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大手メーカーの特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 8ページめ

食品メーカーや家電メーカーなど、知名度や影響度の高い企業が中心となって開催した特徴的なキャンペーン事例をご紹介。SNSキャンペーンやWEBサイトを活用した販売促進から、周年記念のロイヤリティ向上施策など、話題作りに最適なアイデアや切り口を解説していきます。

BT21 ずっと、元気に! キャンペーン|アリナミン製薬株式会社

BT21 ずっと、元気に! キャンペーン|アリナミン製薬株式会社
キャンペーン概要LINEでのレシートキャンペーンやInstagramでDMを送ると診断に参加できるキャンペーン
インセンティブエコバッグ、タンブラー、 アクリルスタンドセット、グリッター缶バッジ、ラウンドポーチ、選べる!ぬいぐるみ、 QUOカード(1,000円分)、ポーチ付きインスタントカメラ
使用SNSLINE、Instagram

キャンペーンのポイント

【アリナミン×BT21の診断キャンペーン!】

アリナミン製薬が、世界的人気キャラクターBT21とタッグを組んだキャンペーン。アリナミンブランドの若返りを図り、新たな顧客層を獲得するための戦略だと思われます。対象商品を購入したレシートをLINEかハガキで送ることで、BT21のオリジナルグッズが当たるという、定番のレシートマストバイキャンペーンです。

BT21ファンならずとも、思わず目を引く可愛らしいキャラクターたちがフックとなり、普段は栄養ドリンクに馴染みのない若年層のトライアル購入を促しつつ、「疲れた時に飲む」という従来のイメージから脱却し、BT21の持つポップで元気なイメージを重ねることで、「毎日を楽しく過ごすためのパートナー」としてのポジションを確立しています。

LINEをプラットフォームに選んだ点も、ターゲット層との親和性が高く、継続的なコミュニケーションを図る上で非常に有効です。

【DMの自動応答を活用!】

同時にInstagramでDMを活用した診断コンテンツを展開しています。

質問に答えていくと、BT21キャラクターの中から「今日のあなたを元気にしてくれる存在」を提案してくれるというもので、DMで「診断する」と送ると参加できるというもの。

こういった他ではやっていない仕組みと大型コラボを仕掛けることで、競合がひしめくドリンク市場での存在感を一気に高め、未来の顧客となる若者世代との強固な関係を築こうという強い意志が感じられます。

InstagramのDMでは、診断やアンケートなどを自動にすることが可能です。コメントでのインスタントウィンでDMに引っ張っていって、そこから診断に参加させることも可能ですので、気になる方は弊社まで是非ご相談ください。

BT21 ずっと、元気に! キャンペーン|アリナミン製薬株式会社
BT21 ずっと、元気に! キャンペーン|アリナミン製薬株式会社

【動画で解説!】BT21 ずっと、元気に! キャンペーン|アリナミン製薬株式会社

たたんでくれてありがとうキャンペーン|カゴメ株式会社

たたんでくれてありがとうキャンペーン|カゴメ株式会社
キャンペーン概要対象の紙パック飲料をたたむと出てくるメッセージを写真に撮りLINEにて送信すると1日1ポイントを獲得。貯めたポイントに応じて豪華景品に応募可能。
インセンティブ自分にご褒美コース:30 名様カゴメ商品詰め合わせコース:70 名様トマト飲料コース:20 名様えらべる Pay 3,000 円分:30 名様えらべる Pay 200 円分:250 名様
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【ポイントマイレージ施策!】

飲み切った紙パックを折りたたみ、その写真をLINEで送るだけで「エコ活動」「ポイント獲得」「抽選応募」の3つを同時に楽しめる、購買×サステナブル設計のプロモーション。

本キャンペーンはすでに第3弾で、第2弾は2万件以上の応募と、かなり盛り上がっています。

1ポイントから応募可にしてハードルを下げたり、 花が真っ赤なトマトへ成長するようなゲームっぽい演出で、「たたむ楽しさ」と「続ける理由」を作っています。

ポイント付与を毎日1回までとすることでリピート誘発し、「たたんでくれてありがとう」というパッケージ上のコピーと、キャンペーン名、体験を一貫させることで、「環境への配慮=カゴメ」と想起をさせるブランドストーリーです。

