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【X(Twitter)のAPIレート制限について】X(Twitter)レートリミットで困った時に

【TwitterのAPIレート制限について】Twitterレートリミットで困った時に

皆さんはX(Twitter)キャンペーンを行う際に、インスタントウィンなどの大量オートリプライやDM送信などの認証アカウントではよく行う操作を、通常アカウントではあまりみないなんて疑問に思ったことありませんか?

実はそれにはレート制限という仕組みが関係しています。

そこで本記事では、X(Twitter)のレート制限に関して、また、レート制限を受けてしまった場合の原因と対処法を徹底解説していきます。

レート制限を受ける原因

レート制限とは、毎日大量に開発者がX(Twitter) APIに対して行うリクエストに対して管理し易くし、開発者コミュニティが安心して利用できるための仕組みのことを指します。

(APIとはX(Twitter)でツイートや通知を読み込むといった操作を行う際に呼び出される窓口にようなもの)

そして、そのAPIの呼び出しに制限を設けることで、信頼性と拡張性に優れたAPIの提供を実現しているというわけです。

また、実行できるリクエストの最大数は一定の時間間隔(主に15分)を1つの単位として設定されています。

以下の表は15分ごとに実行できるリクエスト件数です。

X(Twitter)操作回数
・ツイートの投稿
・ツイートの削除
200
50
・ユーザーのツイートタイムライン読み込み
・ユーザーの@ツイートタイムライン読み込み
・新しい順のホームタイムライン読み込み
900
180
180
・キーワード検索180
・ユーザー検索
・認証済みユーザーの検索
900
75
・リストの作成
・リストの削除
・リストの更新
300
300
300
・リストメンバーの追加
・リストメンバーの削除
・リストメンバーの取得
・ユーザーのリストメンバーシップの取得
300
300
900
75
・リストのフォロー
・リストのフォロー解除
・リストフォロワーの取得
・ユーザーのフォロワーリストの取得
50
50
180
15
・リストの固定
・リストの固定解除
・ユーザーの固定リストの取得
50
50
15
・DMの取得15
・フォロー/フォロワーの一覧読み込み
・ユーザーのフォロー/フォロー解除
・ユーザーのブロック/ブロック解除
・ユーザーのミュート/ミュート解除
15
50
50
50
・いいね通知欄の読み込み75
・トレンド一覧の読み込み75

これらの回数は、常識的な範囲で利用していればまず、回数制限にかかることはないでしょう。

しかし、インスタントウィン等のキャンペーンを行う際には投稿数等の制限が非常にかかりやすいので注意が必要です。

その際にはホワイトリスト申請により、APIの呼び出し制限を緩和する必要があります。

ホワイトリスト申請等により、認証されたアカウントは通常の規制を超えて多くのアクセスをすることが可能になります。

以下の表が規制緩和後のリストになります。

X(Twitter)操作回数/時間
・投稿回数100/1min
・DMの送信数15,000/1日
・その他5000/15min
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レート制限に対する対処法

「APIの呼び出し回数の回数制限を超えました(Too many requests)」という表示は、基本的には15分間X(Twitter)を操作しなければ自動的に直るようになっています。

API制限は15分ごとにリセットされるため、回数制限にかかってしまったとしても焦ることはありません。

しかし時間を置くだけでは直らないこともあるので、その場合は以下の対処法を試すことをお勧めします。

HTTPヘッダーを確認

一つ目が、HTTPヘッダーを確認することです。

コードの「 x-rate-limit-reset:」と表記されている部分を確認することで、レート制限がリセットされるタイミングがわかります。 

ちなみに、「x-rate-limit-limit:」はそのエンドポイントのレート制限の上限で、「x-rate-limit-remaining:」は15分の間に実行できる残りリクエスト件数なのでこちらも合わせて押さえておきましょう。

ブラウザ版X(Twitter)を使用

レート制限を受ける原因の1つとして、アプリに対しての制限がかけられていることが挙げられます。

アプリ自体に対して回数制限があるため、それが原因でレート制限を受けている場合はブラウザ版X(Twitter)を使用することで再びツイートやDMにアクセスすることができます。

ブラウザ版X(Twitter)へはこちらからアクセスできます。

まとめ

いかがでしたか?比較的複雑なレート制限についても、ポイントを抑えれば安心して使用していただけるかと思います。

普通に使用する際には大丈夫ですが、キャンペーン等を行う際には十分に注意してください。

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