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【X(Twitter)運用の基礎】追うべき4つの数字と運営のコツがわかる!
更新日:2024.10.29 (公開日:2023/03/30)
- X(Twitter)アカウント運用の目標設定が分からない
- 企業アカウントの立ち上げに際してKPIを求められている
- KPIの達成に向けてどんなことをすれば良いかわからない
そんなお悩みはありませんか?
今回の記事では、X(Twitter)企業アカウントが追うべき数字とその目標設定をご紹介します。
X(Twitter)運用で見るべき数値とそこから分かること
まず、X(Twitter)運用において追っておくべき4つの数字をご紹介します。
①インプレッション数
こちらは【ツイートが何回タイムラインに表示されたか】を測る数値です。
”リーチ数”ではないため、1人の人が何回も閲覧した場合や、自分自身の閲覧数も加算されます。
2022年12月のアップデートからは、すべてのツイートの右端に表示されるようになりました。
インプレッション数から分かること
【X(Twitter)内でどれほど拡散・認知されているか】がわかります。
数字が大きければ、X(Twitter)上で話題になり拡散されている証拠です。
ただ、あくまで「表示された回数」なので、
- 閲覧したユーザーがしっかり読み込んでくれたか
- 投稿に興味を持ってくれたか
は判別できません。そのため、ユーザーの熱量を知るために次の【エンゲージメント数】が重要になります。
②エンゲージメント数
こちらは【ツイートへのアクション数】を測る数値です。
- いいね
- リツイート(RT)
- ブックマーク
- 返信(コメント)
- 投稿の詳細表示
- 画像のクリック
- URLのクリック
- ハッシュタグクリック
- プロフィール画像のクリック
が含まれています。
つまり、ユーザーが投稿に対して反応してくれた数ですね。
エンゲージメント数から分かること
【ユーザーからの興味関心の高さ】が読み取れます。
「いいね」「ブックマーク」からは「良いコンテンツ」という感想や「保存して後から見返したい」という意思が。「リツイート」であれば「誰か他の人にも見せたくなるほど興味を持ってくれた」ということがわかります。
つまり、投稿内容が受け手に刺さったかどうか=ファンになってくれるかどうか、を判別する指標となります。
③エンゲージメント率
こちらは【ツイートへの反応率】を測る数値です。
エンゲージメント数÷インプレッション数=エンゲージメント率 となります。
投稿を目にした人のうち、どれくらいの割合でアクションを起こした人がいたかが分かりますね。
エンゲージメント率から分かること
インプレッション数・エンゲージメント数共に数字が伸ばせていても、反応した人の割合が少なければ、必ずしも良いコンテンツとは言えません。
この数字は【ターゲットに合致したコンテンツが作れているか】の指標となります。
投稿内容を多くの人が目にし、反応してくれる割合を高めていくことが重要です。
④UGC投稿数
UGC(user generated content)とは、ユーザーが生み出したテキストや文章などのコンテンツのこと。
X(Twitter)上における【口コミ投稿数】を表します。
アカウントに関わるサービス名や企業名が含まれた投稿数を計測することも、X(Twitter)運用における大事な活動のひとつです。
UGC投稿数から分かること
こちらは【ファンの数】を測る指標となります。
- 新商品が出たら買って味のコメントをしてくれる
- サービスの活用シーンを投稿してくれる
- 悪い点も投稿してくれるため、マーケティングの参考要素にできる
など、ユーザー層の傾向や、ファンのニーズも含めて計測することができます。
ここまでで
- インプレッション=拡散の指標
- エンゲージメント数=ユーザーからの興味関心の高さの指標
- エンゲージメント率=ターゲットに合致したコンテンツが作れているかの指標
- UGC投稿数=ファンの数/ファン層のニーズ指標
ということがわかりました。
では、それぞれの数値目標はどのくらいなのでしょうか?
数値目標の立て方は?
