n2p blog

販売促進につながる「マストバイキャンペーン」【最新事例まとめ】

レシートなどの購買証明やQR・ARを利用した「マストバイキャンペーン」の事例をご紹介。 LINEやX(Twitter)・InstagramといったSNSやWEBサイトで完結しているものから、はがきなどを利用した来店促進に絡めた施策まで、具体的な手法を解説していきます。

LUSH「ERROR 404」キャンペーン

www_lushjapan_com_products_error-404_pc
https://www.lushjapan.com/ (LUSH JAPANトップに飛びます)

キャンペーン概要と特徴

フレッシュハンドメイドコスメLUSHが展開するマストバイキャンペーン。LUSH公式Webサイトから404エラーページを探すと、4/4の「エラー404の日」と4/5のイースターにちなんだ未発売のたまご型バスボム「ERROR 404」が入手できる。
404エラーページをキャンペーンに利用してしまうあたりが新鮮。実際に「ERROR 404」のバスボムを入手するには、他の商品を買う必要があるが、マストバイキャンペーンの新しい枠組みとして、工数もかからず、UXも向上するで、今後流行るかも。

制作的大変そうなところ

制作的な工数はほぼなし!広告などによってどうバズらせるかが重要。

スマートフォンでの特徴

www_lushjapan_com_products_error-404_sp
レスポンシブ対応。

エステー「あなたの傑作エピソードでオリジナルのクルマが当たる!!」キャンペーン

www_st-c_co_jp_campaign_2015_spring03_html
http://www.st-c.co.jp/campaign/2015_spring03.html

キャンペーン概要と特徴

車のニオイに関するテーマで投稿(独自フォームやX(Twitter)ハッシュタグを利用)し、抽選でオリジナルデザインの車が当たるエステーのキャンペーン。また、マストバイキャンペーンとして、エネオスプリカが当たるキャンペーンの同時開催している。
オープンとクローズドを組み合わせており、商品のイメージを全面的に打ち出したオリジナルデザインの車というインセンティブも印象的。ログイン機能を一切持たせないなど、意外とWebサイトが簡素な構造をしている。

制作的大変そうなところ

X(Twitter)での応募が非常にわかりづらく、残り50文字でエピソードなんか書けんのか?という疑問は残るが
マストバイがハガキ応募なので、制作はシンプル。

スマートフォンでの特徴

www_st-c_co_jp_campaign_2015_spring03_sp_html
SPからは同ディレクトリの違うファイルに飛ばされる

モンスターエナジー「アブゼロを買って、ギアを当てろ。」キャンペーン

abzeropromo_monsterenergy_com_pc
https://abzeropromo.monsterenergy.com/

キャンペーン概要と特徴

モンスタエナジーによるマストバイキャンペーン。レシート画像をアップロードすることで、ポイントが貯まり、ポイント数に応じた商品に応募できる仕組み。
マストバイとポイント付与を組み合わせる点が特徴的。レシート画像認証システムとして、ニジボックスのレシート投稿型マストバイサービス「レシキャン」が採用されている。商品1個からでも応募可能。

制作的大変そうなところ

レシキャンで自動化し管理画面にテキストを吐き出して目視でチェックボックスにOKをいれていく運用が
どこまでの精度なのだろうか。
フジシールに発注し缶にシールを貼る費用を考えると問題ないか。

スマートフォンでの特徴

abzeropromo_monsterenergy_com_sp
レシート画像アップロードを考えると、SPメインと考えた方が良さそう。
同URLで別ページとして作成している。

「カルピスウォーター」「カルピスソーダ」LINEリラックマスタンププレゼントキャンペーン

www_calpis_co_jp_cw_cp
http://www.calpis.co.jp/cw/cp/

キャンペーン概要と特徴

カルピスのマストバイキャンペーン。ペットボトル記載のコードを入力することでリラックマとのコラボレーションLINEスタンプがダウンロードできる。

制作的大変そうなところ

LINEをつかったマストバイはLINE側との交渉が大変
一週間に4本づつしか出ず、審査も厳しいため半年待ちとの噂も
また、LINE側に支払うフィーもかなり高い。

スマートフォンでの特徴

www_calpis_co_jp_cw_sp_cp
フォルダによる振り分け
LINE@への友だち追加導線がスマホのみにある

BIGまさか!のキャンペーン

big-masaka_com_pc_index_html
http://big-masaka.com/

キャンペーン概要と特徴

入力フォームより個人情報を入れて応募するだけでインセンティブが当たるオープンキャンペーンと
BIG券の照会番号を入力しないと応募ができないマストバイかつO2Oなクローズドキャンペーンを展開。
またBIG・totoをネットで購入すると、それぞれのネット売り場で賞品が当たる。
全体を通して応募期間は3.9-21と短いが、賞品が豪華
応募が増えるとプレゼントがグレードアップする、SNSでのシェアで当選確率2倍になるなどバズ効果も狙っている。

制作的大変そうなところ

BIGで持っている照会番号とキャンペーンDBのヒモ付が大変そう。
また、それぞれネット売り場に対してのネゴシエーションお疲れ様でした。
応募者数をフラッシュにしちゃっているのでiPadが非対応なのは残念。
ファーストビューに動きがほしい、とかギリギリに言われてスケジュール的にHTML5に出来かなったのではないかと予想。

スマートフォンでの特徴

big-masaka_com_sp_index_html
レスポンシブではなくフォルダ分けによる振り分け
フラッシュ部分があるので、そこは動きなし。
難しいシステムがあるわけではないので、全部PCと同じことができる。