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【面白いARと少し変わったAR事例】ARキャンペーン7+1選を解説!

【面白いARと少し変わったAR事例】2021年のARキャンペーン7+1選を解説!

・面白いARキャンペーンが知りたい
・最新AR事例を探している

今回の記事では上記の悩みを解決する記事になっております。

ただ闇雲にARを使えば良いというわけではなく、商品とARをうまく組み合わせて商品訴求をしていくことが大切です。

どのような組み合わせが最適なのか、実際の事例を元に解説していきます。

ARと相性の良い業界

食品

食品の画像

ARを活用したキャンペーンでは食品業界が圧倒的な割合を占めています。

なぜなら、飲食品のパッケージにQRコードを貼り付けたり、パッケージそのものを活用したマストバイキャンペーンをしやすいからです。

また、ARキャンペーンにマストバイが多いのはシンプルなフォロー&リツイートキャンペーンやハッシュタグキャンペーンに比べて、費用が割高だからです。

「新商品だけどARがついてるから試しに買ってみよう」

「買ったことあるけど今回はARがついてるから買ってみよう」

というように、SNSだけでなく陳列された商品パッケージからもARのプロモーション訴求ができます。

ファッション

アパレル画像

ファッションにおいて欠かせない、「試着」という問題を解決することができるのがARです。

例えば、買ってみたい服があるけれど、写真だけだとサイズ感や色合いが分からないためネットで買うのを諦めることがよくあります。

そこで、ARフィルターを使って実際に試着しているかのような体験ができることで、よりその商品を買った時のイメージがつきやすいため購買につながりやすいです。

また、化粧品やヘアカラーがARで事前に体験できるようなサービスもあります。

キャンペーンではないけれど、そのようなサービスがあることによって直接お店に行かず購入の判断ができるため、ユーザーにとっては非常にありがたいツールです。

面白いAR事例7選

1 渋谷に全裸監督!? 【どこでも全裸監督が降ってくるAR体験

渋谷に全裸監督が降ってくる!それは、ビッグでナイスなAR体験のキャンペーン画像
渋谷に全裸監督が降ってくる!それは、ビッグでナイスなAR体験

キャンペーンの流れ

  1. Twitterで渋谷5Gエンターテイメントプロジェクトをフォロー
  2. 全裸監督AR体験のスクリーンショットを撮って、ハッシュタグ「#全裸監督AR」をつけて投稿
  3. 当選者のTwitterアカウントに、ダイレクトメッセージでご連絡

ARを体験するためにはSTYLYというアプリをダウンロードする必要がありますが、全国どこでもAR体験をできキャンペーンに参加することができます。

このキャンペーンではARスタンプラリーも行われていますが、そちらは渋谷に行かないと参加できないキャンペーンになっています。

ARを活用したキャンペーンはユーザーの口コミやシェアで拡散され、珍しい体験ということで盛り上がることが多いです。

振り切ったキャンペーンは話題性に加えて効果もあることがわかる事例でした。

動画で全裸監督キャンペーンを解説!

2 ヨッシースタンプ限定コラボキャンペーン【商品スキャンでAR体験】

2 明治パフェアイスシリーズ「ヨッシースタンプ限定コラボキャンペーン」の画像
2 明治パフェアイスシリーズ「ヨッシースタンプ限定コラボキャンペーン」

キャンペーンの流れ

商品をスキャンするとヨッシースタンプコラボARが見れます。また蓋の裏に書いてある合言葉を入力すると抽選でQUOカードプレゼントのキャンペーンです。

ARキャンペーンはTwitterやInstagramでシェアする流れが一般的ですが、この事例ではシェアをさせるような指示はありません。

ARは専用アプリで体験なのかそれともWebARなのかによってユーザーの参加率も変わってきますが、このキャンペーンでは専用アプリ自体がキャンペーンのプラットフォームになっています。

そのため、ARを体験するためだけにアプリをダウンロードするのではなく、キャンペーン参加のためにもアプリが必要です。

専用アプリをダウンロードしてキャンペーンに参加してもらうために、アプリ自体をキャンペーンプラットフォームにしてしまうという事例でした。

3 PizzaHut ARCADE PAC-MAN 【商品パッケージがWEBARのゲーム舞台に】

PizzaHut ARCADE PAC-MAN

キャンペーンの流れ

ピザハットでLサイズのPIZZAを購入すると箱にQRコードが付いてきます。 それを読み込むとWEBARが起動し、ピザの箱の上に拡張現実が現れてパックマンのゲームが遊べるというものです。 遊んだスコアをTwitteでハッシュタグをつけて投稿すると応募完了となります。

商品のパッケージがそのままゲームの舞台になるという、WEBARで体験できる非常に面白いキャンペーンです。

商品をスキャンしてWEBAR起動といったキャンペーンは行われていますが、パッケージ自体もWEBAR体験の要素に組み込むという、印象に残りやすく他の飲食業にも参考になる事例でした。

4 ICEBOX [アイスボックス]  【THE RAMPAGE のARダンス動画が見れる】

ICEBOX × THE RAMPAGE のコラボARキャンペーン画像
ICEBOX × THE RAMPAGE のコラボARコンテンツが登場! | ICEBOX [アイスボックス]

