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誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】 61ページめ

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

交渉人Xとボディメンテを勝ち取れキャンペーン|大塚製薬

交渉人Xとボディメンテを勝ち取れキャンペーン

キャンペーン概要

Twitterをフォローアンドリツイートでその場でボディメンテが当たるチャンスが到来します。当落に関係なく交渉ミッションに挑戦でき、クリアすると抽選でボディメンテを1本、交渉成立すると抽選で1ケースがプレゼンされます。

キャンペーン考察

合計20万100名に当たるというサンプリングキャンペーンです。交渉人というキーワードでストーリ展開しています。まずフォローアンドリツイートのインスタントウィンで8万名様に当たるということはほぼあたりのクーポンが貰えるということでしょう。

その後交渉ミッションが出てきます。ビジネスマンは交渉の連続でカラダが資本だからボディメンテを飲もう!というストーリーです。交渉がクリアできた際にはあなたがどんなタイプの交渉人なのかの診断もあるようで、誰に交渉するかも選べるようです。1(フォローアンドリツイートのインスタントウィン)と2(交渉ミッションにクリア)で重複当選はないということはインスタントウィンで当選した人は交渉しなくなってしまいます。それを防ぐために後日抽選もあるということでしょう。

リプライからLPに飛び交渉診断コンテンツに行くとという感じです。別のLPに飛ばすと離脱してしまうという課題があるのでしょうか。ボタンをTwitterのようにすることでTwitter内で遷移しているように見せています。交渉結果をツイートするとメンションに反応して抽選が走り当選結果がDMで飛ぶという仕組みです。インスタントウィンと診断コンテンツを交渉人というキーワードでつなげた上で、リツイート拡散とUGCどちらもうまいこと成立させているサンプリングキャンペーンです。Twitterから別LPに飛ばす際離脱してしまうのをいい形で防いでいます。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

ピザぽピーポー ピザポテト|カルビー

ピザぽピーポー ピザポテト

キャンペーン概要

リニューアル記念として推しピザポテトをTwitterで投稿する他、クイズや投票などのTwitterを活用したキャンペーンを行っています。

キャンペーン考察

「チップスに向けてピザポ砲を撃て」と出てくるどういうことかよく分からないがインパクトのあるMVがあります。その下にリニューアル記念キャンペーンを行っており、第一弾が推しピザポテト投稿というUGC Twitter投稿キャンペーンです。ホームページにはピザポテトのヒストリーを紹介するページがあり、30年も続く商品であることが分かります。そこから推しピザポテトを探すこともできます。

キャンペーン投稿ではカンバセーショナルカードを活用し、限定で売られている4種の味をハッシュタグ投稿できるようになっています。第二弾はカンバセーショナルカードでのクイズキャンペーン、第三段もカンバセーショナルカードを使った投票キャンペーンのようです。

気になったのは常設コンテンツである「チップスに向けてピザポ砲を当ててピザぽピーポーを量産せよ」というゲームです。ゲームを終えると当てた枚数が表示されてツイートできるようになるという仕組みです。ピザぽピーポーはピザポテトが好きな人達ではなく、この飛んできたチップスがピザぽピーポーということなのでしょう。MVにもあることから一押しのコンテンツであり、ゲームを取り入れることでのファン作りは正しいと思うのですが、ストーリーが理解しづらいシュールなシューティングゲームであり考察が非常に難しいです。考察に於いてどのような気持ちで提案者やエンドクライアントがコンテンツを制作していくのかを考えるのですが、ここまで考察が難しかったのは初めてです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

キョロちゃんと一緒に!目指せSDGsマスターキャンペーン


キョロちゃんと一緒に!目指せSDGsマスターキャンペーン

キャンペーン概要

『モリナガ・サステナブル』サイトで公開している「キョロちゃんをあつめよう! SDGsクイズ」の最後に表示される<結果画像>のスクリーンショットやキャプチャを撮影して、コメント欄に撮影した画像を投稿すると応募完了です

