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誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

ロートアルガードカフン認証 presented by K.I.|ロート製薬


https://jp.rohto.com/rohto-alguard/promotion/ki2019/

キャンペーン概要と特徴

ロート製薬株式会社による花粉対策ブランド「アルガード」のプロモーションサイト。X(Twitter)にて花粉の症状を感じつつもそれを否定する投稿がされると、それを花粉対策のために作られたAIが花粉症かどうかを判定し、判定されたら花粉症対策グッズをプレゼントするというもの。
このキャンペーンの凄まじいところとして、参加にハッシュタグなどは必要なく、「花粉症を認めたくないツイート」を勝手にチョイスし、当選させているという点。一般的にはキャンペーンを盛り上げるためにハッシュタグを用いたりリンクのシェアをさせたりするがそれもなく、また当選したかどうかは定期的にWEBサイトをチェックするしかない。3時間毎に当選者が変わるため、当選したい人は何度もハッシュタグ無しでツイートするため、もはや検証目当てのツイートとは思えないようになっている。またサイトデザインもとても素晴らしく、ありがちなサイバー感とスクロールによって文字が手前から出てくるのが映像のようでかっこいい。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

スマホの不安解決! 「3年B組スマ八先生」 | モバイル | ソフトバンク


https://www.softbank.jp/mobile/special/gakuwari/sumahofuan/

キャンペーン概要と特徴

ソフトバンク株式会社によるスマフォの普及を目指したキャンペーン。子にスマフォと持たせることへの不安を解消させるような動画やアンケート結果を公開しているというもの。
便利な半面それ自体に囚われてしまう人も多いという印象があるスマフォを安心して使ってもらうための情報公開を面白い動画によってしているというもの。実際にスマフォを持っている親へのアンケートを公開したり、利用において制限をかけたりできるという点を強調し「スマフォを持たないとわからない」不安点などを解決しようとしている。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

全国交通にゃん全運動|イエローハット


http://www.yellowhat.jp/campaign/201902/catday_cp.html

キャンペーン概要と特徴

株式会社イエローハットによる猫の日(2/22)にちなんだキャンペーン。猫の交通事故を減らすためにドライバーが何をできるかなどをユーモラスな動画で解説する動画を公開するというもの。また店頭ではキャンペーンオリジナルグッズを配布するなどもしている。
動画がとにかくユーモラスなのが良い。京都大学の猫の知性などについて研究している研究室と協力もあり、猫の視覚や聴覚に合わせて動画が制作されており、猫と共に見ることが推奨されているというのはなかなか珍しいのでは。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

We love forest | はっくしょんフェイス選手権


https://welove-forest.jp/campaign.html

キャンペーン概要と特徴

一般社団法人 緑の循環認証会議(SGEC)による、花粉が少ない「少花粉スギ」の植林を目指すキャンペーン。老若男女に限らず、ペットやイラストなど様々な形の「はっくしょんフェイス」をSNSに投稿してもらい、それを森林オーナーさんにに見てもらい、花粉症を減らそうというキャンペーン。
ただのくしゃみの顔だけであったら投稿ハードルは若干高くユニークさもあまりないが、本キャンペーンではペットや絵に関しても投稿できるため、該当ハッシュタグの投稿一覧が良い感じにユーモラスになっているのが素敵。ベストなフォトを投稿した人にはシアトルへの航空券がプレゼントされるということもあり、ユニークで凝ったフォトがそこそこ投稿されいて凄い。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

卒業シーズンの新提案!「#教室アルバム」 | 富士フイルム


http://shaprise.jp/cralbum_2019sp/

キャンペーン概要と特徴

富士フィルムの提案する「写プライズ」キャンペーンの一貫。教室と写真の組み合わせ方を提案し、思い出を作ってもらおうというもの。応募者には必ずアルバムがプレゼントされる他、USJの入場券も当たるというもの。
スマフォのカメラの高性能化に伴いカメラの存在はより一般化した一方、それを印刷する機会も減ってしまった。多くの人のスマフォに保存された写真を集めて教室にまとめるというアイディアは思い出を振り返るのにぴったりだし、直感的に写真を扱うことが出来るし、何よりも多くの時間を過ごした教室での写真なので仲の良いクラスにおいては良いキャンペーンになりそう。サイトデザインはスマフォに最適化されており、縦長のYouTube動画が自動再生されるようになっており、少々珍しいがとても見やすく良いと思った。

スマートフォンでの特徴

SPファースト