【エコ活動を伝える!】

同じ商品で何回でも応募可能との記載ですが、一度畳んだ容器の使い回しはNGということで、事務局側で目視しているのでしょう。使いまわしを見分けることは難しそうですが、同じ写真なら判定可能かなと思います。

写真を撮るボタンからアップロードできる形になっていて、メッセージングAPIでもそういったボタンが作れるのですね。

ポイント制+複数口設計により、毎日飲む習慣を創出しつつ、「たたんでくれてありがとう」コピーで行動変容させることで、ブランドのサステナビリティ姿勢を見せつけています。

たたんでくれてありがとうキャンペーン|カゴメ株式会社
たたんでくれてありがとうキャンペーン|カゴメ株式会社

【動画で解説!】たたんでくれてありがとうキャンペーン|カゴメ株式会社

つづけてわかる!「毎日骨太」魅力再発見キャンペーン2025|雪印メグミルク株式会社

つづけてわかる!「毎日骨太」魅力再発見キャンペーン2025|雪印メグミルク株式会社
キャンペーン概要対象商品500円以上のレシートをアップして応募。LINEでの応募で当選確率2倍に
インセンティブ雪印メグミルク商品詰め合わせ 50名様JCBギフトカード10,000円分 50名様卓上型マルチクッカーレコルトポットデュオキャレ 50名様温熱ネックマッサージャーNIPLUX NECK RELAX 50名様Wチャンス オリジナルQUOカード500円分 1790名様
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【上位購入者をアンバサダーに!】

「毎日骨太 MBP®」が30 + 1周年を迎え、税込500円以上のレシートをLINEで送る王道マストバイを通じたファン参加型プロジェクトを実施しました。

レシートマストバイ参加者で、上位購入者だけが招待される座談会では「牛乳より軽い飲み口で続けやすい」「バレエを始めた娘の強い味方」などリアルな声が飛び交い、商品の続けたくなる理由をアンバサダーとして発信しています。

【アンケートがコンテンツに!】

レシートマストバイと同時に行われるLINEアンケートをビジュアル化した LIFE QUESTION では、カルシウム摂取やMBP®への期待など、愛飲者1,400人分の骨太LIFEを読むことが可能になっていて「私も朝食に取り入れてみようかな?」と自分ごと化の手助けになっています。

「お料理にもお菓子にも使える」「温めても栄養キープ」といった マメ知識が加わることで、購買意欲を掻き立て、レシートマストバイキャンペーンに着地させています。

500円以上というのも絶妙で「せっかくだしスキムとヨーグルトも買ってみようかな?」ともう1品積み上げさせて、横転やリピートを確保しにいっています。

レシートアンケート → 座談会・LIFE QUESTIONでファンの声を回収 → レシートキャンペーンとキャンペーンがコンテンツを作り、それがまたキャンペーンに着地させる循環を生み出しています。

つづけてわかる!「毎日骨太」魅力再発見キャンペーン2025|雪印メグミルク株式会社
つづけてわかる!「毎日骨太」魅力再発見キャンペーン2025|雪印メグミルク株式会社

【動画で解説!】つづけてわかる!「毎日骨太」魅力再発見キャンペーン2025|雪印メグミルク株式会社

未来のハイチュウ ハイチュウの思い出 募集チュウキャンペーン|アサヒ飲料株式会社

未来のハイチュウ ハイチュウの思い出 募集チュウキャンペーン|アサヒ飲料株式会社
キャンペーン概要公式Xアカウントをフォローし2種いずれかのお題に沿った内容でハッシュタグを付けてポストで参加
インセンティブハイチュウ×green label relaxing×Fruit of the LoomコラボTシャツ:50名様ハイチュウ×green label relaxing×NEW ERA コラボキャップ:50名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【50周年UGCキャンペーン!】

50周年イヤーのハイチュウが「ありがとう50CHEW年キャンペーン」として様々な企画を実施しました。

レシートマストバイ施策や、NewDaysで600円以上購入すると応募できる店頭施策を行ったり、歴代50フレーバーの人気投票の総選挙、今と未来のハイチュウを五感で体験できる期間限定ハイチュウミュージアム、北米向けに刷新したカラフルな50th記念パッケージを初披露したりと、精力的に様々な文脈でコアファンからライト層・インバウンド客までタッチポイントを作っています。

