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販売促進につながる「マストバイキャンペーン」【最新事例まとめ】

レシートなどの購買証明やQR・ARを利用した「マストバイキャンペーン」の事例をご紹介。 LINEやX(Twitter)・InstagramといったSNSやWEBサイトで完結しているものから、はがきなどを利用した来店促進に絡めた施策まで、具体的な手法を解説していきます。

瞬間ハワイキャンペーン ピュレグミで最高の瞬間リフレッシュ プレゼント|カンロ株式会社

https://www.kanro.co.jp/pure_hawaii/

キャンペーン概要と特徴

KANROによるクイズによるキャンペーンと自社製品を使ったマストバイキャンペーン。webクイズに答えると抽選でハワイ旅行が当たるというものと、商品を購入し応募すると新商品が当たるというもの。
ハワイキャンペーンという名の通り、ハワイの綺麗な写真が映えるデザイン。文字もとても見やすい。

制作的大変そうなところ

瞬間をとても大事にしているキャンペーン。
今週末に行けて、30分以内に入力しないと、などスピード感重視でインパクトを出している。
デザインはハワイなのでまったりムード

スマートフォンでの特徴

Win a visit from the Coca-Cola Christmas Truck


https://promotions.coca-cola.com/uk/en/holidaysarecoming-win-a-truck-stop/

キャンペーン概要と特徴

英国Coca-Colaによるマストバイキャンペーン。対象商品のシリアルコードをキャンペーンサイト上で入力することで応募が完了する。抽選で5000ポンド分の景品が当たる。
クリスマス時期にマルチチャネルでキャンペーンを運用している点が特徴。本マストバイキャンペーンは、同社YouTubeチャネル上のクリスマス向け動画からリンクされており、認知から購入、抽選参加までの総合的な導線が、それぞれ適切なツールを用いながら用意されている。

制作的大変そうなところ

制作の立場から見ると「マストバイの入力サイトってこれで良いんだよなー」、と言ったポジティブな感想。動画ありき&赤色とロゴでブランドが伝わる前提ではあるが非常にシンプル。レスポンシブもあるがまっすぐにコンテンツを1カラム中央揃えにするほうがわかりやすい。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

ザ・モルツ「北斗の宴 by The MALT'S」| サントリー

www_suntory_co_jp_beer_themalts_hokuto
http://www.suntory.co.jp/beer/themalts/hokuto/

キャンペーン概要と特徴

サントリービールによるマストバイ・アプリ使用キャンペーン。アプリを用いて、同社製品のパッケージをカメラで撮影&ロック解除すると、北斗の拳のキャラクターに変身した自分オリジナルのストーリーを楽しむことができる。
アプリ使用に関する一連のユーザー体験が特徴。アプリ使用かつマストバイという高めの参加ハードルだが、カメラによるパッケージ認証や、顔認証によるオリジナルストーリー生成といったインセンティブ・ゲーム性でそれらをカバーしている。

制作的大変そうなところ

キャンペーンそのものは非常に面白いのだが、北斗の拳とモルツの親和性があまりなく迷走気味に見えてしまう。
キャンペーンとしては北斗の拳で第三弾。それぞれパッケージ作っているのはすごい。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

東急ハンズ|40周年

www_tokyu-hands_co_jp_40th
http://www.tokyu-hands.co.jp/40th/

キャンペーン概要と特徴

東急ハンズによるキャンペーンサイト。同社の40周年を記念したイベントや限定商品、40年の軌跡などが掲載されている。ハッシュタグ #ハンズ40th を用いたSNSの投稿も表示している。
無駄のないコンテンツ構成が特徴。山崎まさよしを起用したコラボ企画、実店舗でのクーポン情報、40年の軌跡、会員アプリへの誘導、SNSの投稿表示など、情報量の割にコンパクトにまとまったキャンペーンサイト。

制作的大変そうなところ

手作り感を全面に押し出したデザイン。
インセンティブがないのに、写真投稿キャンペーンで写真が集まっているということは、
ハンズは愛されて40年、何だなあと思うしだい。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
www_tokyu-hands_co_jp_40th_sp

#evianDIY

www_eviandiy_com
http://www.eviandiy.com/

キャンペーン概要と特徴

伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式会社による写真投稿キャンペーン。ハッシュタグ #evianDIY を付与し、evianのボトルを題材にしたDIY作品をInstagram/X(Twitter)上に投稿することで応募が完了する。2週間ごとに、ネーム入りラベルボトルなどのプレゼントが当たる。
User-Generated Contentsを駆使した応募スキームが特徴。Instagramと相性の良い、ちょっとお洒落なDIYという価値観を上手く利用している。実際にものづくりをする分、参加ハードルは高くなるが、ミネラルウォーターを飲むだけではない体験を生み出している。

制作的大変そうなところ

日本でお見かけしないデザインではあるが、かわいくてなんか良い。
誰が作るんだこんなもん、と思ったら、意外と写真投稿数が多くびっくり。
DIYというものがInstagramで映えるということを学んだ。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
www_eviandiy_com_sp