n2p blog
キャンペーンやSNSの
"ためになる"情報を
執筆しています。
【2022年はどーなる?】2021年下半期の面白いX(Twitter)キャンペーン事例10選
更新日:2024.11.07 (公開日:2022/02/24)
・2022年はどんなキャンペーンをすれば、、、
・2021年に流行ったX(Twitter)キャンペーンは?
年明けになると、今年こそは面白いキャンペーンを企画するぞ!と意気込んでいませんか?
この記事を読めば、2021年にどんなキャンペーンが流行ったのかスグに理解することができます。
なぜなら、私たちは毎日企業のキャンペーン考察をYouTubeやブログに掲載しているので、どんなキャンペーンが流行っているのかわかります。
この記事では、2021年下半期に行われた数多くのキャンペーンのうち、10個に絞って解説しています。
この記事を読み終えると、2022年にどのようなキャンペーンを行うべきかわかるようになります。
X(Twitter)キャンペーンの種類
2021年下半期で扱うX(Twitter)キャンペーンの種類は5つ。
- O2O
- 動画生成
- 画像生成
- AR
- 診断
2021年上半期のキャンペーンと比較しても、ARはまだまだ使われていますね。
まずはそれぞれのキャンペーンの特徴を簡単におさらいしてから実際の事例をご紹介します。
関連記事|【2021上半期】最新のX(Twitter)面白いキャンペーン事例10選
O2O
O2Oとは Online to Offline の略でオンラインからオフラインへの誘導を促すのが目的です。
つまり、WebサイトやSNSでお客さんを集めて実店舗に訪れてもらうキャンペーンなどがO2Oです。
O2Oのメリット
・実店舗に訪れてもらうことで「ついで買い」を促せる
・店舗に来たお客さんが店舗の写真などをSNSに載せて宣伝してくれる
動画生成
動画生成も画像生成と同じく、自分で動画を作れるキャンペーンです。画像生成より動画生成の方が管理や手間がかかるため、キャンペーン数は少ないです。
動画生成キャンペーンのメリット
・文字を読ませる必要がないのでユーザーに伝わりやすい
画像生成
画像生成は漢字の通り、画像を自分で作ることができます。そして画像生成キャンペーンは大体SNSシェアとセットになっており、自分が作った画像をシェアで応募になることが多いです。
画像生成キャンペーンのメリット
・ユーザーはオリジナル画像を作成できる
・自発的に投稿したくなる流れを作れる
AR
AR(Augmented Reality)とは拡張現実のことを指し、簡単に具体例をあげるとすればPokémon GOで体験できるのがARです。
ARキャンペーンはマストバイとの組み合わせが多く、最近はパッケージARという食べ物や飲み物のパッケージを活用したARが流行っています。
ARキャンペーンのメリット
・AR体験が面白い
・WebARはアプリをダウンロードする必要がなくキャンペーンに気軽に参加できる
関連記事|【2021年最新版!】面白いARキャンペーン7+1選を事例付きで解説!
診断
診断キャンペーンも漢字の通り、ユーザーがどのようなタイプなのか診断してくれます。
診断キャンペーンのメリット
・診断結果で商品訴求ができる
・ユーザーが楽しみながらキャンペーンに参加できる
関連記事|【最新のX(Twitter)診断キャンペーン!】診断コンテンツのメリットや事例、始め方を解説!
