闇雲に時流に乗ってTwitterキャンペーンを打ち出すのは良くありません。

分析が足りず、フォロワーの気持ちを考えないキャンペーンはかえって逆効果になります。

しかし足踏みをして何もしないのは非常に惜しいことです。


なぜなら、「GoogleトレンドおよびPOSデータを活用した調査」によれば、多く口コミされれば商品売上は上がると言っていい、というデータがあり、口コミのブーストを補助するためのひみつ道具や、商品を知ってもらいたい人たちの心を汲み取るコツというものが存在するからです。
それらを知らずに行動しそびれるのは惜しいですよね。

今回、このページを訪れていただいたみなさんの時間を3分いただき、
100以上のキャンペーンの企画・制作に携わり、日々全国のキャンペーン情報を収集し分析している弊社が、「Twitterキャンペーン成功のコツ」についてご共有していきたいと思います。


3分後には、キャンペーン成功に大切なこと、そして次何をすれば良いかが明確にわかるようになりますので、楽しみながら3分間を一緒に過ごせればと思います。

1.フォロワーのことを分析する。


Twitterは共感のSNSです。

フォロワーに刺さり、共感されたものをフォロワーが自分のTLに共有することで話題が拡散されます。

まず受取り手に刺さるコンテンツでなければ、拡散をブーストするキャンペーン方法をいくら活用したところで、0に何をかけても0であるように、キャンペーンは成り立ちません。


共感のしやすいコンテンツを作るには、まずは、共感してもらいたいフォロワーについて深く考えることです。

もうすでにされているかもしれませんが、今ある程度フォロワーがいるのであれば、Twitter分析ツールを用いて、フォロワーの分析をしましょう。
(参考ページ:結局どれが使いやすいの?Twitter分析サービス
どの時間帯のツイートがエンゲージメントが高いのか、
どんなツイートに反応が多いのか、
それらが何故なのかを仮定して次の行動に結びつけます。



次に、ペルソナを設定します。
どんな人に向けて発信をしていくのでしょうか。

このペルソナは、「攻略すべきターゲット像」ではなく、「増やしたい仲間像」です。
送り手の論理で一方的に商品をアピールするのではなく、
商品や企画を一緒に盛り上げていく仲間を増やしていくという心持ちが大切です。

例えば次のような項目:
年齢・家族構成・所属・役職・
その人が求めている内容
その人がいつ、Twitterを開くのか
その人はどんな情報に共感し、自分のTLに共有しようと思うのか


等を書き出していきます。
ここで大切なのは、その人の特徴を挙げるばかりではなく、
「行動」に着目することです。




例を見てみます。
例えば、「コーヒー好き」ではなく、
「コーヒーを週に3回くらい朝に一杯飲む」
といった具合に、行動に着目しペルソナを設定していくということです。

なぜなら、そのほうがユーザーの本音に切り込みやすいからです。
本音に切り込まないペルソナ設定は、単なる「理想の顧客像」に昇華して終わることがあります。
また行動に焦点を当てることで、生活の中の行動に商品PRを(心理的に)自然に滑り込ませることができます。

想像してみてください。「コーヒー好き」を深掘るのって難しくないでしょうか?なぜ好きなの?と問われても、「うーん香りが好きだから…?」「目が覚めるから…」「習慣だから」など、上辺の部分にしか目がいきません。

「コーヒーを週に3回くらい朝に一杯飲む」はどうでしょうか。
なぜ週に3回なのか→会議がある日の朝に飲んでいる→会議はシャキッとした気分で迎えたい
朝→会社最寄りのコンビニでコーヒーを買っている→甘すぎるの嫌いだから自分で砂糖の量調節したい→やっぱり挽きたてが好き→香りがとても良い→仕事の最初の一時間はコーヒーとともに…

コーヒーを販促するキャンペーンを打つとして、どちらにヒントが多そうでしょうか。




〇〇代男性・主婦・趣味は〇〇・業種は…。
全く悪いとは思いませんし、イメージを共有する手段としては申し分ないのですが、趣味の〇〇はどんな季節に何回くらい行い、だいたいどこに行って…というところまで深掘らないことには、行動につながるキャンペーンに昇華するのは難しいかなと思います。

