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【ヒントはリプライ・UGC!】Xのおすすめタイムライン攻略法3選
更新日:2024.11.29 (公開日:2023/12/26)
X(Twitter)では2023年3月31日に「おすすめ(For You)」タイムライン表示に関するアルゴリズムを公開しました。
その結果、近年のX(Twitter)の運用ではリプライやユーザーの口コミ(UGC)をいかに活用するか、いかにユーザー同士でコミュニケーションを発生させるかが重要課題として挙げられています。
そこで今回はリプライやUGCを増やし、タイムラインの上位を狙うための攻略法、実際の活用事例をご紹介していきます!
UGCキャンペーンとは
そもそもUGCキャンペーンとは口コミなどに代表される「User Generated Content」=「ユーザーが生成した独自のコンテンツ」の投稿を促進するキャンペーンです。
企業アカウント以外が情報を発信、拡散することで商品やサービスの魅力を自然発生的に広める効果が期待できます。
以下の例のように「特定ハッシュタグ+テキストや画像」の形で投稿を促すのが一般的です。
アルゴリズムとは(WPへのリンク)
アルゴリズムとは、「ユーザーごとに投稿を表示する順序を決定する仕組み、手法」のことを言います。
・ユーザーが興味関心がありそうなツイート
・ユーザーが好きそうなツイート
・ユーザーと関係性が深そうなツイート
を優先的に表示することで、X(Twitter)を利用する時間を増やすことができたり、ユーザーに対して便利な体験を提供することができます。
つまり、このアルゴリズムを意識することでタイムラインでの上位表示を狙っていこうという運用戦略が主流になりつつあるのです。
しかしアルゴリズムを考慮した上で、タイムライン上位を狙うには一つ大きな課題があります。
アルゴリズムについて詳しく知りたい方はこちら
課題:影響力の少ない投稿はおすすめに出てこない
X(Twitter)の表示アルゴリズムにおいて、ユーザーアクションには重要度を示す「Weighting」が設定されており、どのようなユーザーアクションが実行されているかを数値化することにより、タイムラインでの表示順を決めています。
ユーザーアクション | Weighting |
ツイートに「いいね!」 | 0.5 |
ツイートをリツイート | 1 |
ツイートをクリックして返信/ツイートにいいね! | 11 |
ツイートをクリックして2分以上そこに留まる | 10 |
プロフィールを確認してツイートにいいね!/「返信」する | 12 |
ツイートに「返信」する | 13.5 |
ツイートへの「返信」にエンゲージ(返信、いいね!リツイート)する | 75 |
ネガティブフィードバック(表示回数を減らす/ミュートする/ブロックする) | -74 |
ツイートを「報告」する | -369 |
※このスコアはツイートの最終的な順序を決める一部になります。
※X(Twitter)から提供されている情報はこちら
この表を見る限り「ツイートに『いいね!』」「ツイートをリツイート」はWeightingが少なく、一見重視されていないように見えてしまうかもしれません。
しかし、いいねの場合、上位投稿には1万〜10万件のいいねがつき、5000を超えるWeightingを稼ぐことができます。
対して返信の場合、 100件前後がほとんどで、1000件を超えることはほとんどありません。Weighting換算で1350程度ということになります。
このように莫大な数のフォロワーによって「いいね」を獲得し、上位表示を狙う手法は有効であり、この手法が使えないフォロワー数が少ないアカウント、影響力の少ない投稿は上位表示を狙うことが難しいというのが現状です。
ではアカウント、投稿の影響力が少ない場合どのような方法を駆使すれば上位表示を狙うことができるのでしょうか。
対策:リプライ・UGCを駆使してユーザー同士のコミュニケーションを発生させる
影響力が少ない場合の対処法として、リプライ・UGCを駆使してユーザー同士のコミュニケーションが発生するような工夫を施すという方法があります。
先ほどのWeightingの表に戻ると、「ツイートへの『返信』にエンゲージ(返信、いいね!リツイート)する」とWeightingが75加算されたり、「ツイートをクリックして2分以上そこに留まる」とWeightingが10加算されることがわかります。
ユーザーアクション | Weighting |
ツイートへの「返信」にエンゲージ(返信、いいね!リツイート)する | 75 |
ツイートをクリックして2分以上そこに留まる | 10 |
つまり、キャンペーンポストのリプライ欄にて、ユーザーによる活発なコミュニケーションが発生すると規模が小さいアカウントでもより効率的にWeightingを稼ぐことができるのです。
また、キャンペーンに伴ってユーザーが投稿したUGCで活発なコミュニケーションが起こった場合も、UGCがキャンペーンポストと紐付いていれば同様の効果を得ることができます。
実際にキャンペーンツイートやUGCのリプライ欄で活発なコミュニケーションが起こっている事例を見てみましょう。
リプライ・UGCを活用してコミュニケーションを活発にしている事例3選
【問題】数学好きの皆様へ。|SUNTORY 特茶
まずご紹介するのが特茶の数学を使ったプロモーション。ずらりと並んだ関数をグラフにすると特茶の特徴が現れるという車内広告です。
車内広告としてのインパクトも抜群なのですが、注目すべきポイントは、X(Twitter)を駆使して、数学好きユーザーに挑戦を促していること。
ユーザーの中にはChatGPTに解かせたり、ユーザーが新たに問題を作ったりしている人も。
数学付きユーザーを中心にリプライ欄で積極的なコミュニケーションが生まれています。
#R1飲んでる会|明治プロビオヨーグルトR-1
続いては明治プロビオヨーグルトR-1のキャンペーン。「R-1で体調管理する理由」をハッシュタグと共に投稿するというもの。先ほどよりも活発さでは劣りますが、バリエーション豊かな「R-1で体調管理する理由」がたくさんリプライされており、ついつい読み進めてしまうリプ欄が形成されています。また、ハッシュタグ投稿が条件であることから、リプライ欄の外にもたくさんのUGCが投稿されています。
またモデル業を中心に活躍するインフルエンサー益若つばささんを起用しており、益若さんのポスト内でも活発なコミュニケーションが起こっています。
#CokeSTUDIO最前列への招待状|コカ・コーラ
続いてはコカ・コーラ「の#CokeSTUDIO最前列への招待状」。このキャンペーンで最も注目すべきポイントはコミュニケーションが活発なUGCの多さです。O2Oイベントが開催されたこともあり、会場の写真や、イベントに出演したアーティストのファンアートなど、多くのUGCが投稿されています。中にはいいね1000件を超えるものもちらほら、、
キャンペーンポストに対するリプライは少ないものの、リプに対するエンゲージメントは多く、ファン同士のコミュニケーションも散見されます。
まとめ
今回はリプライ・UGCを駆使してユーザー同士のコミュニケーションを発生させる方法について事例と共に解説してきました。
「ユーザー同士のコミュニケーションを活発化させていく」という考え方は、今回の手法に限らずX(Twitter)運用を考える上で非常に重要な考え方です。ぜひこの考え方を普段の運用にも取り入れてみてください!
また、Xを活用してユーザー同士のコミュニケーションを活発化させるなら「BirdCall for Entertainment」がおすすめです。
BirdCall for Entertainmentなら、キャンペーンを通じて新しい仲間を発見でき、ファン同士のコミュニケーションが活発化します。長期的なファンコミュニティの形成も期待できます。
BirdCall for Entertainmentの活用をぜひ検討してみてください。詳細は下記バナーから!
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