X(Twitter)キャンペーン2021下半期10選
AIサイネージ|AIさくらドリンク総選挙|AIさくらさん|自販機
キャンペーンの流れ:
投票は三種類から選べ、公式X(Twitter)をフォローしてAI自販機を撮影しハッシュタグをつけて投稿もしくは、LPより選んで投票か、AI自販機で投票するか。ベタ付けでAIさくらさんのアニメーション画像がもらえ、写真投稿だとさらにクーポンコードが抽選でもらえるキャンペーン。
キャンペーンのポイント:
・O2OとX(Twitter)とWebサイトのどれからでも参加可能なキャンペーンフロー
このキャンペーンはX(Twitter)でもWebサイトからでも応募できますが、実際にAI自販機で購入するとインセンティブが増えるという仕組みになっています。
ユーザーが実際にAI自販機まで行って写真を撮るのは手間がかかるので、その分インセンティブに差をつけているのがポイントです。
このようにオンラインからオフラインの誘導はユーザーにとって負担がかかるので、O2Oだけにするのではなく、気軽にキャンペーン参加できる仕組みが大切です。
やばいぜ。タフマン 〜花火でエールを打ち上げよう〜
キャンペーンの流れ:
応援したい!その気持ちを、花火に込めて打ち上げよう。オリジナルデジタル花火の動画を生成でき、LINEやX(Twitter)にシェアできるキャンペーン。
キャンペーンのポイント:
・動画生成までの時間短縮
動画生成キャンペーンは珍しく、どの業界でもあまり見かけることがないのでキャンペーンの母数も少ないです。
そして動画生成は生成まで時間がかかりその部分はネックなのですが、このキャンペーンでは時間がかからずに動画を作れます。ドット絵で容量を軽くして、そのぶん動画生成の速度を上げているのでしょう。
実際にどんなクオリティの動画ができたのか、YouTubeでも解説しておりますのでそちらをぜひご覧ください。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 JALがんばろう日本!キャンペーン – JAL
キャンペーンの流れ:
JAL公式アカウントをフォロー&東京2020大会 日本代表を応援する投稿で応募となるキャンペーン。さらにオートリプライで画像生成された画像が返ってくる。
キャンペーンのポイント:
・画像生成オートリプライ
オリンピック開催を応援すると叩かれる風潮にあったあの時期に行われたキャンペーン。
X(Twitter)で公式アカウントをフォローして何かを投稿させるキャンペーンは多く行われていますが、画像生成がオートリプライで返ってくるのは珍しいです。
生成系のキャンペーンはシステムトラブルなどが起こりやすいので、キャンペーンの土台となるサーバーにも費用をかけてあげる必要があります。
関連記事|【2021オリンピックキャンペーン事例15選】最もリツイートされたX(Twitter)キャンペーンは!?
禁スマホメイト|大塚製薬 カロリーメイト
キャンペーンの流れ:
スマホを触っていない時間をリアルに計測し、時間に応じてオリジナルの 禁スマホ記録画像を作れます。
キャンペーンのポイント:
・画像生成だけどSNSシェアは求めない
画像生成はSNSシェアとセットでのキャンペーンが多いですが、このキャンペーンはただ画像を作れるだけになっています。
というのも禁スマホメイトというタイトルにある通り、スマホを禁止させるプロモーションなのでSNSシェアを促すと矛盾になってしまいます。
このようにSNSシェアさせたくなってしまう時に、プロモーション目的に忠実だと信頼を損ねずにキャンペーンが行えます。
またインフルエンサー的なイラストレーターはファンも多かったりするので、彼らのフォロワーからキャンペーンが認知拡大していくパターンもあります。
1日1回の運試し!開運コーク | コカ・コーラ
キャンペーンの流れ:
パッケージ裏のQRコードを読み取り、ARで綾瀬はるかさんとおみくじがひける。大大吉以上が出たら賞品がもらえるインスタントウィンもあるキャンペーン。
キャンペーンのポイント:
・SNSシェアすることでもう一回おみくじが引ける拡散性
・おみくじを57種類集めることができるコレクション性
AR Snow World おうちのなかに、雪がふる | Meltykiss | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
