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「Instagram」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

ハッシュタグ投稿から、インスタントウィン、Instagram APIを活用したなど、Instagramを活用したキャンペーン事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

2022 Merry & Bright Christmas msi

キャンペーン概要リワードメンバー限定でサイト内でポイントを使用して抽選やゲームに参加できる
インセンティブゲーミンググッズ
使用SNSWEB,Instagram

キャンペーンのポイント

【海外と日本でのキャンペーン違い】

ーーーこのリワードってサイト内ポイントのことなんだろうけど、若干アンダーグラウンドなサイトに多く見かける言葉なんですよね。とはいえスターバックスもサイト内ポイントをリワードって言っているので当たり前の言葉なんでしょうが。

そんなリワードを獲得できるmsiという台湾のPCメーカーが行う抽選やゲームを通じて色々プレゼントが当たるキャンペーンとなっています。

ーーー海外系のキャンペーンってユーザーが何をすると何がもらえるのかってのがとてもふわふわしてますよね。日本のキャンペーンだとインセンティブがしっかり全面に出されていて、何が何人に当たるのかってのが明確。そうしないと怪しいキャンペーンに見えて、ひいてはブランド価値を損ねてしまうってところにつながってしまうって考えなのでしょうか。

msiの場合、スノードームの贈り物、クリックするとどうなってプレゼントが何なのか全くわかりません。リワードメンバーというファンのみのキャンペーンだからなんでしょうか。ポイントを消化しての抽選があり、さらにInstagramのストーリーを活用したプレゼントキャンペーンもありますが、何が当たるのかは記載なし。

ーーーよくわからないので参加しづらいですね。

さいごは神経衰弱と、まあまあクオリティ高めのゲームが入っていて、サイトとしてはお金をかけているから、もう少しわかりやすくするとリワードメンバーも増えていいと思うのですが日本はメインじゃない感じなのでしょうか。ちなみに詳細はこちらを見るとpdfでサイトの説明があります。また利用規約にはプレゼントの詳細も書いてありますので、怪しいサイトじゃないんだぜ。

ーーー職業柄海外のキャンペーンも研究していますが、日本はかなり独自の進化をしています。そもそも海外は配送が大変、言語の壁があるなどデジタルキャンペーンが少ないイメージです。逆輸入していくと丁寧なキャンペーンは海外に需要があるかもですね。

スマートフォンキャプチャ

【動画で解説!】2022 Merry & Bright Christmas msi

週間キャンペーンまとめblog

週間キャンペーン記事no376

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

#続けシアワセ 投稿キャンペーン | 幸せの、チカラに。 – パナソニック ホールディングス

#続けシアワセ 投稿キャンペーン | 幸せの、チカラに。 - パナソニック ホールディングス
キャンペーン概要「長く続いてほしいシアワセ」や「守りたいシアワセ」をTwitter,Instagram,TikTokで投稿する
インセンティブ当選画像をお祝いする大坂なおみさんを描いたスペシャルイラストを5名様に。うち1名様に、特賞として、大坂なおみさんがInstagramで受賞作品を祝福してくれます。
使用SNSTwitter,Instagram,TikTok

キャンペーンのポイント

【TikTokのハッシュタグ収集方法】

2022年4月パナソニックホールディングスが新たに発足した際に企業パーパスが「幸せの、チカラに。」というものに変更された。そのさまざまな幸せをストーリー仕立てで語ると共に、幸せを下支えする当社事業を紹介するブランドサイトが立ち上げられたと。

ーーーそれぞれコンテンツはわかりやすいストーリーが語られた後、そのことについてパナソニックがどのような事を考えているか、行動しているかというコンテンツを見ることができるという回遊施策になっています。

そんな中ハッシュタグキャンペーンを行っていて、あなたにとって「長く続いてほしいシアワセ」や「守りたいシアワセ」ってなんですか?というかなり難しいお題が掲げられています。

