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「IT」に関連するキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

音声・画像・文章などの自動生成ができる最新AI技術や、AR・VRなど最新のIT技術を活用したキャンペーン事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

Personal Innovation Act | 企業・IR|ソフトバンクグループ

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キャンペーン概要と特徴

ソフトバンクグループによるO2Oの自社プロジェクトのPRキャンペーン。同社のPersonal Innovation Actは「情報革命で人々を幸せに」をヴィジョンとした新しいプロジェクトで、アイデアやシステムを公開し個人に技術革命を起こすといったもの。
ページを開くとバックグランドで動画が流れる仕組みになっているが、明度が低く設定されているので、手前に表示された文字が見やすいようになっている。全体的にシンプルな作りで透明感がある印象になっている。

制作的大変そうなところ

スクロールに連動して、アイデアの中身を見せる見せ方は非常にクール。
またデバイステキストでもクラウドフォントを使うことで、クオリティを下げずに説明している。

スマートフォンでの特徴

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I'm Not A Box | Zappos.com

www_imnotabox_com
http://www.imnotabox.com/

キャンペーン概要と特徴

オンライン靴販売サービスを運営するZappos.comによる写真投稿キャンペーン。同社の靴の配送に使用される箱で工作をし、ハッシュタグ #imnotabox を付与して作品を共有する。
箱を使った工作という発想はもちろん、お洒落なDIYレシピも公開している点が特徴。キャンペーンサイトは、簡潔に4つのステップを示すのみで、非常にシンプル。SNSは、Pinterest、Facebook、Instagramの3つで展開をしている。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
www_imnotabox_com_sp

The Swedish Number

theswedishnumber_com
http://theswedishnumber.com/

キャンペーン概要と特徴

Swedish Tourist Associationによる音声キャンペーン。世界初の検閲廃止法律の制定から250年を記念し、キャンペーンサイト上で「スウェーデンの電話番号」を公開している。実際に電話をかけることもでき、電話にはスウェーデン人からランダムに選ばれた人間が出るという。
実際に電話が可能で、スウェーデン人と会話ができてしまう点が特徴。いたずら電話も多く存在するだろうが、平均で2分50秒ほど通話が続いているという。キャンペーンサイトは国旗のカラーであるネイビーとイエローで統一している。

制作的大変そうなところ

約一年分の通話時間がこのキャンペーンから発していて、平均三分ということは
175000回くらい電話は鳴っていることになる。何人体制でやっているのか…運用フローが底知れない。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
theswedishnumber_com_sp

Digital Detectives | Microsoft

news_microsoft_com_stories_cybercrime
http://news.microsoft.com/stories/cybercrime/

キャンペーン概要と特徴

Microsoftによるブランドサイト。Microsoftのサイバー対策センター”Digital Detectives”の紹介をしている。
サイバーセキュリティへの需要が高まる中、同社のこの問題への積極的な姿勢が読み取れるブランドサイト。メインビジュアルには動画が、コンテンツ中心部にはデータビジュアリゼーションが上手く活用されている。専門性が高いコンテンツながら、読者を飽きさせない工夫がなされている。

制作的大変そうなところ

一発アウトも近いうちに出てくるセキュリティ問題。
セキュリティエンジニアに対しての採用ブランディングとしても機能している。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
news_microsoft_com_stories_cybercrime_sp

震災から5年、いま応援できること。 – Yahoo! JAPAN

fukko_yahoo_co_jp
http://fukko.yahoo.co.jp/

キャンペーン概要と特徴

Yahoo! JAPANによるユーザー参加型キャンペーン。3月11日に「3.11」というクエリにてYahoo! JAPANで検索を行うと、一人につき10円の募金が行われる。この他にも、防災に役立つコンテンツや、データ解析動画などを公開している。
検索が募金に繋がるというコンセプトのもと、ここ数年同様のキャンペーンが展開されている。また、ビッグデータ解析による防災情報の提供など、社会インフラとしてのインターネットを意識したコンテンツは、是非一度目を通したい内容。

制作的大変そうなところ

Yahooのもてるコンテンツを存分に使った、復興キャンペーン。大盤振る舞いというよりは、5年立った今の情報を伝えることで事実に基づき、小さなことからコツコツとという姿勢がある。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
fukko_yahoo_co_jp_sp