2.自分を分析する。


まず、自社のブランド(らしさ)を問い直していきます。
つまり、競合ブランドの徹底分析でもあります。
a,自社名(商品名)といえば〇〇と定義します。
b.〇〇といえば?と周囲に問います。
c,その問いに他社名が出た場合、その他社のTwitterアカウントを徹底分析します。
ツイートの内容・よくRTするユーザー・口調・画像投稿の内容・ツイート数…等々。
これらを分析した上で、自社らしさとはなんだろうともう一度考えてみます。


競合他社にない自社(自社商品)の魅力・雰囲気・メリットはなんでしょう。

3.キャンペーンのゴール設定をする。


自社のどんな部分がフォロワーに求められていそうか見えてきましたでしょうか。
競合の〇〇にない△△な強みで、××の人々の〜〜という本音にアプローチしたキャンペーンにしたい。ここまで分析できれば、人々の気持ちを無視したキャンペーンになることはないでしょう。

骨組みができれば、あとは目指すべきゴール設定です。
「認知度向上」「フォロワー数up(今後の情報をチェックしてもらうため)」「売り上げup」「キャンペーン参加者数」「UGC数の向上」…
そもそものキャンペーンを実施する目的に沿ったゴールはなんでしょうか。

4.さいごに


バズりそう・面白そう・というようなキーワードで何もないところからアイデアをポンポンと出してみるのも悪くはないかもしれませんし、その行程はキャンペーン内容を決める中で必要になってくるかもしれません。
しかし、SNSを使い慣れている人たちにとって、広告であるか否かを判断するのは容易く、ただバズや話題性を求めたキャンペーンはすぐ見抜かれてしまいます。
よってフォロワーに最大限寄り添う姿勢が大切になります。

キャンペーンの成功には、フォロワー及び自分の分析・理解が70%、インパクトの高さ・(心理的・物理的)ハードルの低さが30%ほど鍵を握っていると考えています。

今回は主に70%の部分の話をしましたが、インパクトやハードルを低くする知見やひみつの道具に関してはまだ紹介をしておりませんでしたので、ここにひみつ道具の一つについて簡単にご紹介しているURLを添付します。

5.付録 最新事例

本田圭佑選手とじゃんけんをして勝てばペプシコーラが貰える、「#本田とじゃんけん」キャンペーン。Twitterで実施されたインスタントウィンキャンペーンです。

選択肢を選んで、例えばじゃんけんに負けると、

俺の勝ち!
何で負けたか、明日まで考えといてください。
そしたら何かが見えてくるはずです。
ほな、いただきます。

と(いくつかパターンはあります)煽り度の高いコメントを本田選手が返して来ます。

ちなみに勝つと、

「やるやん。明日は俺にリベンジさせて。では、どうぞ(※ペプシジャパンコーラを渡してくる)」

という風に讃えてくれます。

SNS上で大変話題になり、広告としては大成功のキャンペーンでした。この成功の原因も、少なからず先ほどの「フォロワー及び自分の分析・理解が70%、インパクトの高さ・(心理的・物理的)ハードルの低さが30%ほど」各要素がしっかり考えられていたからと言えます。

◯インパクトの高さ(コンテンツ力の高さ)
 ・本田圭佑選手というキャッチーさ
 ・勝負事と本田選手のマッチ具合
 ・すごい煽ってくる本田選手
 ・本田選手に全然勝てない

◯心理的・物理的ハードルの低さ
 ・フォローしてリツイートするだけ
 ・煽りがすごい・全然本田選手に勝てないというコンテンツ力の高さにより、
賞品が欲しいのではなく、みんなコンテンツで盛り上がっているんだという前提が生まれ、「賞品が欲しい人」ではなく、「コンテンツを楽しみたい人」としてキャンペーンに参加できる。

◯ユーザーの心理を慮り、距離の測りかたが上手かった。
 ・形式張るのでなく、「フランクに煽りがすごい」というのも、「広告」ではなく「みんなで盛り上げるイベント」にする演出に一役買っている。
 ・企業とユーザーの距離がとても近いため、広告映像を素材として使用・加工し、ネタにするユーザーが多かった。
 ・本田圭佑・煽り・加工がしやすく柔軟なシンプルな企画(じゃんけんであること・背景がシンプル等)…といった風に「素材映え」する要素が多かった。

…等。
実際の事例からもキャンペーン成功のコツは読み取れますね。
その他の成功事例を参考にしたい方は、参考記事をいくつかご紹介しますので目を通して見てください。


およそ3分間の間お付き合いいただき、ありがとうございました。
何かご相談があればフォームから気楽にお問い合わせください。
それでは。

2019-04-24T12:19:06+09:00