Twitter,Instagram,TikTokで参戦可能で、それぞれ少し思想の強そうな投稿がちらほら投稿されています。

ーーーTikTok埋め込みってめずらしいですよね。自動取得とかはできないはずなので、どうやっているんだろうと調べてみたら、URLを手動で取得してそれをテキストファイルで格納し、毎日手動で差し替えている模様。

ーーーブランドパーパスを理解してもらうというところが一番大事にしているのはわかるのですが、ブランドサイトがそれを担っているはずなので、ブランドサイトへの導線を第一に考えて、SNSでの認知拡大かクイズキャンペーンなど気軽に参加できるものにしないと、思想×思想になってしまってかなりハードルが上がってしまっている気がします。インセンティブで釣るのもあるかもしれませんが、大坂なおみさんを描いたスペシャルイラストが当たるって大坂なおみファンの中でもコア層なので、なかなか。

ーーー啓蒙系はクイズでヒントをブランドサイトと同じような形で回遊させるとかが一番効果的ですが、そんなことはわかっているでしょうから、ブランドイメージの舵を切ったばかりなので今はまずはコアな層に届くようにという考えなのでしょう。

#続けシアワセ 投稿キャンペーン | 幸せの、チカラに。 - パナソニック ホールディングス

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#続けシアワセ 投稿キャンペーン | 幸せの、チカラに。 - パナソニック ホールディングス

【動画で解説!】#続けシアワセ 投稿キャンペーン | 幸せの、チカラに。 – パナソニック ホールディングス

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青の洞窟 SHIBUYA Xmasキャンペーン│日清製粉ウェルナ

青の洞窟 SHIBUYA Xmasキャンペーン│日清製粉ウェルナ
キャンペーン概要Twitterでメッセージ付きAR動画をシェアすると参加できる。また、青の洞窟SHIBUYAイベント会場で撮った写真をInstagramに投稿する参加方法も。
インセンティブ青の洞窟ブランド製品100名様
使用SNSTwitter,Instagram

キャンペーンのポイント

【AR活用イルミネーションイベント】

2019年まで毎年行っていたイルミネーションイベント青の洞窟SHIBUYAが2022年3年ぶりに帰ってくるということで、イベント現場×SNS活用の事例として解説いたします。

Twitter、Instagramを活用していて、インセンティブはどちらも青の洞窟ブランド製品ですが、各SNSの特性を掴んで展開しています。Twitterではメッセージ付きAR動画という聞き慣れないものをシェアする形。動画を撮って投稿するわけではなく、参加条件はあくまでARを紹介する形で、動画自体は是非メンションをつけて投稿してくださいというもの。

ーーーARは青の洞窟SHIBUYAイベントを疑似体験できるものになっていて、会場が遠くていけないという方やまだまだお外に出たくない方への配慮用ですね。

Instagramはキャンペーン期間中渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木にかけて行われているイルミネーションイベントに行って会場で撮った写真をアップしてもらうという2年間忘れていたイベント会場での写真投稿キャンペーンになっています。映える写真はInstagram!

ーーーイベント誘致のキャンペーンも2022年増えてきました。コロナ禍ではInstagramって投稿ががくっと減っていたと思うので、ここからどんどん増えていくのでしょう。

青の洞窟 SHIBUYA Xmasキャンペーン│日清製粉ウェルナ

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青の洞窟 SHIBUYA Xmasキャンペーン│日清製粉ウェルナ

【動画で解説!】青の洞窟 SHIBUYA Xmasキャンペーン│日清製粉ウェルナ

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CHILL OUT CCA2022|チルする文化を、今を生きる全てのクリエイター達と共に。

CHILL OUT CCA2022|チルする文化を、今を生きる全てのクリエイター達と共に。
キャンペーン概要 「チルする」を表現した作品をハッシュタグつけてInstagramもしくはTwitterに投稿すると審査事務局により選考があり、アワードを受賞できる
インセンティブ 賞金20万やchill out 半年分
使用SNS Twitter or Instagram