①インプレッション数
一般的にはフォロワー数の50%程度をKPIとするとよいでしょう。
上記の平均値を超えたコンテンツ=ユーザーに喜ばれた投稿と認識し、傾向を分析し次の投稿に生かしましょう。
②③エンゲージメント数・エンゲージメント率
企業アカウントの場合、まずは平均エンゲージメント率4〜5%を目指すとよいでしょう。
フォロワー数が多いほど、興味関心が多岐にわたるため、エンゲージメント率は下がる傾向にあります。
④UGC投稿数
こちらは扱う商品やサービスの認知度やキャンペーンの有無にもよりますので、一概に投稿数をKPIにおくことは難しいです。
まずは「3ヶ月でX(Twitter)運用開始時から2倍」など現状の数値から目標値を設定するとよいでしょう。
インプレッション数が中々伸びない…という場合には
フォロワーが増えず、インプレッション数も伸びず…という悪循環にはどのアカウントも陥りがちです。
そんな時には、
人気のハッシュタグをつける
例えば
こちらの投稿ではプロモーションの内容に#ねこのいる暮らしという人気ハッシュタグをつけることで、猫好きへアピール。
- 投稿内容と密接に関係するものをつける
- 閲覧数の多いものをつける
- 3つ程度におさえることが重要です。
他アカウントとコミュニケーションをとる
例えば
こちらの投稿ではバレンタインを軸に、他社のX(Twitter)アカウントと会話をしています。
企業アカウント同士でやりとりする場合には、身内ノリで話し込みすぎると逆に一般ユーザーを遠ざけてしまうきっかけになります。そのため、適度な距離感を保つことが重要です。
画像や動画をアイキャッチにする
あえて文字だけ、2色でシンプルにまとめることで、インパクトが生まれ、目に留まりやすくなります。
リツイートを促す
こちらの投稿は極端な例ですが、「〇〇だったらRT」とユーザーのアクションを促す手法はX(Twitter)では一般的です。RTしたユーザー=〇〇だ ということで、インサイトの把握にもつながります。
毎回の投稿で行っているとユーザーも飽きてしまいますので、特に拡散を生みたい投稿に限って用いると良い手法です。
以上の策を講じることで、インプレッション増加のきっかけを生みましょう。
また、2022年のアップデートによりエンゲージメントされやすい投稿=良い投稿と見なされ、おすすめ欄に表示されることがわかっています。以下のようにエンゲージメント数/率を伸ばすことで、結果的にインプレッション数の増加にもつながります。
エンゲージメント数/率が中々伸びない…という場合には
キーワードとなるのは「親しみやすさ」です。
X(Twitter)閲覧時のユーザーは、休憩中など和やかな心境でいることが多いため、格式ばった言葉遣いやクリエイティブは向いていません。
手始めに
キャラクターなどの呼びかけにしてみる
文頭に吹き出しを持ってくる
コメントしたくなるような参加型投稿
一般人に近い投稿
クリック可能な動画
日常的な投稿
など、より「ファンになってしまう」仕掛けのあるアクションを行っていきましょう。
定期的な計測とPDCAを回していきましょう!
目標数値とそれぞれの数値が表すものがわかったら、定期的に計測をして、ターゲットユーザーに合わせた投稿へアップデートすることが大切です。
月の頭に前月のレポートを作成し、それを元に次の月の投稿スケジュールを組んでいくとスムーズな運営につながるでしょう。
BirdCallなら、定期的な数値計測からキャンペーンの実施まで可能!
- 毎月手動でレポートを作るのは手間…
- 分析と運用が一括管理できないかな…
- プロの相談役がいたら心強いのに…
という方には、BirdCallがおすすめ。
「フォロワーを増やすだけ」ではなく「フォロワーをファンに」し成果を出していくX(Twitter)マーケティング総合支援サービスです。
これまで挙げた
- インプレッション数
- エンゲージメント数
- エンゲージメント率
- UGC投稿数
の他にも、
- 過去のキャンペーンへの参加履歴
- 特定のユーザーがアカウントにどれほど愛着をもってくれているか測る「ファンポイント」
- フォロワーの興味関心
など、アカウント運営者なら気にかけておきたい情報をすべて一括取得できます。
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