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「自治体」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 10ページめ

自治体や官公庁などで実施された特徴的なキャンペーン事例をまとめてご紹介します。地域への愛着度の向上や啓蒙に貢献しているものまで、有効的なマーケティング手段・アイデアも解説いたします。

DKMS – Casting for a Hero

キャンペーン概要と特徴

DKMSによる白血病のドナー、救援希望者募集のための動画キャンペーン。大手広告代理店と俳優が連携したキャンペーンで、俳優それぞれのガンにまつわる話を即興で話させるというもの。
人種別のドナー率などを考慮した上での、俳優の配役など細かい配慮が見て取れる。CASTING FOR A HEROというコピーも頭に残りやすい。

制作的大変そうなところ

スマートフォンでの特徴

ほぼ日の東京アンケート2017


http://www.1101.com/tokyo_enquete/

キャンペーン概要と特徴

ほぼ日刊イトイ新聞のアンケートキャンペーン。簡単なアンケートに答えると抽選でプレゼントが貰え、またアンケート結果から「あなたを東京に例えた結果」を分析してくれる。
全体的に青を基調としたキャンペーンサイトで、シンプルなサイトデザイン、アンケートごとにページが変わる仕様からパワポのような印象を受けた。診断では気が抜けるようなイラストとともに結果が表示。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

Save the Ideas – the 2017 ANDY Awards


https://www.andyawards.com/

キャンペーン概要と特徴

ANDY Awardsによるブランドサイト。広告のコンペティション参加を目的としたページを、「Save the Ideas」をキャッチコピーに展開している。
キャンペーンサイトのリッチなアニメーションが特徴。広告のコンペティションにふさわしく、全編CGアニメーションで統一した世界観はもちろん、スクロールによるエフェクトも技巧が凝らされている。

制作的大変そうなところ

こちらも良くできたレスポンシブ+パララックス効果の教科書のような出来。スライム?のようなキャラがスクロールごとに殺されてしまうのは日本では難しいか…?

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

WWF's Endangered Emoji


http://endangeredemoji.com/

キャンペーン概要と特徴

世界自然保護基金(WWF)によるX(Twitter)・ハッシュタグキャンペーン。Emoji(絵文字)に含まれる17の絶滅危惧種の動物についての紹介のほか、同団体の指定ツイートのRTを行うと、10ユーロまたは10ポンドの寄付を行うことができる。
絵文字によるコミュニケーションが特徴。自然保護という固いテーマを扱う組織にとって、若年層にリーチするためのツールとして機能している。寄付という形のため、商業的な要素は薄い。

制作的大変そうなところ

WWF=公益信託なので清潔感が大事、ギラついてる感じは当然無い。SNS周りの連携はシンプルでわかりやすい。
民間のキャンペーンサイト・ブランディングサイトだとクライアントとユーザー共に手抜きに見えてしまうのかもしれないが、1番求められて目的にフィットしているものはこういうことなので考えさせられるところがある。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

世界食料デーキャンペーン おにぎりアクション2016 – TABLE FOR TWO

jp_tablefor2_org_campaign_onigiri
http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/

キャンペーン概要と特徴

特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalによる写真投稿キャンペーン。おにぎりを食べている写真をキャンペーンサイトにアップロードまたはハッシュタグ #OnigiriAction を付与してX(Twitter)/Facebook/Instagramに投稿すると、投稿の内容に応じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食が届く。
参加ハードルを下げるためのイメージ作りが特徴的。トップの動画コンテンツ、日本中から投稿が集まっている様子(地図)の表示、スポンサー企業のロゴ掲示など、ユーザーの心の壁を取り除く工夫が随所に見られる。

制作的大変そうなところ

サイトに投稿でもOKなのが、優しい。
俺たちも食うし、お前たちも食え。的なコンセプトなんだろうか。おにぎりは世界を救う。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
jp_tablefor2_org_campaign_onigiri_sp