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誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】 47ページめ

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

ポカリ写真部「#青いボクら」|大塚製薬

ポカリ写真部「#青いボクら」キャンペーン画像
ポカリ写真部「#青いボクら」|大塚製薬

キャンペーン概要

内容:

10代ならば誰でも入部できるポカリスエット公式部活 ポカリ写真部で、ハッシュタグ付きの写真を投稿すると、その写真がポスターになったり毎週景品がもらえたりする。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

Z世代マーケティングがしたいポカリスエットのデジタルプロモーションですね。学生ターゲットはやはり部活動など身近なものが良いと思うのですが、2022年は特にトキ消費が流行ると言われています。なのでどこか行ったりイベントに参加したりする機会がこれから増えるから写真や動画の投稿ってのは2021年に比べると増えるのではないかなと思います。

ハッシュタグをつけてSNSに写真を投稿するだけですが、学校とは別の活動で渋谷の街中をジャックして写真展をするなど締め付けられている学生にとっては華がある機会ですよね。自分が高校生のときはネガティブ学生だったので斜に構えて、そんな陽キャみたいな行為はできん!とかいって参加しなかったと思うですが、ポカリももらえるし入部してみたらいいと思います。

あとちょっと気づいたのはこのアカウントは2016年に作られていて、過去を遡ると違うCM公開だったり違うキャンペーンだったアカウントなんですよね。弊社クライアントでもキャンペーンを打つ際にキャンペーン用のアカウントを作成してキャンペーン終了後放置が多いのですが、キャンペーンアカウントとしては毎回名前を変えたり、メンション名変えてしまってもユーザーを裏切る行為にはならないと思いますので、せっかく集めたフォロワーさんを活用する意味でもこういう再利用はありだと思います

Z世代マーケティングがいかに難しく、共感を得るプロモーションを作れるかっていう課題においてインフルエンサー施策が安直に向いてそうですが、それをあえてなのかせずに写真投稿で攻める姿勢はかっこいいですね。予算がないとかはないと思うので、純粋になぜなのか聞いてみたいです。

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スマートフォンキャプチャ

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推し農泊投票キャンペーン

推し農泊投票キャンペーン画像
推し農泊投票キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

農泊体験動画を見て、推し農泊に投票すると後日抽選でSTAYJAPANのクーポンが当たる

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キャンペーン考察

発見ポイント:

動画を見て面白そうなところにTwitterで投票するというシンプルなキャンペーンなんですが、農泊ってなんだろう?と引っかかりますよね。 知らない日本に、泊まってみよう。新しい宿泊体験を提供する「STAY JAPAN」がやっていて、収穫体験や郷土料理体験ができる宿をプロデュースしているってことなんでしょう。田舎をショートステイして農業や地域の良さを知ってもらって最終的にはその土地に住んでもらいたいということなんでしょうか。

旅行サービスなんでコロナ禍では難儀している業界かつ地方の老人が多そうな方面に行く形なのでかなりセンシティブでホテルとかよりも難儀しそうですが、そんななかキャンペーンをやっています。

それぞれの街に古坂大魔王などの芸能人やYoutubeインフルエンサーに行ってもらって農泊を体験していますね。DIYや女子大生、ロードバイク、グルメ旅などの動画インフルエンサーを起用していて、それぞれにPR動画を頼んでアップしてもらい、それを見てもらって投票させるというもの。

ただそれぞれの動画を見るとこのキャンペーンへのリンクはなく、STAYJAPANを紹介してたり、農林水産省の農泊のポータルサイトを紹介していたりとバラバラなので、2021年にインフルエンサーマーケティングとして農泊動画をアップした人たちをもう一度集めて投票しているというコンテンツを再利用をしているようですね。賢い。

動画インフルエンサーに撮ってもらった案件動画をあとから広告回すとか再利用する形はよくありますが、投票キャンペーンにしてしまうってのは面白いですね。ただ動画側からの動線が作れないので、このキャンペーン自体の認知拡大が必要になるから、投票を増やすのはまた別途考えないといけないですね。

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キリリ生の酒を買って応募しよう! 酒蔵WEB見学ツアー・利き酒セット&オンライン試飲会 ご招待キャンペーン!|株式会社日本アクセス

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キリリ生の酒を買って応募しよう! 酒蔵WEB見学ツアー・利き酒セット&オンライン試飲会 ご招待キャンペーン!

キャンペーン概要

内容:

レシートをアップロードすることで、利き酒やオンライン試飲会が当たる。またインスラグラムにハッシュラグをつけて晩酌写真をアップすることで酒造のオンライン見学が当たる。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

澤乃井日本酒のレシートマストバイキャンペーンと、写真投稿UGCキャンペーン。日本酒は飲み方によってすごく味が変わるのをあまり知られていなくて、そこを知ると日本酒の楽しさがわかるから、試飲会がコンテンツになりますよね。

(わたくしも日本酒は敬遠していたのですが、友人である熱燗DJつけたろうという日本酒マイスターに色々教えてもらって、この日本酒はすずりでできた熱燗用徳利に70度にしてから小さいおちょこで飲むのがうまい、とかこっちは銅でできたもので60度だと味が変わるみたいな飲み方ができたので、飲めるようになったもんです。)

