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認知拡大とブランディングを実現するX(Twitter)診断キャンペーン!

最近、X(Twitter)でよく見かける診断コンテンツ。みなさんも思わず一度はやってみたことがあるのではないでしょうか?
それもそのはず、診断コンテンツはX(Twitter)などと非常に相性が良いコンテンツです。

そこで今回は

  • 診断コンテンツとX(Twitter)の相性がいい理由
  • X(Twitter)診断キャンペーンの事例
  • X(Twitter)診断キャンペーンの実施方法

について解説していきたいと思います。

この記事を読めば、 X(Twitter)診断キャンペーンについて網羅的に理解することができます!

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目次

認知拡大とブランディングを実現するX(Twitter)診断キャンペーン!

X(Twitter)の診断キャンペーンとは、企業が診断ツールを活用してX上で実施するキャンペーンです。

ユーザーがいくつかの質問に回答することで、その人の「タイプ」「傾向」「適正」などを結果として表示します。

X(Twitter)のフォロワー増加や診断結果のシェア拡散を通じて、企業は商品・サービスの認知向上や親近感の演出、ブランディングに繋げることができます。こうした構造を持つ施策が、診断キャンペーンです。

診断コンテンツとX(Twitter)の相性がいい理由

では、なぜ診断コンテンツとX(Twitter)は相性がいいのでしょうか?

その理由は、X(Twitter)は拡散力に優れているからです。

X(Twitter)の拡散力については言うまでもありませんが、ユーザーが診断コンテンツをシェアしたくなる心理については

  • 自己表現をしたい
  • シェアすることで抽選に参加したい
  • 友達にも試してもらいたい
  • 友達がやってたからやってみたい

などの要因が考えられます。

まとめると、シェアされた時の拡散力が他のSNSに比べて圧倒的に大きいため、X(Twitter)は診断コンテンツとの相性が良いのです。

関連記事|診断コンテンツを活用したキャンペーン事例まとめ

X(Twitter)で診断キャンペーンを実施する方法

X(Twitter)で診断キャンペーンを実施するためには、大きく分けて3つのステップがあります。そこで、それぞれのステップについて具体的にみていきましょう!

①:キャンペーン実施の目的を明確にする

キャンペーンの実施において、最も重要なのは目的の明確化です。

ブランディングや認知拡大など、目的次第でとるべき戦略は大きく異なります。

目的の設定が不十分だと施策の軸が定まらず、キャンペーンの成功も危うくなってしまいます

②:診断コンテンツを作成する

キャンペーンの目的が決まったら、実際に診断コンテンツを考案・作成しましょう。

ここでいかに魅力的で人を惹きつけるコンテンツを作成できるかが重要なポイントです。

診断コンテンツを無料で作成できるツールは存在しますが、カスタマイズの自由度には限界があります。

③X(Twitter)でキャンペーンの告知をする

診断コンテンツを作成したら、X(Twitter)でキャンペーンの告知をしましょう。

キャンペーンの告知をする際には

  • キャンペーン内容を簡潔にまとめる
  • キャンペーンサイトへのURLリンクを忘れずに貼る

この2点には最低限注意しつつ、ユーザーにとって魅力的な投稿を心がけましょう。

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X(Twitter)の診断キャンペーン活用事例5選

1.『47GOTOUCHI MY CRAFT BOSSCAFE』|サントリーホールディングス株式会社

キャンペーン概要:

全国47都道府県の食材・名物を組み合わせたご当地アレンジレシピを公開。ユーザーが公式アカウントをフォローしてリポストすると、過去の投稿内容に基づいた「相性の良いご当地レシピ」がリプライで届く「AI診断」を行っています。

キャンペーンのポイント:

単なるプレゼント懸賞ではなく「AIによる診断体験」そのものをコンテンツ化しています。「AIに分析してもらいたい」というユーザーの好奇心と、「地元・ご当地」という身近なテーマを掛け合わせることで、自分ごと化させやすく、自然な形での参加を促しています。

季節限定商品「蜜芋ラテベース」の展開時期と合わせることで、旬の話題性を高めているのも重要なポイントです。レシピ提案を通じて具体的な商品の楽しみ方を提示することで、濃縮ベース特有の購入ハードルを下げ、実際の試飲や購買(トライアル)につなげる戦略的な設計となっています。

⒉『今夜のセンターは、焼酎甲類。』|日本蒸留酒酒造組合

キャンペーン概要:

参加方法はシンプルな応募フォームに加え、拡散力のあるX(Twitter)でのフォロー&リポスト施策を併用。賞品には「サイン入り前掛け+商品24本」という強力なフックに加え、5,000名への「レシピ提供」枠を設けることで、実質的にほぼ全ての参加者に「美味しい割り方(飲み方)」を啓蒙し、商品を手に取るきっかけを作る設計となっています。

