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【事例4選】動画完全視聴キャンペーンとは?具体的なやり方やメリットについて解説!

SNS利用者を中心に訴求しやすい「動画視聴マスト型」のキャンペーンは、商品の認知度や訴求力向上を促すのに最適なプロモーション方法です。

本記事では、動画視聴マストキャンペーンの具体例4選とそのやり方、さらに実施することで得られるメリットについて、詳しく解説します。

動画完全視聴キャンペーンとは?

「最後まで動画を視聴すること」を条件に、手軽にキャンペーンに参加できるのが本施策の魅力です。Web CMをSNSに流す場合、最後まで視聴してもらえない課題に直面するケースもあるのではないでしょうか。そのような場合の解決策としても有効です。

まずは動画視聴をマストとしたキャンペーンの応募の流れについて、簡単にご紹介いたします。

キャンペーンの応募の流れ

入り口はターゲット層がキャンペーンに関するSNS投稿や広告を見かけることからです。まず、投稿内のリンクからキャンペーンページに移動し、該当動画を最後まで視聴します。

視聴完了後に表示される応募フォームに必要事項を記入したり、アカウント認証したりした上で応募します。

動画視聴マストキャンペーンの応募は、このように簡単なステップで完了します。ユーザーにとっては特典を得るチャンスに挑戦でき、企業にとっては視聴データを収集し、ユーザーの商品認知や商品理解を深めることができます。

動画完全視聴キャンペーンのメリット

そんな本キャンペーンのメリットを、大きく分けて3つご紹介します。

動画を最後まで視聴してもらえること

企業などのご依頼者様にとって、「動画を視聴してもらえること」がKPIであるなら、本キャンペーンは最適です。

視聴してほしいコンテンツの再生回数を伸ばすことができる上、途中離脱も防げるので、ユーザーは知らず知らずのうちに動画内容を理解して、商品の強みや価値を訴求することができることが強みになります。

カスタマイズ性があること

動画視聴マストはあくまできっかけに過ぎません。そこから、クイズや診断などといったコンテンツを展開することで、ユーザーは楽しみながらキャンペーンに参加することができるのです。

また、動画内でヒントを出して、クイズで答えてもらうなどの仕組みを作ることで、ユーザーに内容を反復してもらうことが可能です。

比較的低価格で行えること

X(Twitter)でのキャンペーンにおいては、Xのプラットフォームを活用し、診断、クイズといったコンテンツを展開できるので、LP(Landing Page)を作成するより、比較的安価に実施することができます。

動画完全視聴キャンペーンの方法

この仕組みを使ったキャンペーンは、主にX(Twitter)とYouTubeで行うことができます。

X(Twitter)を使った方法

上記でもご説明した通り、X(Twitter)内のLPを活用することで、動画を視聴し終わってから応募ボタンを出現させることができます。

実際はLPに飛んでいるのですが、X(Twitter)内にいるように見せることができます。

また、短い動画を毎日アップするなどの工夫で、ユーザーに負担がかからない形でキャンペーンを展開することができます。

YouTubeを使った方法

YouTubeのAPI(Application Programming Interface)を活用することができます。アイフレームを活用してタグを入れることで、元動画へのリンクを切ったり、シークバーや視聴完了後にでてくるおすすめ動画を表示させないようにすることができます。

これらを活用することで、スタイリッシュに見せたり、動画をスキップすることを防止できます。

キャンペーンのポイント

以下2点のポイントを抑えることで、より効果的なキャンペーンを行うことができます。

動画は極力短いものを用意する

最後まで視聴してもらえるなら、と張り切ってしまうところですが、伝えたいことが多くなればなるほど、ユーザーが視聴を辞めてしまう可能性が高くなります。短めの動画を毎日出すなど、できるだけ途中離脱を減らす工夫をしましょう。

クイズ形式であれば、動画内容の繰り返しになるため、記憶の定着に繋がりやすくなります。

CMを活用できる

すでに流したことのあるCMを有効活用することもできます。過去に作成した動画などを再利用することが可能なため、コストを下げることにも繋がります。

動画完全視聴キャンペーンを行う上での注意点

せっかく動画を用意したのに、早送りなどで「ズル」ができてしまうと意味がありません。設計に気をつけましょう。Youtubeの場合、再生バーを触ることができたり、リンクを飛べたりすることもあるため、注意が必要です。