そういった飲み方や酒造そのものをコンテンツとしてインセンティブにしてしまうってのは入り口として面白いですよね。消費者行動モデルのDECAXでいうとEngage関係地をインセンティブで深めることができるという。また、オンライン酒造見学はXperience体験までいきなりさせることができます

ただ、一番最初に来るべきであるDiscoveryつまり発見されないとその後が続かないので、そこに課題が浮かび上がりますねそういう意味ではレシートキャンペーンでの首掛けPOPって大事で、店頭で発見できますよね。Instagramでの写真投稿も認知拡大につながるのですが、UGCとしてはこのハッシュタグだとなんの写真を上げているか、もしくはキャンペーンを知らない人が見たときになんの写真を上げたらいいのかわからなくなってしまう恐れがあります。なので #晩酌 もつけてもらったほうが若干ハードルは上がるが、わかりやすくなって発見されるようになりますね。

お酒のキャンペーンは小さい酒造でもオンライン試飲会や酒造見学などはコンテンツとしておろせると思うので、中の人は見慣れているものでも外に出してみると反応があるかもしれません。

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MyAnimeList x MangaPlaza – Which Manga Piques Your Interest Most?

MyAnimeList x MangaPlaza - Which Manga Piques Your Interest Most? cp image
MyAnimeList x MangaPlaza – Which Manga Piques Your Interest Most?

キャンペーン概要

内容:

全米最大級のデジタルマンガストア『MangaPlaza(マンガプラザ)』事前登録キャンペーンと同時に、Twitterでハッシュタグつけて投稿するとアマゾンギフトカードがあたる

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キャンペーン考察

発見ポイント:

MyAnimeListという月間利用者数1,800万人、月間ページビュー数2億7,000万PV、世界240の国と地域のユーザーが利用する世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティ&データベースと「コミックシーモア」でおなじみのNTTソルマーレが手を組みMangaPlazaという出版社とパートナーシップを組んだ、海外翻訳された日本の漫画が読めるサイトを公開。

そのサービスの事前登録が始まったのでTwitterでハッシュタグ #whichmanga を添えてツイートするとアマギフが当たるという日本ではおなじみのハッシュタグ投稿キャンペーンです。

ターゲットは海外の方で、海外だと日本ほどTwitterが流行ってないのですが、そこは日本の漫画好きやアニメ好きはTwitterを活用しているということなんでしょう。

海外製品やゲームなどで日本展開するときTwitterの運用が苦手なのをよく聞くのですが、逆輸入版ですね。 事前登録に合わせて5つの漫画が無料で読めるようになっていたり、全世界でファンを獲得したモバイルゲーム『Obey Me!』の公認コミカライズ作品『Obey Me! The Comic』の英語版コミックの独占公開を記念しています。

さらにObey Me!の声優陣が漫画を朗読している動画も公開していたり日本のマンガ市場的には大きい動きになりそうですね。

こういう形で日本のデジタルプロモーション手法が海外に向けて発信されていくのは面白いです。SNSキャンペーンだと海外輸入は少ないし、弊社でも海外事例を探すのですが、あまり発見できないのでこういう動きがあるとデジタルプロモーションラボが楽しくなりますね。

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DARS×アイドルマスターシャイニーカラーズ|森永製菓株式会社

DARS×アイドルマスターシャイニーカラーズ|森永製菓株式会社

キャンペーン概要

内容:

283プロダクションのPR動画が見れるほか、レシートをWEBフォームから送るとアイマスグッズが当たる他、ベタ付けでボイスメッセージのデジタルインセンティブが当たる

キャンペーン考察

発見ポイント:

シャニマスと言われるアイドルマスター シャイニーカラーズというアイドル育成シミュレーションゲーム内の283プロダクションという芸能事務所が、今回森永ダースのブランドアンバサダーに任命されたということでアイドル育成軸でストーリー展開。

明治のきのこの山シリーズもすとぷりをアンバサダーに任命していたし、IPものをアンバサダーと名乗らせるブームなのでしょうか。がっつり子供向け商品じゃなければIPアンバサダーが最適解なんでしょう。

283プロは25名いるらしいんで、選抜の5名ということなんでしょね。それぞれのPR動画あり30秒挑戦というストーリーになっていて、アイドルがレコメンドしてくれます。このへんの30秒挑戦っていう細かい部分ではありますが、ブレずに作られてますよね。

その挑戦のメイキング動画があり、アイドルとしてお仕事に向き合っている姿を表してます。 またレシートキャンペーンも行っていてシャニマスグッズが当たるものなんですが、応募者全員にベタ付けであたるデジタルインセンティブもやっていて、声に価値があるIPはいいですね。余すところなく使ってます。

またシンプルなTwiitterフォローリツイートキャンペーンもやっていますが、告知協力いただきありがとうございます!というアイドルにお願いされている感じもまた軸がぶれてませんね。

IPコラボの基本はIP側の世界観を知り尽くし、きっちりのっかるところ。そのIPのファンはこんなのシャニマスじゃないと思う部分があれば嫌いになってしまうものなので、新しいことはしつつも、軸をぶらさないように心がけましょう

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