キャンペーンのポイント

チルアウトという炭酸飲料がブランドイメージにクリエイティブ性を訴えつつ、UGCを増やすためにアワードという形式をとりチルアウトに絡めた作品を投稿してもらい、審査するというブランド価値向上キャンペーンです。レッドブルは初めクラブカルチャーに寄り添って夜の若者を獲得し、その後もストリートやエクストリームスポーツなどをフューチャーしてだんだんかっこいい飲み物であるというポジションを確立したわけですが、チルアウトは活動するという方向の飲み物ではないので、クリエイティブ方面で獲得を目指すのでしょう。

アワードの内容としてはグラフィック部門、ムービー部門、ミュージック部門があり、それぞれ賞金がついていると。審査員も若者に人気があるアーティストを据えて本格的な形になっています。SNSに公開してしまうのはあまり見ませんね。よくあるのは厳選されたものを公開です。ハッシュタグで見ていくと玉石混交にはなってしまいますが、色んな作品を見ることができます。2021年からスタートしたものだそうで、過去の受賞作品も見ることができます。このクオリティを超えないと2022年で賞は取れないというボーダーになりますね。またInstagramでは2021年のハッシュタグも生きてますのでみることができますよ。

InstagramとTwitterで投稿されている種類が若干違うというのも面白いところ。Instagram投稿のほうが多いのですが、イラスト的なグラフィックになるとTwitterが人気だったりしてプラットフォームごとの特色を見ていくというのも面白いところでしょう。

CHILL OUT CCA2022|チルする文化を、今を生きる全てのクリエイター達と共に。

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CHILL OUT CCA2022|チルする文化を、今を生きる全てのクリエイター達と共に。

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週間キャンペーン記事no373

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Jackery-10th-Anniversary – Jackery Japan

Jackery-10th-Anniversary – Jackery Japan
キャンペーン概要 ジャクリ10周年を記念した製品登録マストバイキャンペーンとTwitter,Instagramそれぞれでキャンペーンを行う
インセンティブ recampで使える宿泊クーポン3枚/上質なカタログギフト/10周年記念限定BOXとレンコンチップス×ほりにしコラボグッズ
使用SNS Twitter or Instagram

キャンペーンのポイント

「マストバイキャンペーンとSNSキャンペーンの立ち位置」

ジャクリというアメリカ産のポータブル電源が10周年ということで、ソーラーパネルを推していて、クリーンなエネルギーでアウトドアを楽しもうというストーリーを作っています。最大のもので2000W出せる製品などもあって、電子レンジとか炊飯器も余裕で使用可能。

10周年感謝キャンペーンはというと、商品を買ってくれてた or これから商品を買う人向けに製品登録を行った方に抽選するマストバイキャンペーンと各SNSでキャンペーンを行ってます。Twitterがフォロリツのインスタントウィンで思い出エピソードで当選確率2倍のギミック付き。ジャクリ商品をすでに持っている人限定になってしまうので認知拡大させるなら、ポータブル電源があったらやってみたいこと、みたいにまだ持っていない人でも参加できるようになっていると、ハッシュタグ投稿も増えてエンゲージメントも上がると思います。

Instagramはフォローいいね、でエピソード投稿すると当選確率二倍。インスタグラムですと、写真を投稿させるのにエモさがあったほうが良さそうなのでこちらはエピソード投稿でもいいと思います。

買った人に感謝をしたいというのは心理としてわかるのですが、プラットフォームの性質を考えて効果の最大化を目指したいですよね。新規登録が購買なのでここをコンバージョンとしてInstaではユーザーの感謝、Twitterではキャンペーン認知の最大化と分けると効果が出やすいのではないかなと思います。

Jackery-10th-Anniversary – Jackery Japan

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Jackery-10th-Anniversary – Jackery Japan

【動画で解説!】Jackery-10th-Anniversary – Jackery Japan

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