『コスメキャンペーンの今が分かる!』事例5つとクリエイティブ解説

コスメプロモーションの最新トレンドが気になってはいませんか?

2020年2月現在に行われているコスメ業界のキャンペーン事例を5つご紹介。

手法とクリエイティブを合わせて解説します。

OPERAのキャンペーン

https://www.opera-net.jp/news/7570/

キャンペーン概要

バレンタインに合わせたキャンペーン。

公式Twitterをフォローし、ホームページに掲載されている限定コンテンツ(カラーストーリー)をシェアするとリップのセットが当たる。

クリエイティブの特徴

・商品(リップ)をお菓子に見立てて、ケーキを載せるお皿の上に配置している

 可愛さもありつつ、食べられない物をお皿に並べるというダークさもあり、

 コピーの「苦くて甘い」というコンセプトとマッチしている。

・リップと同じ配色のケーキを並べて配置している

 赤はイチゴ、茶色はチョコ、と連想させ、

 バレンタイン時期の気持ちの盛り上がりに呼応させている

・お皿にリボンがかかっている

 プレゼントというイメージを感じさせつつ、

 ほどけたリボンにすることで柔らかさ・抜け感を演出している

・フォークが乗っている

 ケーキもリップも口をつける物なので、食器があることで

 「(味はしないけれども)口につけてみたい」と思わせている。

・お皿の背面はピンクがかった大理石

 完全な白や茶色ではなく、商品の持ち手のピンクとトーンの合った色味で

 全体の統一感を生み出している。

・「TASTE OF LOVE」が弧を描いている

 洋菓子店のロゴのように見せている。少し高級感のあるデザイン。

・「a Little Bitter Sweet」のフォント。

 角が生えているような形で小悪魔的な雰囲気を感じさせつつ、

 カーブの丸みで柔らかさを演出。テーマと合致したフォント。

・「くちびる、苦くて甘い」のフォントと文字間

 漢字は大きく、平仮名を小さくし、あえて役物の文字間も広めに取ることで、

 余白のあるふんわりとした雰囲気を演出している。

Webサイトのメインビジュアル

https://www.opera-net.jp/special/2020jan/sheerlipcolor/

・チョコレートのお菓子を食べ終わったお皿と、飲みかけの紅茶を背景に、

 商品にピントがあっていることで、ストーリーを感じさせる。

・商品のパッケージと同じピンク色の大理石を使って雰囲気に統一感を出している。

・商品名の「Cacao Kiss」を手書き筆記体で中央に据えている。

 大きく配置することで初見でパッと目を引く。

・文字色を黒にし、全体の甘い雰囲気を締める役割も果たしている。

・リード文の行間は広く、抜け感を演出している。

・商品名よりも細身のフォントを使うことで、目線を邪魔せず、しかし余白を活用して読みたくなる配置に。

・大人っぽいダークブルーのお皿に、チョコレートを思わせる色のフォークで

 「チョコレートブラウン」「ビタースイート」のテーマを表現している。

https://www.opera-net.jp/special/2020jan/liptint/

・食べかけの苺タルトと、商品パッケージと同じ銀色のフォークの乗った

 白いお皿を背景にして商品があり、ストーリーを感じさせる

・シワのついた白い布を下に敷くことで、そこが綺麗に整えられたテーブルの上でないことが分かる。

・1枚目と同じく黒い筆記体の手書き文字を使用し、背景の白と黒のコントラストで目を引いている。

・かすれた部分のあるフォントを使うことで、どこか完成されていない、お茶目さを感じさせる。

フロー図

・リップのこっくりとした色味を組み合わせたフロー図

・英字はパッケージと同じ物を使用し、統一感を持たせる

・説明部分は明朝体を使うことで信頼感を演出

・左上のアイコンでリップの立体感を演出している

・ボタンはスケルトンにすることで抜け感を演出

dejavuのキャンペーン

https://www.dejavu-net.jp/news/article/82/

キャンペーン概要

公式Twitterをフォローして、対象ツイートをリツイートすると抽選で50名におすすめ商品セットをプレゼント。

クリエイティブの特徴

・「ブロンズブラウン」という色のため、「限定色」の背景にブロンズの光った素材を入れている。

・文字の色味もグラデーションのかかったブラウンをいれることで、商品の色味を想像させている。

・背景の色味はピンクがかった薄いブラウンのグラデーションで、全体の柔らかさを演出している。

・背景がモデルのアイシャドウのグラデーションと呼応している。

・商品のパッケージが緑がかった青なので、そこが際立つように、類似色は使われていない。

・助詞「の」の級数が小さくなっていることで、他の部分の文字が際立つ。

商品ページ

https://www.dejavu-net.jp/items/eyeliner/lasting04/

・商品のグリーンが際立つ黄色を背景に使用している。(パッケージと同一のデザイン)