後藤真希さんを起用しており、「推し割りマッチング診断」や「焼酎甲類の解説」等のコンテンツも提供しています。

キャンペーンのポイント:

このキャンペーンのポイントは認知から理解、そして実践意欲の喚起までを一気通貫させるLP(ランディングページ)の構成力です。CMやインタビュー動画に加え、「推し割りマッチング診断」や「焼酎甲類の解説」等のコンテンツを網羅することで、ユーザーの興味を深めています。特に診断コンテンツは、結果からすぐに「作り方」へ遷移できるため、抽選の当落に関わらず「今夜の家飲み」をアップデートさせる実用的な体験を提供しています。

⒊ 『8タイプでわかる生活力診断! 』|COOP東北

キャンペーン概要:

直感で回答できる8問の質問に答えると、ユーザーの”暮らし方タイプ”を判別できる診断です。

キャンペーンのポイント:

大きな特徴として、メンタルケア・コンサルタントによる監修を入れることで、コンテンツに「プロのお墨付き」という信頼性と、生活・メンタル系テーマに不可欠な「安心感・寄り添い」を付与しています。設問には「未読バッジの数」や「作り置き」といった生活のリアルな行動選択を取り入れ、ユーザーが自身の行動傾向や「つまずきポイント」を自覚(言語化)しやすい設計になっています。

このような設計にすることで、単なる性格診断にとどまらず、診断結果を通じて「どこで手を抜くべきか」「何を頼ればラクになるか」を気づかせ、解決策としてコープ宅配サービスを提示することにあります。「ライフスタイル診断」と「宅配サービス適性」を掛け合わせたハイブリッドな構成により、短時間でユーザーに「自分ごと化」を促し、納得感を持って「生活を整えるためにコープを頼る」という出口へ誘導する施策になっています。

⒋『あなたの投資スタイル診断キャンペーン』|RENOSY

キャンペーン概要:

性格に関する10の質問に回答することで、自分の投資スタイルがわかる診断キャンペーンです。Xで結果をシェアすると、抽選でAmazonギフトカードが当たります。

キャンペーンのポイント:

高額商材ゆえに遠ざけられがちな不動産投資を、「性格診断」というフィルターを通すことでエンタメ化し、親しみやすさを演出した施策です。 「勉強してから投資する」ではなく、「性格から適性を知る」という逆のアプローチを取ることで、投資アレルギーのある層にも自然にリーチし、認知拡大と興味喚起を同時に実現する設計となっています。

⒌『お金の使い方タイプ診断キャンペーン』│atone

キャンペーン概要:

公式アカウントをフォローし、わずか3問の質問に答えるだけで、自身の購買傾向(例:「こだわりタイプ」など)が診断され、その結果をシェアすることで応募完了となる診断キャンペーンです。診断結果をXでシェアすることで家電などが当たります。

キャンペーンのポイント:

このキャンペーンでは「X(Twitter)風のUI体験(カスタムストーリー)」を採用しており、 実際は外部のLP(ランディングページ)に遷移しているものの、Xアプリ内ブラウザで起動させ、さらにボタンやデザインをXのUIに酷似させることで、ユーザーに「別サイトに飛ばされた」というストレスや警戒心を与えずに、あたかもアプリ内で操作しているようなシームレスな体験(UX)を提供することで、離脱を防ぎ、安心して診断を楽しめるよう設計されています。

診断コンテンツ特有の「自分の意外な一面を知りたい」「結果を誰かに言いたい」という心理を突きつつ、シェア動線を自然に組み込むことで、フォロワー獲得と情報の拡散を同時に実現しています。

まとめ

X(Twitter)による診断キャンペーンは、お互いの相性がいいこともあり成功すれば大きな効果が期待できます。

今回の事例を参考に、診断を活用したX(Twitter)キャンペーンを企画してみてはいかがでしょうか。

弊社では、診断・検定キャンペーンの実績が豊富にありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事|クイズを通じて訴求を行い、回答することで参加となるキャンペーンサイトの事例を紹介

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BirdCallカスタムストーリーは、X内でクイズや診断コンテンツを展開するキャンペーンを総合的に支援するサービスです。このサービスは、X内LP(ランディングページ)を活用することで、ユーザーがシームレスに診断キャンペーンに参加できる仕組みを提供します。これにより、離脱率の低下やユーザー参加型の高品質なUGC(口コミ)投稿の増加が期待できます。

専任チームが開発から運用、企画まで、キャンペーンの開始から終了までをサポートします。これにより、クライアントに寄り添ったキャンペーン運用が可能です。

さらに、Xのプラットフォームを活用することで、LP単独で展開するよりもコストを抑えつつ、効果的にユーザーにコンテンツを届けることができます。

少しでもご興味をお持ちいただけましたら、下記よりお問い合わせください!

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この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。

キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。