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X(Twitter)企業アカウントに便利!ダイレクトメッセージカードを活用してみよう!

SNSキャンペーンにおいて欠かせない存在になったX(Twitter)。
サービス開始の初期段階から少しずつ仕様が変わったりしています。
本記事ではそんなダイレクトメッセージの送受信のための設定、企業アカウントに便利なダイレクトメッセージカードについて見ていきましょう。

ダイレクトメッセージの送信

サービス開始直後はダイレクトメッセージはフォローされている相手にのみ送ることができました。しかし現在X(Twitter)では誰からでもダイレクトメッセージを受信することができるように設定できるようになっています(これはDM開放と呼ばれたりしていますね)。

以下の画面のように、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「ダイレクトメッセージ」「すべてのユーザーからのメッセージを受信する」のチェックボックスにチェックを入れることで全ユーザーからのダイレクトメッセージの受信が可能です。

こちら側から相手にダイレクトメッセージを送るためには、「相手が”すべてのユーザーからのメッセージを受信する”にチェックを入れている」「相手からのフォローされている」のどちらかを満たしている必要があります。
「当選者にはダイレクトメッセージでご連絡」というパターンのキャンペーンを行う際にはアカウントのフォローをキャンペーンの参加条件に加えるとスムーズにキャンペーンが進みそうですね。

ダイレクトメッセージカードについて

X(Twitter)にはビジネス用途のユーザーに向けた機能として「ダイレクトメッセージカード」というものがあります。以下の画像のように、X(Twitter)のタイムラインに流れてくるプロモーションツイートに通常ツイートとは違う「タップでダイレクトメッセージを送信できる」というアクションのボタンをつけることができるというものです。

これを使うことによってプロモーションからすぐダイレクトメッセージに誘導することができます。ダイレクトメッセージではウェルカムメッセージやチャットボットなどの様々な形でユーザーにアプローチすることが可能です。

ダイレクトメッセージカードの作り方

ダイレクトメッセージカードを作るにはX(Twitter)のダイレクトメッセージのチャットボットを作る必要があります。これはダイレクトメッセージカードからダイレクトメッセージ送信画面に移る際に、ウェルカムメッセージを送るを送る必要があるからです。
ダイレクトメッセージカードの作り方は以下のようになります。

  1. ads.twitter.comにログインし、[クリエイティブ] メニューの [カード] を選びます。
  2. [カードを作成] ボタンをクリックし、[画像ダイレクトメッセージカード] または [動画ダイレクトメッセージカード] を選びます。
  3. メディア(画像または動画)をアップロードするか、選びます。
  4. 必要なアクション誘導ボタンの数(最大4)を指定します。
  5. 各ボタンのテキストを入力します。絵文字にも対応しています。
  6. 各ボタンのウェルカムメッセージIDを入力します。ウェルカムメッセージIDは、チャットボットの開発者から入手してください。
  7. カード名を入力し、ダイレクトメッセージカードを作ります。

ダイレクトメッセージカードの作成から引用

ㅤダイレクトメッセージカードはその後ダイレクトメッセージのチャットボットでのプロモーションにつなげることもできます。以下に事例をまとめたのでぜひこちらも合わせて読んでみてくださいね。


企業と顧客の距離感が縮まるチャンスを作ってくれるX(Twitter)のダイレクトメッセージ機能、生かしていきたいですね!

様々なコンテンツをX(Twitter)のDMで行うことができる『DMaker

一方的に押し付ける広告とは異なり、双方向でのコミュニケーションが可能。利用している企業が少ないため、ユーザーに新しい体験を提供でき、コンバージョン率が高いです。

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。

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