんなで育てるチャレンジツリー|エボルタNEOチャレンジツリー プロジェクト Panasonic

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