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「LINE」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

LINEスタンプや公式LINEアカウント登録、コンビニ等でよく見かけるレシートキャンペーンなど、LINEを活用したキャンペーン事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

こだわり酒場でんタコキャンペーン | サントリー株式会社

こだわり酒場でんタコキャンペーン | サントリー株式会社

キャンペーン概要LINEで対象商品を含む合計500円以上のレシートをアップロード。エスビー食品「おでんの素」を同時購入すると応募口数が5倍に。
インセンティブこだわりでんタコセット 1000名様Wチャンスで各チェーンで使える商品券
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【同時購入を後押しするインセンティブ設計!】

対象象のレモンサワー、タコハイ、お茶サワーを含む500円以上のレシートで応募できる、サントリー「こだわり酒場」による、冬の宅飲みレシートマストバイキャンペーン。「タコハイ」と「S&Bおでんの素」を同時に買うと応募口数がドンと5倍になるという、おでんを囲む夜にぴったりの企画です。

インセンティブにはオリジナルのペアとんすいや、冷たさ長持ちの神冷タンブラー、S&Bの薬味3種が一式そろった「こだわりでんタコセット」が当たります。S&B「おでんの素」との同時購入という、飲料×調味料のクロスユースを促すコラボで使い方の文脈を広げる戦略です。

【チェーンとのタイアップ企画!】

チェーン横断型の実施で、ハズレてしまっても応募した各チェーンごとの商品券が狙えるWチャンスも用意されています。

「おとなサントリー」のLINEを友だち追加して、対象チェーンを選んでそれぞれの応募フォームに進み、レシート画像をアップロードするという応募方法で、チェーンごとのインセンティブにわけています。

各チェーンとのタイアップ企画で、応募フロー上で小売側とサントリーの間で、購買情報を連携して分析に使う旨が明記されており、販促を共同で実施・検証する狙いもありそうです。

寒い季節「おでん×タコハイ」というど真ん中の食卓シーンをしっかり提案しつつ、まとめ買い&同時購入を後押ししています。

こだわり酒場でんタコキャンペーン | サントリー株式会社
こだわり酒場でんタコキャンペーン | サントリー株式会社

【動画で解説!】こだわり酒場でんタコキャンペーン | サントリー株式会社

サントリー生ビール「絶対もらえる!!! MYサン生缶」キャンペーン │ サントリーホールディングス株式会社

サントリー生ビール「絶対もらえる!!! MYサン生缶」キャンペーン │ サントリーホールディングス株式会社
キャンペーン概要対象商品を買ったレシート画像をアップロードしてポイントを貯めるマイレージ式マストバイ。自分の“名前”と“似顔絵”を入れられる特別ラベル付きのサン生缶が当たる
インセンティブ絶対もらえる48点コースMYサン生缶 350ml缶×3本(デザイン1種)絶対もらえる96点コース MYサン生缶 350ml缶×6本(デザイン2種)+なとりおつまみアソート抽選でもらえる6点コースえらべるPay1,000ポイント 計3,000名様
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【自分専用ビールで愛着を!】

サントリー生ビールのレシートを撮ってアップロードすると点数がたまり、点数に応じた内容の「絶対もらえる」コースか「抽選」コースを選んでオリジナル賞品に申し込むマイレージレシートマストバイキャンペーンです。

350mlが1点、500mlは1.5点で、48点コースでは名前&似顔絵入りのMYサン生缶3本が貰えます。ライト層には6点コースで抽選でえらべるPay1,000円分が用意されています。

サイトではオリジナルの「MYサン生缶」画像を作れるようになっていて、顔写真と名入れをすると自分だけの缶が出来上がり、画像を保存してシェアできます。

名入れ×似顔絵で自分だけの一本が作れるので、誕生日や忘年会、推し活のギフトにも使いやすく、思わず写真を撮ってSNSにあげたくなります。

【特別ラベルで生まれるロイヤルティ!】

インセンティブの「MYサン生缶」ラベルはステッカーとして剥がして残せるので、飲んだ後も手帳やボトルに貼って楽しめます。

ブランド側は、「絶対もらえる」で常連のまとめ買いを後押ししつつ、「6点抽選」でお試し層も拾う二段構えで裾野を広げる狙いでしょう。年末需要のピークに合わせて、体験としてのサン生を広げ、SNS上に写真が広がる流れです。

