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【今がチャンス!】Instagramストーリ機能を使って賢くプロモーションしよう

皆さんも最近、SNSを利用していると企業の広告を目にする機会が増えたのではないでしょうか?プロモーションの手段としてSNSが定着しつつある世の中ですが、企業が活用するサービスとしてはFacebookやX(Twitter)が思い浮かぶと思います。

しかし、今回はあまり馴染みのないInstagramにおけるプロモーション戦略についてご紹介していきたいと思います。Instagramでは複数のタイプの広告が展開されていますが、特に注目したいのが「ストーリー機能」です。

ユーザーのタイムラインに流れる通常の投稿に加えてストーリー機能を活用することでより多面的なアプローチが可能となっています。ここでは、ストーリー機能を利用したプロモーションのメリットや、実際の企業の活用例をご紹介していきます。

他者とは一味違うプロモーションを考えている方は、Instagramのストーリー機能を効果的に使って差をつけましょう。

Instagramのストーリーとは?

Instagramのストーリーとは通常の投稿とは別に画像や動画を投稿できるシステム。24時間経過すると自動的に投稿が削除される点が大きな特徴です。他のユーザーの目からすぐに消えるので、投稿ハードルが下がり気軽にアップできると人気の機能なのです。

ストーリー機能は若いユーザーから熱烈な支持を得ています。株式会社ジャストシステムが実施した「動画&動画広告 月次定点調査(2018年9月度)によるとInstagramを利用していると答えた10代の約65.5%がストーリー機能を利用していると答えました。また、20代も52.2%と高い割合で利用されていることが見てとれます。

ストーリー機能が人気な理由


では、なぜストーリー機能が人気を博しているのでしょうか?ストーリーは投稿しても24時間で消えてしまいます。せっかくならずっと残しておきたいと思いますよね。

しかし、ストーリーの人気の秘密はこの「24時間で消える」点にあるのです。Instagramといえば「インスタグラマー」「インスタ映え」という言葉が生まれたようにおしゃれで洗練された投稿で溢れています。一方で日常の一コマを気軽に投稿しづらいと感じる人も多いのです。
そこで、ストーリー機能は一定期間のみ閲覧できることから、何気ない日々の出来事も躊躇なく投稿できるため利用する人が増えました。

投稿する人が多いということは、その分閲覧する人も多いということです。最近では他のユーザーの投稿をチェックする際に、通常の投稿は見ずストーリーのみ確認するという人も増えてきているようです。このように多くユーザーの注目を集めているストーリー機能はプロモーションに関してもホットスポットであると言えるでしょう。


ストーリー機能を活用するメリット

ストーリー機能の特徴を大まかにご説明してきました。続いてはストーリー機能を用いたプロモーションのメリットをいくつかご紹介していきます。どれも、ストーリー機能「ならでは」のメリットなので、最大限活用して効率的な宣伝に つなげましょう。

メリット1 伝えたい情報を広く素早く届けられる

ストーリーはで投稿できる動画は15秒までなので、伝えられる時間は限られます。しかしその短さゆえにユーザーが気軽に閲覧するため、広い範囲にプロモーションすることが可能です。

また、15秒という限られた時間内ではありますが、映像を用いて伝えることができるため文字媒体がメインのFacebook、X(Twitter)や画像が主であるInstagramの通常投稿に比べて豊富な情報量でアピールできます。

メリット2  限定したプロモーションが可能

ストーリーの24時間以内に投稿が消える機能も、捉え方を変えるとメリットになります。例えば期間限定のプロモーションを行うのもその一つ。ストーリーを閲覧した人に特典を付与するキャンペーンを行えば、集客だけでなくSNSアカウントの認知度アップや影響力拡大も見込めます。

さらに、ストーリー機能には閲覧したユーザーと人数がわかる「足あと機能」もあるため、プロモーション効果の分析も行うことができます。

メリット3 目につきやすい

Instagramを開いた際に、ストーリー機能が常に画面の一番上に表示されます。そのため、通常の投稿に比べて閲覧してくれる頻度が高くなります。

また、ストーリーを投稿すると自分のアカウントが画面上に表示されます。これによってストーリーを閲覧してもらう以外にも、常に企業やブランドのロゴが目につくことになります。