・画面の左上に実寸大の商品を配置することで、購入した際の手元をイメージさせている。

・授賞歴やShopListなど、目立たせたい部分をロゴカラーにし、統一感を演出。

・商品名以外のフォントを細くすることで、余白のある洗練されたイメージに。

FACIOのキャンペーン

https://www.kose.co.jp/fasio/cp2020/

キャンペーン概要

公式Instagramをフォローし、投稿にいいねした人に抽選で新商品と3商品セットをプレゼント。

オリジナルのフィルターを使って撮影した画像をストーリーに投稿することで、当選確率アップ。

クリエイティブの特徴

・FACIOのロゴカラーである濃いピンクをメインカラーに、手書きイラストを散りばめている。

・背景にカーブのある帯を引くことで、目線の流れをスムーズにしている。

・商品説明部分では手書き風文字と矢印で説明を加えることで、可愛らしい印象に。

・使用している色はすべてピンク系で少しずつ色味が変化している物のため、全体の統一感がある。

Instagram投稿

https://www.instagram.com/p/B7XH6chBjtn/

・Instagramの投稿なので、正方形を活用した枠をつけている。

・チェキのように、枠に文字を入れ、内側画像の幅と高さに合わせて文字間を調節している。

・「FACIO」のロゴカラーに合わせた濃いピンクを文字色に選んでいる。

・手書き文字を左上に配置することで、目線をそこに集めている。

・2枚目は正方形を斜めに横切る配置にすることで、

 「ボリューム」という言葉の登っていくイメージを増幅させている。

・外側の枠を淡い水色にすることで、文字の濃いピンクがより際立ち、同時に柔らかさもプラスしている。

INTEGRATEのキャンペーン

http://www.shiseido.co.jp/ie/campaign/

キャンペーン概要

公式サイトの応募ボタンから、色を選んでツイート。Twitterのアカウントをフォローし、応募完了。

クリエイティブの特徴

・パッケージの色をメインカラーにしている

・商品に必ず使われているハートを語尾に使用し、ユーザーの興味を引いている

・アンダーラインをドットにすることで、可愛らしさを演出している

・フォントはシンプルで、パッケージの英語表記と馴染みやすい。

・ファンデーションのテクスチャに商品が乗っているように配置し、中身をイメージさせている。

・背景に緩やかなベージュピンクのグラデーションを使うことで、

 ファンデーションを塗った肌のような質感にしている。

フロー図

・応募方法部分のメインカラーもパッケージと同じ物を使用。

・使われている英語フォントも同じで、ブランド全体で統一感を出している。

・説明文だけは明朝体を使用しており、信頼感を演出。

・イラストは必要な要素のみを取り入れ、シンプル。

ASTALIFTのキャンペーン

https://shop-healthcare.fujifilm.jp/shop/campaign/cl/basemake/bbsmp1711/

キャンペーン概要

公式サイトから申し込んだ方全員にサンプルプレゼント

クリエイティブの特徴

・「みずみずしさ」をアピールしている商品なので、商品の周りに水のテクスチャを配置している。

・商品パッケージの黒・赤みの強いピンク・ベージュに、周囲の帯の色味を合わせている。

・背景には風に舞い上がった布を使うことで、柔らかさを演出している。

・上部に光の帯を入れることで、皮膚のハリ感や美しさを感じさせる。

・ボタン部分には金色で光を加え、高級感を演出している。

商品紹介

・こちらもパッケージの赤を基調に、黒とピンクのグラデーションが差し込まれている。

・使用されているフォントは明朝で、可愛さというよりも綺麗さを表現し、信頼を感じさせる。

・差し色として、BBクリームのベージュが使われていることで中の色味も想像しやすく、全体に統一感がある。

・吹き出しが斜めになっている、ボタン部分の文字が斜めになっていることで、

 強調せずに目線を引くことに成功している。

まとめ

キャンペーンとして

・Twitterでフォロー&RTをする。

・Instagramでフォロー&いいねをする。

・欲しい商品についての投稿をする。

というものがありました。

インセンティブとしては、商品の詰め合わせや新商品が多く見受けられました。

クリエイティブとして重要なこと

・商品やロゴなどの色をメインカラーに据え、目立たせたい部分と背景のコントラストを意識する

・奥行きや空気感を感じさせる背景にする

・パッケージだけでなく、中身も見せる

・雰囲気を和らげたい時には手書き文字を入れる

・アプローチしたい年代や内容に合わせて雰囲気を変える

(20代ならシンプルでポップ寄りの物、40代なら大人っぽい明朝体、など)

が挙げられると思いました。

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2020-03-27T19:07:08+09:00