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音楽業界の X(旧Twitter)活用事例5選!ファンコミュニティを熱狂させる方法を徹底解説!
更新日:2024.11.29 (公開日:2023/09/22)
音楽業界において、プロモーションの一部として公式X(旧Twitter※以降Xと表記します)の活用は欠かせません。自身の活動を発信するだけではなく、ファンに非常に役に立つツールです。
しかし、「X上で新曲の発売日に向けて盛り上がりを生むには?」「Xでファンを作るために重要なことって何?」などの疑問が出てくるでしょう。
そこで本記事では、Xでの音楽業界におけるユーザー動向や課題を解説します。Xでファンを作るために重要なことやキャンペーンをはじめとした活用事例も紹介するため、気になる人はぜひチェックしてください。
Xでの音楽業界におけるユーザー動向
Xで音楽に関連するユーザーのアカウントをチェックしてみると、新しい楽曲の感想やライブの心境を投稿しているケースが多いです。公式アカウントをフォローすることで、いち早く新曲やライブなどの情報をチェックしているユーザーも見られました。
実際に2021年〜2022年にかけて調査したデータによると、音楽イベント・フェスティバルに関連するツイートは3,200万件以上投稿されています。音楽業界とXは密接な関係にあり、情報収集や他のファンとコミュニケーションを取るツールとして活用されています。
音楽業界におけるXでの課題
音楽業界においてXで課題とされている点は、プロモーションの差別化です。多くのアーティストは様々なSNSを活用しており、Xもその一つです。あらゆるアーティストがXでアカウントを運用しているため、単純に新曲やライブ情報を提供するだけでは差別化が図れません。
また、X上での発信内容に対して、インプレッション数が少なかったり、リツイート数が少なければ、伝えたい情報が必要なファン層に届かず新規ファンの獲得も難しいです。発信内容に一貫性を持たせたり、定期的にコンテンツを提供したりする必要があります。既存ファンだけではなく新規ファン獲得のための施策を実施することで、プロモーションの差別化が期待できるでしょう。
Xでファンを作るために重要なこと
Xでファンを獲得するには、ファンとの積極的なコミュニケーションが重要です。音楽業界でXアカウントを運用する際は、ファンの獲得を目的としてアカウントを運用するアーティストも多いです。
単純に情報を発信するだけではなく、アーティストとファンが直接コミュニケーションを取ることで信頼を得られます。顧客接点を増やすほど、他のアーティストと差別化を図ることができファンを獲得できます。
しかし、ファンと距離が近すぎてしまうとロイヤリティの低下につながります。コミュニケーションを取る期間を限定するなど、距離感を大切にしながらファンとコミュニケーションを取ると良いでしょう。
音楽業界のキャンペーン事例5選
いいね&リツイート|IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ)
キャンペーン概要 | 専用バナーの投稿をいいね&リツイート |
インセンティブ | ゲーム内専用報酬を獲得 |
効果/目的 | Xを活用することでゲームユーザーと初音ミクの楽曲ファン両方から認知を得ることが目的と想定されます。 |
IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ)が初音ミクのフォトオーディションとコラボした際のキャンペーンを紹介します。
ゲーム中から特設サイトへアクセスし、該当投稿をいいね&リツイートすることでゲーム内報酬の獲得が可能です。ゲームユーザーだけではなく、初音ミクのコンテンツを目的としたファンからの認知も得られます。
キャンペーンの難易度も低いため、ゲームの登録・初音ミク本気フォトのチェックも同時に訴求を実現しています。
ハッシュタグ付き投稿|あいみょんスタッフ
キャンペーン概要 | #青春と青春と青春 を付けて投稿 |
効果/目的 | アーティストが直接キャンペーンに参加してファンとのコミュニケーションを取り、楽曲の宣伝を図ることが目的と想定されます。 |
あいみょんの新曲発表に合わせて実施された投稿を紹介します。
