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キャンペーンやSNSの
“ためになる”情報を
執筆しています。

バーガースナップ | McDonald’s

burger-snap_jp
http://burger-snap.jp/

キャンペーン概要と特徴

日本マクドナルド株式会社による画像合成キャンペーン。キャンペーンサイト上で、任意の画像をアップロードすると、ハンバーガーを手に持った画像と合成される。合成した画像は、X(Twitter)またはFacebookでのシェアやダウンロードが可能。
写真に限らず肖像画でも楽しむことのできる汎用性の高さが特徴。X(Twitter)のシェア用の文章には、ハッシュタグだけでなく絵文字が使われている点に、マーケティング力の高さが感じられる。

制作的大変そうなところ

お手軽画像合成。45周年の企画としてはかなりライトだが、一年間くらいぽんと置いておくのにはいいのかも。
いい顔に見えると言い切ってしまう強さがある。

スマートフォンでの特徴

フォルダによる振り分け
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Have a Dream リポビタンD 頑張る人への直球エール

lipod-chokkyu-yell_jp
https://lipod-chokkyu-yell.jp/

キャンペーン概要と特徴

大正製薬による画像合成キャンペーン。キャンペーンサイト上でいくつかの質問に答えると、メッセージ付きの画像が合成され、「頑張る人への直球エール」を贈ることができる。X(Twitter)やLINE、メールにてエールを受け取った人の中から、抽選で同社製品がプレゼントされる。
ソーシャルを意識したスキームと、画像合成のクオリティが特徴。前者は、エールを贈る人と受け取る人という関係性に着目し、X(Twitter)またはLINEでの直接的なメッセージをゴールとしている。後者は、イラストレーター五月女ケイ子氏を採用し、メッセージのパターンも充実している。

制作的大変そうなところ

API認証させて投稿させているのは最近にしては珍しい。
応援したい相手にエール画像を送った後、受け取った相手が応募するという若干難しいフローが合ったからなのであろう。
フォント埋め込みのテキスト画像合成にて生成している。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
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Generate your own Metallica logo

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http://metallica.alwaysdata.net/

キャンペーン概要と特徴

米国のヘヴィメタルバンド・Metallicaによる画像合成キャンペーン。キャンペーンサイト上で任意のアルファベットを入力すると、Metallica風のロゴが生成される。生成された画像はX(Twitter)、Facebookでのシェアやダウンロードに対応している。
シンプルな入力と大きな満足感のある仕上がりが特徴。ファンでなくとも楽しむことのできる手っ取り早さが魅力的な画像合成キャンペーン。新譜のプロモーションは控え目。

制作的大変そうなところ

システム自体は各アルファベットを用意するだけなのだが細部の演出は良くできており、そして何よりブランドによってリッチ感が出ている。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
metallica_alwaysdata_net_sp_02

FORBIDDEN PIZZA | Little Caesars Pizza

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http://www.forbiddenpizzawebsite.com/

キャンペーン概要と特徴

米国のピザチェーン・Little CaesarsによるHalloweenキャンペーン。「絶対に送信するな」と注意書きのあるフォームに住所を入力・送信すると、その場所に「幽霊が出る」旨の警告が表示されると共に、近くのLittle Caesars Pizza店舗への経路が示される。
人間の心理とGoogle Mapsのテクノロジーを融合させた点が特徴。「絶対に〜するな」という注意書きと、フォーム送信後のドッキリ感は、インパクトがある。日本の場合、個人情報保護の観点から炎上しそうなキャンペーン。SPが非対応な点が残念。

制作的大変そうなところ

技術的には特別難しいことはないが打ち出しから細部までの小細工(小ボケ)・配慮が凝っている。
GoogleMapとの連携(というよりは素材の上乗せ)はアイデア自体も手法も秀逸。

スマートフォンでの特徴

SP非対応

Patriots Fancam

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https://patriots.fancam.com/

キャンペーン概要と特徴

Putnam InvestmentsとNFL New England PatriotsによるFacebookキャンペーン。スタジアムで撮影された高解像度360度画像から、ユーザーが自分自身を見つけ出し、Facebookのリンクをタグ付けすることができる。
テクノロジーとSNSを最大限に利用している点が特徴。スタジアムという多くの人が利用する施設から、自分自身を見つけ出すというゲーム性も備えている。プライバシーやなりすましの観点から、日本ではあまり見られない試み。

制作的大変そうなところ

非常にグリグリ動く360度画像。ズームしても鮮明で動作もサクサクで非常にクオリティが高い。
日本では顔にモザイクがかかってしまうかもしれない、または入場者全員に写真の許可が必要か。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
patriots-fancam_com_sp