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「エンターテイメント(エンタメ)」業界の特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】

映画やゲーム、ドラマ、舞台などエンターテイメント(エンタメ)業界に関連する特徴的なキャンペーン事例をご紹介。効的な手法やアイデアなど成功要因もあわせて解説いたします。

4/20最新刊発売 東野圭吾「マスカレード」シリーズ公式サイトー集英社

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4/20最新刊発売 東野圭吾「マスカレード」シリーズ公式サイトー集英社

キャンペーン概要

内容:

#マスカレードチャンスと称して、動画の間違い探しゲームが行われている。5つの間違いをみつけてTwitterに投稿すると応募完了

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キャンペーン考察

発見ポイント:

東野圭吾さんの新作マスカレードゲームという小説のデジタルプロモーション。小説のデジタルプロモーションはLP作ってキャンペーンまで打つなんてほぼ無いんですが、さすが東野圭吾の最新作。ある程度売上は保証されているのでしょう。

マスカレードゲームは殺人事件に対してホテルマンに扮した刑事が真相を追うという内容で、そのシチュエーションを使ったコントをお笑い芸人のシソンヌが演じています。そのコントが正解編と捜査編に分かれていて、事件のような観察眼でお客さまの仮面に惑わされること無く5つの間違いを見つけてハッシュタグマスカレードチャンスをつけてTwitterに投稿するというもの。正解を導き出すためになんども動画を見る必要があり、何度も見ることでマスカレードゲームに嵌っていくという流れができている。

キャンペーン自体は正解不正解に関わらず応募となる。ここは難しいところでどちらもOKだと適当に参加する人も増えるが参加ハードルはぐっと下がるため不正解OKにしているのだろう。正解だけのほうが懸賞目的が減るけれど、答えを誰でも見れるOPENなところに投稿してもらっている以上、別の人のを見れるわけでそこまでする必要はないという判断かと思う。

動画を使った間違い探しはCMを何度も見てもらえるのでおもしろいですね。当然2回以上撮影する必要があるし、演技やセリフが違ってしまうとそこに違和感を感じてもらうと企画が成り立たないから、シソンヌの演技力も大事になりますね。

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キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

キミの感想をふせんに!生声つきブルーロック

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キミの感想をふせんに!生声つきブルーロック

キャンペーン概要

内容:

サイト内で漫画『ブルーロック』に感想や推しコメントを書いた〝ふせん〟を貼り付けることができる機能を利用したファン投票キャンペーン

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キャンペーン考察

発見ポイント:

少年マガジンで連載中のブルーロックのデジタルプロモーション。新刊が出たりアニメ化されたからプロモーションサイト立ち上げましょう!というのはいくらでもあると思うのだけれど、そういうタイミングでもないのに結構な予算がかかってそうなプロモーションが走るのはガチオシなんでしょうね。

普通のサッカーマンガと違って実験のために監獄に打ち込まれたサッカー少年たちが、努力友情をすべて無視して勝利のみを追求していくという少年漫画にあるまじきマンガで、「史上最もイカれたサッカー漫画」と呼ばれてるくらいですから売れているのでしょう。アニメ化は2022年中になるようですが。

主要7キャラクターにフォーカスした各3話分・計21話について、〝ふせん〟を貼って推しキャラクターに投票できるというもので、感想をふせんにはってコメントすることができる。マンガ版ニコニコ動画みたいな感じでそのこまにふせんが貼れてみんなと気持ちを共有できるようになっている。ふせん投稿は1人何枚でもOKで、熱い推しコメントをたくさん投稿して、推しキャラクターを勝たせる流れだが、単純にこの機能まんがをみんなで回し読みしながら感想を言い合う感じがステキ。 最も多くのふせんを集めたキャラクターの特別描き下ろしカラーイラスト が「週刊少年マガジン」本誌で掲載されるようです。

マンガに限らず、音楽や小説などファンがいて感想を言い合う場所を作り出すというのは真似できそうです。長文OKにしてしまうと言い争いがでてきそうですが、ふせんにすることで短いコメントになるのも良い出来です。

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星のカービィ30周年 特設サイト

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星のカービィ30周年 特設サイト

キャンペーン概要

内容:

年代ごとのゲーム音楽が聴ける仕掛けや、引用リツイートキャンペーンや診断キャンペーンを行っています。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

カービー30周年特設サイト、まずはこれまでのカービーを選ばせるようです。そして昔やっていた時のカービー音楽を流すことができ、思い出に浸ることができるわけですね。カービーシリーズを追っかけてた人だったら最高ですよね。 30周年Music Festが東京ガーデンシアターであったり、ローソン限定でオリジナル商品が買えたり、引用リツイートキャンペーンを行っていたりします。

ちょっと気になったのは事務局にチャットボットを導入しているところですね。事務局としては問い合わせ工数が下がるが、その分費用を取れなくなり、存在価値が薄れてしまうが、ユーザー的には便利だったりします。 モスとのコラボ、新作の体験やカービーカフェでの30周年限定メニューなどがありつつ、デジタルプロモーション的には診断キャンペーンが走っています。