名入れ・似顔絵のMY缶で、サン生を自分ごと化し、今後どれを買うか悩む際にサン生を選んでもらうロイヤルティ強化を行っています。

サントリー生ビール「絶対もらえる!!! MYサン生缶」キャンペーン │ サントリーホールディングス株式会社
サントリー生ビール「絶対もらえる!!! MYサン生缶」キャンペーン │ サントリーホールディングス株式会社

【動画で解説!】サントリー生ビール「絶対もらえる!!! MYサン生缶」キャンペーン │ サントリーホールディングス株式会社

ゴクゴク飲んで好きな賞品を抽選で当てよう!|株式会社JR東日本クロスステーション

ゴクゴク飲んで好きな賞品を抽選で当てよう!|株式会社JR東日本クロスステーション
キャンペーン概要アキュアの対象自販機で指定飲料を買い、スマホでバーコードを読み取って「デジタルシール」を貯め、好みの賞品コースに応募するキャンペーン
インセンティブ選べるデジタルポイント 50ポイント/ 10,600本Amazonギフトカード 1,000円分(デジタル)/400本選べる果物・野菜ギフトカード 3,000円分(デジタル)/70本
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【acure自販機の習慣化施策!】

JR東日本の駅ナカ自販機「acure」で、対象ドリンクを買ってパッケージのバーコードをスマホで読み取るとデジタルシールが1枚たまり、集めた枚数に応じて好きな賞にその場で応募できる、夏〜秋の買って楽しいキャンペーンです。

ポイントは1日1回だけ読み取りOKというルールで、通勤・通学のついでに「今日はどれにしよう?」と1本選ぶ小さな習慣が続きやすくなります。インセンティブはポイントを活用して、デジタルポイントからギフトカードまで様々応募できる形です。

月〜金の5日間で毎日ドリンク飲めば4枚コースに届く計算で、無理なく積み上げることができ、対象商品もお茶・紅茶・炭酸・天然水までバランスよくそろっているので、味のマンネリが起きにくいのも、リピート施策としてよく出来ています。

【1日1回その場で抽選!】

ポスターやモニターで告知されている対象自販機からスタートで、ポスターのQRを読み取る →キャンペーンサイト→「バーコードを読み取る」をタップ → その場で抽選となり、当たった場合はすぐにLINEで通知が届くので、駅中だけで完結します。

ガチャのように結果がすぐわかり、その場でできることで明日もやってみようというモチベーションに繋がります。

「駅に来たら1本」の習慣化で来店頻度と販売本数を底上げしつつ、LINEで連絡が取りやすい関係をつくることができています。さらに自社の天然水「From AQUA」を含む複数ジャンルを並べることで、利用者にいつもと違う1本を試してもらうきっかけを増やしています。

1日1枚の制限と3段階コースで毎日飲む理由を、LINE起点でリマインドと再訪を促し、長期で購買回数を伸ばし、複数メーカー商品を横断した面展開で、アキュア自販機自体の利用頻度を底上げする構造になっています。

ゴクゴク飲んで好きな賞品を抽選で当てよう!|株式会社JR東日本クロスステーション
ゴクゴク飲んで好きな賞品を抽選で当てよう!|株式会社JR東日本クロスステーション

【動画で解説!】ゴクゴク飲んで好きな賞品を抽選で当てよう!|株式会社JR東日本クロスステーション

明治のアイス宝くじキャンペーン|株式会社明治

明治のアイス宝くじキャンペーン|株式会社明治
キャンペーン概要対象商品を含む1,000円以上のレシートでレシート合計金額の下3桁が当選番号と一致すれば当たりという宝くじ型キャンペーン
インセンティブ第1回から第3回までの合計当選口数を確定させ、選べるデジタルポイント総額500万円分を合計当選口数で山分けする方法により1口当たりの当選金額を算定
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【レシート金額で運試し!】

対象アイスを1品以上含む税込1,000円以上のレシートで参加できる、宝くじ型レシートマストバイキャンペーン。応募はLINEからで、キャンペーンページで順次発表される当選番号(3桁)と、レシート合計金額の下3桁が一致していれば当たるというもの。

インセンティブはPayPayポイントまたはAmazonギフト券で、総額500万円分を山分けする設計です。応募は期間中お1人さま1回まで、1口あたりの上限は5,000円、最少1円。