その点、X(Twitter)を使った方法の場合はそのようなズルができない仕組みになっています。

動画完全視聴キャンペーンの事例4選

ここからは、実際に行ったキャンペーンの事例を4つご紹介していきます。

1.熱中症ワンポイントチェックキャンペーン

まず始めにご紹介するのは、一般財団法人日本気象協会のプロジェクト「熱中症ゼロへ」にて、熱中症対策の啓蒙として打ち出されたこちらのキャンペーンです。

X(Twitter)上でアカウントをフォロー、リポストの上、LPに飛んで動画を全て視聴するとキャンペーンに応募できる仕組みになっています。X(Twitter)内で完結しているように見えることもポイントです。

動画は全部で8タイトルあり、ユーザーはキャンペーンに登録できるだけでなく、自然と熱中症対策を学ぶことができます。

2.氷結mottainai浜なしCM視聴キャンペーン

廃棄されてしまう果実を知ってもらいつつ、廃棄果実を使った商品を売り出すこちらのキャンペーンでは、誕生ストーリーを紹介した新CMを視聴動画に設定しています。

X(Twitter)アカウントをフォローし、ポストに添付された画像をタップしてCMを視聴します。視聴が完了すると、応募ボタンが出現する仕組みで、指定ハッシュタグとメンションをつけてポストすると応募が完了します。実際の商品が当たる仕組みにしているため、当選しても、お店で商品を見かけても、食料廃棄をテーマにした商品のストーリーが理解できるのですね。

3.スクラート胃痛に効くぜキャンペーン

こちらのキャンペーンは視聴してもらう動画にYouTube APIを使っています。視聴から15秒経過しないとクイズに回答するボタンが出現しません。そこから、クイズに正解しないと次の問題に回答できない仕掛けにし、外れてもやり直すことができるため、ヒントや正解を動画に散りばめて、再度の動画視聴を促すことにも繋がります。

正解するまで、自社の強みやポイントをユーザーの脳に定着させることに特化しているのですね。

本件はSNSが一切絡まない珍しい形で、電車の車内広告や、駅構内の広告でキャンペーンページを案内しているのでしょう。

解説動画はこちら↓

4.聴きスターバックス

自宅にいてもスターバックスのコーヒーを手軽に楽しめる、ネスレの家庭用商品によるキャンペーンです。この商品では、全6種類のフレーバーの中からユーザーにとってお気に入りのフレーバーを見つけてもらおうと、人気声優の梶裕貴さんと岡本信彦さんが、全6つのストーリーを展開しています。

特設ページでは、音声コンテンツを最後まで聞くとクイズに答えられる仕掛けを作っています。YouTube動画は音声のみですが、シークバーが見えないため、早送りができません。聴き終わると表示される応募ボタンを押して、クイズに回答します。

さらに、X(Twitter)上で「#聴きスターバックス」とクイズの回答ハッシュタグがついた内容が表示され、その内容をツイートすると応募完了です。

音声コンテンツをちゃんと聞いたかどうか確かめるテスト機能としての役割を与えることもできます。

解説動画はこちら↓

まとめ

このように、動画視聴がマストのキャンペーンでは啓発や商品告知など、多様な目的に応じて活用することができます。

また、視聴方法やその後の応募動線もさまざまです。カスタムが可能になっているため、今後の企画のご参考としていただけたら幸いです。

動画完全視聴キャンペーンならBirdCallカスタムストーリー

BirdCallカスタムストーリーは、X内でクイズや診断コンテンツを展開するキャンペーンを総合的に支援するサービスです。このサービスは、X内LP(ランディングページ)を活用することで、ユーザーがシームレスにキャンペーンに参加できる仕組みを提供します。これにより、離脱率の低下やユーザー参加型の高品質なUGC(口コミ)投稿の増加が期待できます。

専任チームが開発から運用、企画まで、キャンペーンの開始から終了までをサポートします。これにより、クライアントに寄り添ったキャンペーン運用が可能です。

さらに、Xのプラットフォームを活用することで、LP単独で展開するよりもコストを抑えつつ効果的にユーザーにコンテンツを届けることができます。

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