他のSNSや通常の投稿で常に表示される機会はあまりないので、ストーリー機能ならではの特徴と言えるでしょう。

Instagramのストーリー活用例

続いては実際にInstagramのストーリーを活用している企業について事例を交えながらご紹介していきます。先ほどお伝えしたストーリーの長所をうまく生かしてプロモーションしている例や、他の機能と絡めた工夫をしている企業など5つほどピックアップしてみました。

実際の活用例を目にするとストーリー機能を使ったプロモーションに関してより具体的なイメージが沸くと思います。それぞれのアカウントへ飛ぶと他の投稿も目にすることができるのでそちらも参考にしてみてください。

事例① キレイキレイ

https://www.instagram.com/kireikirei1997/

はじめにご紹介する事例は大手日用品メーカーライオン人気ブランド「キレイキレイ」のブランドアカウント。通常の投稿では季節やシーンに合わせた投稿で清潔なブランドイメージを印象付けています。

ストーリーでは、キレイキレイの泡が汚れを取り除くゲームを展開しており、短期間で次の動画に切り替わるストーリーの特性を生かしたプロモーションとなっています。

事例② スターバックス

https://www.instagram.com/starbucks_j/


続いては世界的に有名なコーヒーショップの「スターバックス」。こちらはストーリーで季節の限定メニューを宣伝しています。動画ではなくシンプルな画像を利用することで、おしゃれで洗練された企業イメージともマッチしていますね。

https://www.instagram.com/starbucks_j/

スターバックスのこだわりはこれだけではありません。ストーリーに備わっているアンケート機能を活用して、ユーザー参加型のプロモーションを実現しています。こ

れにより自社製品をより深く印象付けられると共に、得られたデータをマーケティングや商品開発に活用できる、まさに一石二鳥のストーリーとなっています。


事例③ GoPro

https://www.instagram.com/gopro/

3つ目の事例は多目的カメラとして人気を集めている「GoPro」の日本公式アカウント。こちらのストーリーでは一般ユーザーの投稿を載せているという特徴があります。

この手法はUGC(User Generated Contents)と呼ばれ、多くの企業が取り入れています。ユーザーの投稿を公式アカウントとして採用することでユーザーとの距離の近さを印象づけることが可能です。

また、既に投稿された写真の中から選ぶため、社内でコンテンツを作成する必要がありません。これにより効率化も果たすことができるので、非常にオススメの手法です。

事例④ NIKE

https://www.instagram.com/nike/

長い映像を載せたいと考えている方はスポーツブランド「NIKE」のアカウントを参考にしましょう。NIKEではInstagramが提供する動画配信サービスの「IGTV」を活用しています。こちらのサービスを利用すると最大で15分(認証済みの場合は60分)の映像をアップできます。

最大15秒のストーリーでは表現仕切れない情報を伝いたい場合は、こちらもあわせて活用するとより効果的なプロモーションに近くでしょう。

事例⑤ kurashiru(クラシル)

https://www.instagram.com/kurashiru/

レシピ動画サイトのクラシルもストーリをうまく活用している例の一つです。こちらではストーリーを用いてオススメレシピを紹介しています。また、画面下部から詳しいレシピに飛べる仕様になっているため、サイトへのスムーズな誘導が可能です。

そして肉料理やスイーツといったカテゴリーごとにまとめてハイライト機能としていつでも見られるように公開しています。ユーザーがメニューを決めたい時にいつでも確認できるので、アカウントへのアクセスも増えることでしょう。

まとめ

今回はInstagramのストーリー機能を用いたプロモーション戦略についてご紹介してきました。動画ゆえの豊富な伝達手段とすぐに見れる手軽さを両立したストーリー。賢く活用すれば認知度向上やフォロワー獲得、売上アップなど様々な効果が見込めます。

ただ他のストーリーと差別化を図るためには15秒の映像を流すだけでなく、お店の位置情報やECサイトのリンクを付けたり、長尺動画やユーザーの投稿の活用など工夫が必要です。

アピールしたブランドやアイテムとの相性も考えた上で効果的な戦略を取りましょう。