キャンペーン考察

サステナブルにまつわるアレコレを楽しく学べる『モリナガ・サステナブル』のサイトにクイズコンテンツが有り、そこへ流入させようというキャンペーンですね。クイズ結果画面キャプチャをこのページにコメントするというフローですが、参加するにはエンゼルPLUS会員になる必要があります。SDGs活動を知ってもらうためのキャンペーンだと思うので、もっとオープンにしたほうが良さそうですが会員獲得も大事です
モリナガ・サステナブルを見てみるとキョロちゃんが楽しくわかりやすくサステナブルを教えてくれるサイトになっています。ルビを振ってあるところを見ると小学生くらいを対象にサステナブルを考えてみようというものですね。単純に言葉が並んでいると難しく感じて読まなくなってしまうので、子供でも大人でもゲームで学ばせるってのは第一歩としては非常に有効です。アイコンの方はルビが振っていないのでターゲットをサイト内で分けていますね。
「あそんでまなぼ!」ということで島や海に隠れているキョロちゃんを探し出してクイズに答えていきます。全17キョロちゃんで大人ならちょっと考えればわかる常識問題という感じの内容になっています。下にあるキョロちゃんアイコンやあと何キョロが表示されていて迷子にならないようになっていますね。
企業としてのSDGs活動を沢山の人に伝えていきたいからコンテンツを作るのは当然なんだけど、コンテンツを作っただけでは人が流入しないので、できるだけ広く伝えるためにもデジタルプロモーションは大事です。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/10-7/16

カイトウあずきバー|井村屋株式会社


カイトウあずきバー|井村屋株式会社

キャンペーン概要

Youtube動画内にて問題とA~Dの解答欄が出現。5問全てに回答すると応募フォームより応募できるキャンペーンです。

キャンペーン考察

挑戦状シリーズということで謎解きクイズキャンペーンになっています。 動画での設問になっていて、動画を最後まで見ないと回答ができない仕様になってます。左上に時間が出てくるのですが、その時間に回答するわけではなく動画終了後もう一度設問が出てきて回答する流れです。だとしたら動画はもう少しキビキビしていてもいいような?と思ったのですが、冷凍庫から出して1分解凍させるために1分待たせているわけですね。そうすると最初に言っていた「あずきバーは持ったかな?」という言葉の意味がわかります。
問題自体はあずきバーとは関係があまりないですね。 クイズキャンペーンの特徴は、クイズ自体に商品の強みなどを入れつつ答えさせることによって強みを知ってもらう事ができるので、PRしたい部分をもっと推せるわけですね。せっかく動画を見せる技術を使っているので動画にもPRが入ってても見れると思うのですが、言いたいことは冷凍庫から出して1分待って解凍してから食べる、という部分に一点集中しているのは好感が持てます。 5問答えるとフォームより応募できるのですが、挑戦者の君のことを教えてくれないか、という呼びかけもキャラクターやストーリーに合わせてありかわいいですね
謎解きってアレヤコレヤ言いたいことを詰める傾向にあるのですが、言いたいことをフォーカスしたほうが伝わりやすいですよね。ただフォーカスさせるのも難しいし担当者に覚悟がないと踏み切れないと思うのですが、根気よく提案しましょう。

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みんなの元気がつながる広告キャンペーン丨オロナミンC丨大塚製薬


みんなの元気がつながる広告キャンペーン丨オロナミンC丨大塚製薬

キャンペーン概要

Twitterに音や画をハッシュタグ投稿するとその素材でスペシャルムービーを制作できるキャンペーンです。

キャンペーン考察

キャンペーン名に広告という文字があるのは珍しいですね。今年の1月ごろになにげないツイートで要望を募集した際にたくさんのアイデアが合ったそうです。その中にみんなの投稿を合体させてスペシャルムービーを作ろう、というアイデアが合ったかどうかは定かではないのですが、ファンがたくさんいるんだなあという中の人の感動と、これだけいればハードルが高いと言われている投稿キャンペーンも成立するのではないか、と考えたんでしょうね。
テキストを送るのではなく音と画を募集しているのが特徴的で、テキストではないため投稿する手間と心理的ハードルは上がりますが、先程言ったとおりたくさんのファンがいると確信しているためちゃんと集まるのでしょう。音というのはあまり見たことがなく、オロナミンCを叩いてみた、しゃべってみたとかそういったことでもOKです。Twitterの音声投稿はスマホならできますので、そういった仕組みをキャンペーンに取り入れてます。動画やイラストも可能で、そちらはハッシュタグが異なる仕様です。
インセンティブはそれらを合体させて最終的にはオリジナルムービーを作成するという、なにかモノがもらえるわけではないですが、たくさんの投稿がされているのはファンが本当にたくさんいるということの証です。
キャンペーンスタートの7.3がオロナミンCの日だったわけですが、Twitterの音声配信サービスであるスペースを活用するなど音声をうまく使ってファンコミュニケーションを行っています。中の人の投稿を見てもファンに向き合っている姿勢がプレゼントなしでも投稿を集められるという、普段からの努力の賜物といえるキャンペーンです。

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