キャンペーンの流れ:
メルティーキッスの商品パッケージを使ってAR雪景色を撮影。X(Twitter)に投稿すると応募完了のキャンペーンです。
キャンペーンのポイント:
・パッケージWebAR×UGC
2021年下半期はパッケージWebARが非常に流行りました。WebARはアプリのダウンロードなしでAR体験ができるので、ユーザーにとっても気軽に参加しやすいです。
ですが最近はInstagramのARフィルターを使ったキャンペーンも増えてきているので、2022年はInstagramキャンペーンにも注目です。
きのこの山・たけのこの里 超いちご祭り|株式会社 明治
キャンペーンの流れ;
きのこの山・たけのこの里いちご&ショコラ一周年、すとぷり五周年を記念して パッケージにカメラをかざすと すとぷりメンバーがしゃべりかけてくれるARが見られるキャンペーン。
キャンペーンのポイント:
・ガチャ式WebARマストバイ×X(Twitter)でシェア
このキャンペーンのポイントはパッケージ一つだとキャラがランダムで出現し、パッケージが二つだとキャラ全員が出現する仕組み。そうすることによって複数購入マストバイにもすることができます。さらにAR体験だけだとキャンペーンの認知が広がらないので、X(Twitter)でシェアすることでキャンペーンに応募と認知拡大のフローもしっかりしています。
関連記事|WebARとは?活用事例やメリットを7つのプロモーションで解説!
ユニクロニット×パーソナルカラー診断
キャンペーンの流れ:
カラバリ豊富なユニクロのニットから #パーソナルカラー 別であなたに 似合うアイテムを診断するキャンペーン。
キャンペーンのポイント:
・シンプルな診断コンテンツ×X(Twitter)オートリプライ
画像のYES or NO クエスチョンに答え、その診断結果を元にツイートするとオートリプライでレコメンド商品が返ってくるというもの。
診断キャンペーンとなるとカンバセーショナルカードを使ったり、DMを経由した診断などさまざまなコンテンツを作ることが多いですが、あえてシンプルなキャンペーンに落ち着いています。
むちゃぶりギフト診断 ロクシタン
キャンペーンの流れ:
X(Twitter)にて質問に答えていくと誰にクリスマスギフトを送ればいいのか診断。診断結果をRTするとロクシタンギフトが抽選で当たるキャンペーン。
キャンペーンのポイント:
・広告ツイートURLで診断
最初のキャンペーンツイートから診断がスタートするのですが、診断方法が広告ツイートURLに従って診断されます。下記動画の1:10から実際にキャンペーンを体験した動画があるので、そちらをみた方がすぐに理解できると思います。
診断
『Enjoy MiNi Time!』キャンペーン実施中! | チュッパチャプス ミニアソート
キャンペーンの流れ:
MiNiTimeキャラ診断をして、診断結果をX(Twitter)に投稿するとプレゼント。また、InstagramにてEnjoy Mini Timeフォルターを活用して写真をストーリーズにメンションをつけて投稿するキャンペーンも。
キャンペーンのポイント:
・Webサイトの設計が素晴らしい
まずこのキャンペーンは中高生年代をがっちりターゲットに。そしてキャンペーンは「学校にいるあるある学生診断をX(Twitter)でシェア」もしくは「Instagramフィルター写真投稿」とSNSを併用しています。
またWebサイトのUXが素晴らしく、ターゲット関係なく興味を引けるクオリティです。
まとめ
2021下半期のX(Twitter)キャンペーンはいかがだったでしょうか。
最後に今回の内容をおさらいします。
・X(Twitter)キャンペーンの種類
・O2O,画像、動画生成,AR,診断
・X(Twitter)キャンペーン事例10選
ARキャンペーンは2021年から流行ってきましたが、2022年はどうなっていくのか楽しみではあります。
そしてもう一つ。診断キャンペーンはずっと使われ続けているコンテンツで、廃れることがありません。診断×X(Twitter)はさまざまなキャンペーンを作れるので、「似たようなキャンペーンばっかり」という悩みを解決してくれます。
今回の事例を元に2022年のキャンペーン企画の参考にしてください。