そして夏のデジタルプロモーションとして 「未来×思い出」 UGCキャンペーンを開催。Xで「#未来のハイチュウ」または「#ハイチュウの思い出」のいずれかを付けて投稿するというもので、抽選でオリジナルグッズが当たります。

【「未来」と「思い出」を投稿!】

未来タグでは「50年後には宇宙食仕様のハイチュウが!?」「真夏でも溶けない瞬間冷却チュウ!?」といった自由奔放なアイデアが飛び交い、読んでいるだけでワクワクが止まりません。

一方、思い出タグでは「遠足のバスで友達と分け合った」「部活帰りに頑張ったご褒美で買った」など、世代やシーンを超えて共感を呼ぶエモーショナルなエピソードが続々と集まっています。

インセンティブには green label relaxing を軸に Fruit of the Loom と NEW ERA を掛け合わせた本格アパレルコラボを用意していて、Z世代をターゲットにしているのがわかります。ブランドの「これまで」を大切にしながら 「これから」 への期待を高める、周年キャンペーンの新しい方法と言えます。

タイトルのリズム感、ダジャレ感がよいですね。UGCとしてはかなり大きいターゲットになっていますが、インセンティブでフォーカスしています。

未来のハイチュウ ハイチュウの思い出 募集チュウキャンペーン|アサヒ飲料株式会社
未来のハイチュウ ハイチュウの思い出 募集チュウキャンペーン|アサヒ飲料株式会社

【動画で解説!】未来のハイチュウ ハイチュウの思い出 募集チュウキャンペーン|アサヒ飲料株式会社

CHUMS豪華景品などが抽選で当たる!ゴクゴクキャンペーン|アサヒ飲料株式会社

CHUMS豪華景品などが抽選で当たる!ゴクゴクキャンペーン|アサヒ飲料株式会社
キャンペーン概要対象商品を購入したレシートをLINEでアップし、ポイントを貯め希望コースを選んで応募。
インセンティブ1本コース 選べるデジタルポイント100円分:2,529名様6本コース チャムスキャンパーマグカップ:300名様など、期間総計5,959名様に当たる
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【ポイントを貯めるとキャラが進化する!】

アサヒ飲料 × CHUMSのコラボキャンペーンは、2021年春コロナ真っ只中でおうちでもアウトドアキャンペーンとして、キャンプブームに乗っかったのをきっかけに毎年行うようになり、水分補給=アウトドアの連想強化を図っています。

毎年、対象の十六茶・颯・おいしい水などを買ってレシートを撮影、LINEにアップするような形式を取っているのですが、2025年はポイントが貯まるマイレージ式で、ブービーバードがどんどんアウトドア上級者に進化していく育成ゲーム仕様になっています。

インセンティブは、1本コースでは選べるデジタルポイント100円、6本コース以降はCHUMSのキャンプグッズが当たる流れです。

【選べるデジタルギフト戦国時代!】

最近「選べるデジタルポイント」という書き方をしているインセンティブが増えてきている印象です。

「えらべるPay」というのが多いと思うのですが、これはgifteeが出している、スマホ上で受け取ったギフトURLを開き、PayPayポイントやアマゾンギフトコードなど、好きな決済ポイントやギフトコードにその場で交換できるデジタルインセンティブサービスです。

それ以外にも選べるデジタルギフト系のサービスを出している会社はあり、手数料も違うので「えらべるPay」以外をインセンティブにしている会社も増えています。例えば手数料が5%違ったら結構な額が変わってきますから、戦国時代といえるでしょう。

インセンティブを考える際、選べるデジタルポイントはやはり広いお客様が欲しがりやすいものなので、購入時にオトクに買えるサービスを知っているといいですよね。

CHUMS豪華景品などが抽選で当たる!ゴクゴクキャンペーン|アサヒ飲料株式会社
CHUMS豪華景品などが抽選で当たる!ゴクゴクキャンペーン|アサヒ飲料株式会社

【動画で解説!】CHUMS豪華景品などが抽選で当たる!ゴクゴクキャンペーン|アサヒ飲料株式会社