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X(Twitter)のアンケートキャンペーンとは?5つの企業活用事例も合わせて解説!

みなさんは、アンケートに答えて賞品をもらったことはありませんか?

街頭で声をかけられても、つい賞品欲しさにアンケートに答えてしまった人も多いのではないでしょうか。

実は、X(Twitter)でもそのようなアンケートの性質を活用してキャンペーンが行われているんです。

そこでこの記事では

  • X(Twitter)のアンケートキャンペーンとは
  • アンケートキャンペーンのメリット
  • アンケートキャンペーンの企業活用事例

について解説していきたいと思います!

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X(Twitter)のアンケートキャンペーンとは?

X(Twitter)のアンケートキャンペーンとは、企業がアンケートフォームを添付したツイートをし、回答してくれたユーザーに対して抽選でプレゼントを配布するといったキャンペーンです。

もう少し具体的に流れを説明します。

まず、企業は自社の知りたいことに応じてアンケートを作成します。そして、そのアンケートへのリンクを添付したツイートをすることでキャンペーンを告知します。

このツイートを見たユーザーは企業アカウントのフォローやアンケートへの回答をすることでキャンペーンに参加します。

そして、キャンペーンに参加したユーザーの中から抽選でプレゼントが送られます。

以上が基本的な流れになりますが、1つ注意したいのはX(Twitter)のアンケート機能を使う訳ではないということ。X(Twitter)のアンケート機能はいくつかの選択肢から1つの項目を選んでもらうことはできますが、十分なアンケートを取るには少し物足りません。

そのため、アンケートは目的に応じて自社で作成するようにしましょう。

X(Twitter)で企業がアンケートキャンペーンを実施するメリット

X(Twitter)で企業がアンケートキャンペーンを実施するメリットは、大きく分けると3つあります。

①:マーケティングリサーチができる

1つめのメリットは、マーケティングリサーチができるということです。

アンケートの対象は、普段から企業の商品やサービスを利用しているであろう消費者です。

アンケートを実施することで、市場の意見や要望、消費者の生の声のような企業のマーケティングに使えるさまざまなデータを集めることができます。

また、アンケートの質問内容を変えることで「商品開発」「サービスの向上」「リスクの軽減」などさまざまな目的で企業のマーケティングに役立てることが可能です。

また、X(Twitter)はリアルタイム性が特徴でもあるので、アンケート結果はより最新のトレンドを反映したものになるという点も、X(Twitter)ならではのメリットではないでしょうか。

②:フォロワーを増やせる

2つめのメリットは、フォロワーを増やすことができるということです。

なぜなら、キャンペーンに参加する条件として、アンケートへの回答はもちろんですが、企業アカウントのフォローも条件に設定すればいいからです。

アンケート回答に加えて企業アカウントをフォローしなければならないので、ユーザーが参加するハードルは少し上がりますが、その分ロイヤリティの高いフォロワーを短期間で集めることが可能です。

また、フォロワーが増えたことにより、次のキャンペーンの際にはより大きな効果を狙うことができます。

③:商品やサービスの認知拡大が狙える

3つめのメリットは、商品やサービスの認知拡大が狙えるということです。

例えば、アンケートの内容を自社の商品やサービスに関するものにしたとします。

アンケート回答者は利用したことがある人のみにはなりますが、まだ利用したことがない人にもキャンペーン自体は拡散されます。

そのため、アンケートキャンペーンをきっかけに、自社の商品やサービスに興味を持ってもらえる可能性も十分に考えられるでしょう。

あなたにおすすめ

X(Twitter)のアンケートキャンペーン事例5選

事例①:Pasco超熟フォカッチャ

Pascoの超熟フォカッチャによるアンケートキャンペーン。あえてフォロー、リポストを条件とせずに、当選確率2倍というユーザーに旨味のあるギミックを取り入れることで6680リポスト(2023/2/1時点)を獲得しています。

実施期間:2023/12/04〜12/17

応募方法:クイズ、アンケート回答(フォロー&リポストで当選確率2倍)

賞品:フォカッチャ食べ比べセット

事例②:明治おいしい牛乳

明治のおいしい牛乳によるアンケートキャンペーン。こちらは「カスタムストーリー」という技術が用いられています。

外部サイトながらUIがXと似ているためユーザーが抵抗感なくアンケートに答えられるツールが用いられています。    

実施期間:2023/11/06~11/30

応募方法:フォロー&アンケート回答

賞品:明治おいしい牛乳専用グラス(100名)

事例③:キリン一番搾り

キリンの一番搾りによるアンケートキャンペーン。RTを応募条件にすることで拡散を狙っています。また、プレゼントには無料クーポンを採用することで、コストカットも実現しています。更には飲んだ感想の投稿を促すことでUGCの創出も実現しています。

実施期間:2022/8/30〜9/12

応募方法:フォロー&RT&アンケート回答

賞品:キリン一番搾り無料クーポン(30万名)

事例④:ドラえもん

ドラえもんチャンネルによるキャンペーン。限定グッズを賞品にすることで、アンケートへの回答意欲を高める工夫をしています。また、ドラえもんが好きな年齢の子どもはX(Twitter)をやっていないはずなので、ターゲットは親なのではないかと推測できます。

実施期間:2018/5/5〜5/20

応募方法:アンケート回答

賞品:VCD 耳付きドラえもん(3名)、藤子・F・不二雄ミュージアムふろしき(5名)、TVアニメDVDシリーズ「いつでもドラえもん!!」 1&2巻セット(3名)

事例⑤:株式会社カミオジャパン

株式会社カミオジャパンによるキャンペーン。珍しい1日限定のキャンペーンで、自社の商品開発の参考となるようなアンケートを実施しました。

実施期間:2019/7/24〜7/24

応募方法:アンケート回答

賞品:自社商品5点セット(10名)

X(Twitter)アンケートキャンペーン【まとめ】

今回は、X(Twitter)のアンケートキャンペーンについて、マーケティングリサーチ以外にも、フォロワー獲得や商品・サービスのPRの際にも活用できるということを解説してきました。

賞品にもそこまでのコストがかからないので、費用対効果の高いキャンペーンであることは間違いでしょう。ぜひ、今回紹介した事例を自社のキャンペーンに役立ててみてください。

また、BirdCallでは今回のような自社のアンケートを使ったキャンペーンのほか、豊富な種類のキャンペーンを実施できます!キャンペーンのプロが企画から分析まで一気通貫でサポートいたします!

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この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。