結果は32種類ってことはMBTI診断的な本格的なものな気がしますが、コピー能力診断というカービーの能力にしてしまうことでかなり可愛げに仕上げてますね。パーソナル診断もしっかりしつつ、同じタイプの人数や割合を入れているのはあまり見たことないですが、面白いですね。自分のキャラが希少価値だったりすると嬉しいので。

30年選手にもなるといろんな形状になったりコピー能力のバリエーションが増えたりして、カービー一人でコンテンツを成立させてるのはすごいですね。

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春のポムポムプリンVSシナモロールCP – ツイキャス

春のポムポムプリンVSシナモロールCP - ツイキャスキャンペーン画像

春のポムポムプリンVSシナモロールCP – ツイキャス

キャンペーン概要

内容:

ツイキャスにてサンリオのキャラクターでポイントを投げることができるキャンペーンを開催。ポイントが多く投げられたほうがスタンプ化される。さらに抽選でインセンティブ。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

ツイキャスとは元TwitCastingで、その昔はTwitterからライブ配信できるものだったのが進化して、スマホやPCからライブ配信が気軽にできるサービス。Twitter運営会社のTwitter, Inc.とは資本関係や人的関係は一切ない。久々にみると配信者側がマネタイズする方法が色々増えていて、スパチャ的なことはもちろん月額会費制のファンコミュニティが作れるようになったりしてるんですね。

そんなツイキャスが行っているサンリオのキャラクターポムポムプリンとシナモロールを活用したキャンペーンで、可愛い二人にプロレスをさせている。スコアを見る限り投票キャンペーンのようで、サンリオキャラクター大賞の二人にユーザーがBETしていくのですが、そのBET方法がライブ配信をしている人にアイテムを投げる際にキャラクターで投げるとポイントが貯まるようです。

そしてポイントを多くゲットしたほうが勝ちで、勝った方はスタンプにしてくれるらしい。さらに抽選でインセンティブもあり。そのアイテムを投げるというのはスタンプとコメントを送れるYoutubeでいうスーパーチャットのようなものですね。通常15ポイント、爆のほうだと1500ポイントになっています。ツイキャス内ポイントはだいたい1ポイント1円ですので、爆を送ると1500円かかるイメージです。ということは現状この2キャラクターに350万円ほど課金されているってことですね!塵も積もれば山となる。

インスタライブ、ツイキャス、Twitchなどライブ配信プラットフォームが成熟してきて、どこかが特化している時代じゃなく横並びになってきましたね。集客がしやすい配信しやすい収益化が図りやすい、というのがどこもネックなので、配信者を取り逃がさないようにする施策がいろんな形で行われているようです。

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春だ!なめこだ!菌まつりだ! 「なめこ春の菌まつり」開催|なめこぱらだいす なめこ公式サイト

春だ!なめこだ!菌まつりだ! 「なめこ春の菌まつり」開催キャンペーン事例
春だ!なめこだ!菌まつりだ! 「なめこ春の菌まつり」開催|なめこぱらだいす なめこ公式サイト

キャンペーン概要

内容:

なめこアプリを9個ダウンロードしたスクショをTwitterに投稿することで応募完了

春だ!なめこだ!菌まつりだ! 「なめこ春の菌まつり」開催キャンペーン事例

キャンペーン考察

発見ポイント:

春といえばパン祭り。日本で一番知名度が高いマストバイキャンペーンだと思うのですが、
それのオマージュ再構築として春の菌まつりを開催してます。
ヤマザキ春のパンまつりを知らない方はいないと思いますが、
商品にシールが貼ってあり、それを何店か集めると必ずお皿がもらえるという
マストバイベタ付けキャンペーンのレジェンドです。
未だデジタルには移行せず台紙がPDF印刷になっていたり、TwitterでUGCを促したり、
インセンティブを活用した写真投稿などもやっているようですが。

そんな超メジャーかつ何年もやっているキャンペーンなので、
攻略サイトもたくさんになります。
たいてい主要対象商品 点数・価格効率・カロリー効率一覧などがあり、
「基本はロイヤルブレッドとダブルソフトのロイダブローテ。
谷間に超芳醇やレーズンロールを挟んで……」という定番戦術は、
もはや環境トップとは言い切れなくなった。
激動の理由は、食パン系・食卓ロール系の商品に上方修正が多数入ったため。
などと書かれているほどのベテランがいるレベルのキャンペーン。

そしてなめこにもどるとパンなめこが登場したり、
インセンティブがお皿というかどんぶりが当たる、
といったようなオマージュが炸裂しています。

参加方法もマストバイならぬマストアプリインストールとなっていて、
対象アプリ9作品を並べてスクショを取り、投稿する形になっています。
ファンなら全部インストールしているのでしょう。
さらに投稿ハードルを下げるために投稿したトキ可愛くする用の壁紙もありますね。
Twitter覗いてみると結構な人が投稿していてなめこファンがたくさんいることが伺えます。

IP側からのキャンペーンはバカパクがやりやすいので
メジャーなものに乗っかるのはコスト的にもいいやりかたですよね。

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春だ!なめこだ!菌まつりだ! 「なめこ春の菌まつり」開催キャンペーン事例

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