あいみょんスタッフアカウントによる投稿にて、専用ハッシュタグを付けて新曲の感想を募っていました。歌詞にちなんだハッシュタグを付けて、ユーザーは投稿を行なっています。
また、あいみょんはキャンペーンに合わせてファンへリプライを返したり、実際に参加したりします。このようにファンとコミュニケーションを取りながら、新曲のプロモーションを
行なっています。
スクショ&ハッシュタグ付きリツイート|フレデリック
キャンペーン概要 | 再生画面のスクリーンショットを添付し「#WakeMeUp_CP」を付けてツイート |
インセンティブ | メンバーサイン入りポスターをプレゼント |
効果/目的 | 抽選プレゼントを提供することで、新曲の宣伝と既存のロイヤリティアップ、新規ファンの獲得を図っています。 |
フレデリックの新曲発表に合わせて実施されたキャンペーンを紹介します。
新曲の再生画面をスクショし、専用ハッシュタグを付けてリツイートすれば参加できるキャンペーンです。抽選でサイン入りポスターを獲得できるため、既存・新規ファンも嬉しい内容となっています。
また、参加には再生画面のスクショが必要です。一般ユーザーが投稿するため、企業/宣伝色が払拭され、親しみやすい投稿になります。
フォロー&ハッシュタグ付き引用リツイート|葛葉スタッフアカウント
キャンペーン概要 | アカウントのフォローし、引用リツイートで、ハッシュタグ“#新曲緊急配信”と楽曲の感想を投稿(ツイート) |
インセンティブ | 抽選で50名に「Liberty & Freedom」オリジナルステッカーをプレゼント |
効果/目的 | 抽選プレゼントを提供することで、新曲の宣伝と既存のロイヤリティアップ、新規ファンの獲得を図っています。 |
葛葉の新曲公開に合わせてスタッフアカウントで実施していたキャンペーンを紹介します。
該当アカウントをフォローし、ハッシュタグ付きで引用リツイートを投稿すれば、抽選でステッカーが当たるキャンペーンです。既存ファンへのロイヤリティアップだけではなく、楽曲をメインとした新規ファンの獲得も目的としています。
実際にキャンペーン投稿は15万件以上の引用リツイートが行われています。スタッフアカウントであるにも関わらず、非常に効果的な施策と言えるでしょう。
ハッシュタグ付き投稿|EXILE FRIDAY
キャンペーン概要 | #EXILE FRIDAYと投稿 |
インセンティブ | メンバーからランダムでメッセージやリリックビデオをプレゼント |
効果/目的 | オリジナルのメッセージ、リリックをプレゼントすることでファンへ特別感を与えることが目的と想定されます。 |
EXILEグループがライブを実施することを記念して実施したキャンペーンを紹介します。
6ヶ月連続で実施されており、ハッシュタグ付きで投稿することで、ランダムで抽選が行われるキャンペーンです。メンバーが直接メッセージやリリックをプレゼントするため、通常にはないファンにとって特別なプレゼントを得られます。
また、長期間にわたり実施されているため、ライブの宣伝効果も得られている点が特徴的です。さらに、曜日を固定した長期キャンペーンを行うことで、「金曜日はエグザイルの日」という意識づけも可能です。
まとめ
以上、Xでの音楽業界におけるユーザー動向や課題を解説しました。音楽業界においてXは様々なアーティストに活用されているSNSです。楽曲やライブの宣伝だけではなく、ファンとコミュニケーションを取るツールとしても利用されています。
X上でキャンペーンを成功させるには、ファンとアーティストが一緒に盛り上がったり、ファン同士で盛り上がったりする環境作りが求められます。さらに、ファンの盛り上がりに賛同して新規ファンが入ってくるため、ファンコミュニティの形成が重要です。
また、Xを活用した音楽業界向け施策を検討しているなら「BirdCall for Entertainment」がおすすめです。音楽業界に特化したXファンコミュニティ形成ツールです。
BirdCall for Entertainmentなら、キャンペーンを通じて新しい仲間を発見でき、ファン同士のコミュニケーションが活発化します。長期的なファンコミュニティの形成も期待できます。
X上で音楽業界向け施策を検討している場合は、BirdCall for Entertainmentの活用をぜひ検討してみてください。
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