レシートの有効期間は9/1〜11/20、当選番号の発表は9/30、10/31、11/21の3回で、第1回でハズれてしまったレシートも第2回、第3回で当選の対象になります。

【宝くじ風のドキドキで購買促進!】

秋口に落ちやすいアイスの購買を「宝くじのドキドキ」で底上げしつつ、LINE友だち追加で継続接点を作る、ゲーム性×マストバイの王道施策です。運試し感が強いので、家族や友だちと「レシートの下3桁」を見比べるだけでもちょっと楽しいですよね。

山分けは当選口数次第で金額が変動するので過度な期待は禁物ですが、1,000円以上にするためカゴ調整が起きやすく、結果的に対象アイスのまとめ買いを後押ししています。また、ただ単に買って応募するだけではなく、当選番号の発表を待って見に行くということにより商品想起を強くしています。

宝くじ系キャンペーンは高額が当たるものと、山分け系がありますが、どちらにせよ打ち出しとしてわかり易い言葉です。さらに今回の当選番号とレシートを組み合わせるのは面白い仕掛けです。

明治のアイス宝くじキャンペーン|株式会社明治
明治のアイス宝くじキャンペーン|株式会社明治

【動画で解説!】明治のアイス宝くじキャンペーン|株式会社明治

ザクザク感で魂を燃やせ!無敵のオールスターズキャンペーン|江崎グリコ株式会社

ザクザク感で魂を燃やせ!無敵のオールスターズキャンペーン|江崎グリコ株式会社
キャンペーン概要「ジャイアントコーン」各種を購入しレシートを撮影してポイントを貯めるマイレージ式のレシートマストバイキャンペーン
インセンティブAコース:シール15枚FAIRY TAIL オリジナルグラスセット(5種1セット):50名様進撃の巨人 オリジナルグラスセット(5種1セット):50名様ブルーロック オリジナルグラスセット(5種1セット):50名様Bコース:シール5枚FAIRY TAIL オリジナルアクリルスタンドセット(5種1セット):240名様進撃の巨人 オリジナルアクリルスタンドセット(5種1セット):240名様ブルーロック オリジナルアクリルスタンドセット(5種1セット):240名様
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【3つの大人気IPと同時コラボ!】

「FAIRY TAIL」「ブルーロック」「進撃の巨人」の3作品とコラボした、マイレージ式のレシートマストバイキャンペーン。レシートをスマホで撮影してLINEにアップロードすると、ポイントのように貯まるシールを集めて応募可能となります。

1作品でも十分ファンがいてキャンペーンとして成り立つところを、3作品同時出しは理由があるのでしょうか。3作品とも講談社の人気IPで、監修・権利表記・制作進行を一本化しやすいこと、サッカーでエゴを燃やす「ブルーロック」、仲間と冒険で熱くなる「FAIRY TAIL」、命がけで巨人に挑む「進撃の巨人」と、いずれも熱量の高い作品で「魂を燃やせ!」というコピーでまとめ、ブランドの「ザクザク食感」が闘志・勢いのメタファーと親和性が高いのでしょう。

3作品のファン層はそんなに散らばらないので、広くというよりはこのラインが好きな方にたくさんリピートさせたい事が分かります。

【3段階のリピート施策!】

インセンティブは各IPのコラボ商品となっていて、Aコースはシール15枚で各作品の「オリジナルグラス5種セット」、Bコースはシール5枚で「アクリルスタンド5種セット」とファン向けです。

さらにコラボ限定パッケージに加えて、あけくちの裏に隠しイラストがあるというのもファンは喜びそうです。シークレットも用意され、あけくちの「OPEN」表記の色で外から見分けられる小さな仕掛けも楽しいポイント。

最初は知らずに表パッケージの好みで買ってきて、そこからキャンペーンに参加した際にシークレットイラストの存在を知り、また買いに行くというストーリーが見えてきます。マイレージ式、作品の量や豪華さ、開けた際の隠しイラストを見たいという心理、様々な施策によりリピートを促しています。

ザクザク感で魂を燃やせ!無敵のオールスターズキャンペーン|江崎グリコ株式会社
ザクザク感で魂を燃やせ!無敵のオールスターズキャンペーン|江崎グリコ株式会社

【動画で解説!】ザクザク感で魂を燃やせ!無敵のオールスターズキャンペーン|江崎グリコ株式会社