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「飲食」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 143ページめ

レストランや居酒屋など飲食店で話題になった集客のための店頭誘引施策や、お菓子・お酒などの商品に関わる認知拡大施策・マストバイキャンペーンなど、飲食関連の有効的な手法やアイデアを取り入れたキャンペーンをご紹介。成功要因などもあわせて解説いたします。

Red Bull Basement

www_redbullbasement-com_br
http://www.redbullbasement.com.br/

キャンペーン概要と特徴

Red Bull Basementが展開するイベント告知サイト。リオデジャネイロの街を、コンピュータテクノロジーを用いて再構成するというコンセプトのもと、コンペティションを開催している。同サイトでは、関連イベントの告知を、動画などを用いて行っている。
スクロールに反応したアニメーションと高いクオリティのイントロ動画が特徴。コンテンツを読み進めるにつれ、IoTデバイスのようなものが完成するアニメーションは、Red Bull Basementの取り組みを端的に示している。

制作的大変そうなところ

パララックスとして右にデバイスのようなものが完成・左は読み物(レスポンシブでスマートフォンサイズだと背景になる)というコンセプトが素晴らしく、テキストの色味も読みやすいようデザインを工夫している。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
www_redbullbasement-com_br_sp

#hiremesimon – Simon Johnson

www_simonjohnson_com_hiremesimon
https://www.simonjohnson.com/hiremesimon/

キャンペーン概要と特徴

オーストラリアの食品会社Simon JohnsonによるInstagramキャンペーン。ハッシュタグ #hiremesimon を付与し、同社公式アカウントにメンションした投稿をInstagramで行うと、同社のSNSに関わる広報の仕事に応募することができる。また、キャンペーンサイト上でクーポンコードを配布している。
Instagramの投稿が雇用に繋がるというアイデアが特徴。組織のソーシャルメディア上でのブランディングの重要性が年々高まっていることがよく表れている。

制作的大変そうなところ

雇用というアイデアはさておき、よくあるSNS写真投稿を集約するシステムでデザインは非常にシンプルだがカッコイイ。
各SNSの投稿テキストまで取得→サイト表示しているのだが、それ込でデザインとして成立している。
日本ではwebフォントの選択肢が狭いため雰囲気作りが難しく、英語フォントメインの利点ではある。

スマートフォンでの特徴

SPファースト
www_simonjohnson_com_hiremesimon_sp

Krispy Kreme – Doughnuts, Coffee, Sundaes, Shakes & Drinks

www_krispykreme_com
http://www.krispykreme.com/

キャンペーン概要と特徴

クリスピー・クリーム・ドーナツによるブランドサイト。トップページには、季節のキャンペーン情報、クーポン、同社X(Twitter)アカウントの投稿などが大きく取り上げられている。
ユーザーとの接点を重視した構造が特徴。新製品、クーポン、SNSアカウントの3つを目につく位置に配置し、離脱を防ぐ仕組みが読み取れる。円を中心としたデザインにも統一感が見られる。

制作的大変そうなところ

公式アカウントでX(Twitter)に投稿された多数の写真を丸く切り抜きデザインを加えサイトで表示するシステムが画期的かつカロリーの高さが感じられる。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
www_krispykreme_com_sp

Campbell's Chunky Everyman All-Star Sweepstakes

everymanleague_prizelogic_com

キャンペーン概要と特徴

スープ缶を販売するキャンベルとNFLによるキャンペーン。「アメフト選手」ではなく「普通の人」のためのリーグがキャンペーンサイト上で展開されている。参加者の中から抽選でスーパーボールの招待券などが当たる。
普通の人が輝くための大喜利キャンペーンを展開する点が特徴。「弱虫」や「何でも屋」といった肩書のもと、NFL選手をキャプテンとする任意のチームに加入することができる。参加にはメールアドレスによる認証が必要。

制作的大変そうなところ

米国風の大喜利キャンペーンなので力強くテキストと顔写真(アイコン)を見せている。
スタメン風なデザインもレシポンシブ向き。
ギミック自体は複雑ではないが細かい挙動は凝っている。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
everymanleague_prizelogic_com_sp

Wholly Guacamole Live Wholly Tour & Festival

livewhollytour_eatwholly_com

キャンペーン概要と特徴

ワカモレを販売するWholly Guacamoleによる動画キャンペーン。キャンペーンサイトには、各地で行われるアーティストの演奏の様子が収録されたYotube動画がアップロードされ、訪問ユーザーは人気投票を行うことができる。人気の集まったアーティストは、賞金10000ドルのほか、同社主催の音楽フェスティバルに出演できる。
動画x人気投票の組み合わせが特徴。投票するユーザーに大きな特典はないものの、自分が育てたという意識が芽生える点で、日本的な印象も受ける。キャンペーンサイトはスクロールによるアニメーションがふんだんに使われている。

制作的大変そうなところ

かなりシンプルでよくあるパララックス挙動でレスポンシブ。
デザインの方向性はフェスに寄せきっており、使える素材が少なかったのかな?という感じ。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
livewhollytour_eatwholly_com_sp