キャンペーンの流れ

アプリをダウンロードして対象のICEBOXにスマホをかざすとICEBOXタイアップソングに合わせたダンス動画が見れるというキャンペーンです。

色々なARキャンペーン事例がある中で、ダンス動画がARで見られるという珍しい組み合わせです。

また、AR動画を4つ集めるとスペシャルAR動画がもらえるとのことで、ARインセンティブにも階級をつけて消費者の購買意欲を煽っています。

ARインセンティブを複数用意するという仕組みは他の企業もマネできる良い事例だと思います。

5 FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見

FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見の画像
FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見

キャンペーンの流れ

専用アプリをダウンロードし対象商品のマーカーを読み取るとARで桜の木が見れるキャンペーンです。

花見ということで季節モノを扱ったARキャンペーン事例ですが、 AR×季節モノは今の外出自粛による世の中とマッチしたコンテンツです。

今楽しむことができない旅行や季節関係のコンテンツが体験できるARキャンペーンは、多くの消費者ニーズがあるのではないでしょうか。

6  KissKissChain 【InstagramでARフィルター体験】

KissKissChainの画像
KissKissChain

キャンペーンの流れ

Instagramにて指定ハッシュタグとタグ付けを行い、ARフィルターを体験した画像を投稿することで参加できるキャンペーンです。

KissKissChainのInstagramキャンペーン画像
https://www.instagram.com/ar/135755888469090/

ファッション×ARはInstagramのARフィルターを活用したキャンペーンが多いことに加えて、女性向けコンテンツであることも多いです。

理由は美容、アパレルに対する関心が男性よりは女性の方が大きいからです。

ARを活用したキャンペーンを行う際に、どの年齢、性別をターゲットにするべきか考えさせられる事例でした。

着物レンタル梨花和服【世界初!? ARで着物試着】

着物レンタル梨花和服のARエフェクト画像
着物レンタル梨花和服

キャンペーンの流れ

①@rikawafukuをフォロー or @rikawafukuのキャンペーンの投稿にいいね
②「着物ARフィルター」を使って撮影
③フィード投稿で「#梨花和服 #着物レンタル」をタグ付けして投稿

着物レンタル梨花和服のARエフェクト画像
https://www.instagram.com/reel/CLEB9NUAWoo/?utm_medium=copy_link

着物の試着となると一着を試すのに時間がかかったり、行ったら買わなきゃいけないプレッシャーを感じやすいですが、このARフィルターのおかげで自分に似合う着物は何色なのか、店に行かずともなんとなくイメージをつけることができます。

キャンペーン自体はARフィルター写真を投稿なのでとてもシンプルで、着物を試着したいユーザーでなくともキャンペーンに気軽に参加できます。

キャンペーンそのものよりARフィルターに大きな価値があり、消費者にとってのマイナス要素である試着の時間と手間を解決してくれるため、試着×ARが非常に相性の良い組み合わせだということがわかる事例でした

少し変わったARの使い方をしたキャンペーン

ダニ捕りロボ公式Twitter企画第2段 #家族のための正しいダニケアWキャンペーン

ダニ捕りロボ公式Twitter企画第2段 #家族のための正しいダニケアWキャンペーンの画像
ダニ捕りロボ公式Twitter企画第2段 #家族のための正しいダニケアWキャンペーン

キャンペーンの流れ

Twitterでのフォロー&リツイートキャンペーン他、ARで撮影した画像を投稿することで応募ができる。

こちらの企業はダニ退治商品宣伝のためにARを活用しています。キャンペーン自体はWEBARでダニを見ることができ、その画面をスクショしてTwitterに投稿です。

しかし、このARで見れるダニが少し不気味というかリアルすぎてむしろマイナスの訴求になっているような気がします。

ARを活用したコンテンツはシェアしたくなるような事例が盛り上がる傾向にありますので、ただARを使えば良いわけではないということが分かる事例でした。 

まとめ

AR画像

2021年はARを活用したキャンペーンが増えており、商品プロモーションにおいて重要な他社との差別化ができ、かつユーザーの口コミが得られやすいコンテンツです。

その上で、専用アプリでAR体験をさせるのか、 WEBARで体験させるのか。の選択も重要で、その理由は専用アプリを使ったARは費用が割高であったり、開発期間が長いというデメリットがあります。

逆にWEBARであればそのようなデメリットはなく専用アプリをダウンロードする必要もないため、ユーザーが気軽に参加しやすいです。

ARアプリを使う場合はよりコンテンツの質が求められ、AR体験だけに止まらない使い方が必要になってくるでしょう。

写真 / 動画投稿(UGC)キャンペーンをWebARでもっと楽しく、もっと新しくする『UGC + WebAR』

 UGC+WebARのバナー画像

マンネリ化したキャンペーンをAR技術を活用することで魅力的なキャンペーンに変えることができ、ユーザー参加率が高いです。また、UGCが増えるので話題性と拡散力があり、キャンペーンを盛り上げるためには最適なツールです。