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【海外のTikTok活用法とは?】流行りのTikTokプロモーション事例5選

【海外のTikTok活用法とは?】流行りのTikTokプロモーション事例5選

海外では、最近若者の間で人気のSNS、TikTok上でのプロモーションキャンペーンがとても流行っています。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、TikTokは日本でも人気のSNSなので、海外の事例でTikTokの活用方法を学んでおきましょう!

事例① Walmart 消費者を巻き込むTikTokダンスチャレンジ

期間:2019/11/14~

SNS:TikTok, Twitter, Instagram, Facebook


大手スーパーマーケットチェーンのWalmart はBlack Friday のキャンペーンとしてWalmartでblack fridayの気分をダンスで表す#dealdropdance動画チャレンジを実施。チャレンジ動画をTikTok、Twitter、Instagram、Facebookに投稿した人にギフトカードがプレゼントされるキャンペーンでした。インフルエンサーも参加したことで現在までTikTokでのこのハッシュタグの総再生回数は41億回にも上ります。

このチャレンジキャンペーンに参加するにはWalmartに行くのが条件になっています。買うことは条件になっていませんが、わざわざWalmartに動画を取りに行ったらついつい何かそこで買ってしまったユーザーも多かったのではないでしょうか。しかし、日本のスーパーで踊るのは迷惑行為になってしまうかもしれないので、日本でチャレンジを企画する際には日本に合ったものを企画した方が良さそうですね!

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事例② Chipotle ハロウィンの仮装キャンペーン

期間:2020/10/29~10/31

SNS:TikTok


メキシコ料理レストランチェーンのChipotleはハロウィンに合わせた#Boorito動画チャレンジとキャンペーンを実施。昔のハロウィンの仮装と今の仮装を比べた動画を作り、#Booritoと#contestをつけてキャンペーンに参加することができます。審査で選ばれた6人は一年間ブリトーが無料で食べれるそうです。

キャンペーン中に#booritoの動画は30億回再生され、とても話題になりました。最初の事例のように、このキャンペーンは商品購入の必要がなく、気軽に参加できるのが魅力なのではないでしょうか。また、ハロウィンというイベントに合わせることで参加者を増やすことができたのかもしれません。

事例③ E.l.f. Cosmetics TikTokで使えるオリジナルの楽曲を配信

期間:2019/12/17~

SNS:TikTok


化粧品ブランドのe.l.f. Cosmetics は著名人 とコラボし、“Eyes, Lips, Face”という楽曲を制作。TikTok上でも使えるようにし、ブランド名にちなんで#eyeslipsface動画チャレンジを実施しました。チャレンジのテーマは e.l.f.の商品はどんな目、鼻、口にも合う、というもので曲に合わせて目、鼻、口を見せるような仕草をします。

このチャレンジはとても話題になり、500万人ものユーザーが参加したそうです。TikTok上のインフルエンサーも自然と巻き込み、TikTok以外のプラットフォーム(Youtubeや音楽サービスのSpotify)でも話題になりました!その話題性を生かし、ユーザーがインフルエンサーからメイクを教えてもらうTikTokのリアリティーショーも開催したそうです。

このチャレンジはブランドが企画したチャレンジの中でもとても成功したものだと言えます。チャレンジに参加したユーザーも多いですし、インフルエンサーマーケティングとは違い、インフルエンサーにお金を払ってはいませんが、インフルエンサーも参加したくなるようなチャレンジでとても話題になりました。また、ブランドの名前を入れたチャレンジだけでなく、オリジナル楽曲を制作することで、知名度もあげることができたのではないでしょうか!

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事例④ McDonald’s ミール購入でTikTokの限定フィルターをゲット

期間:2021/6/5~

SNS:TikTok

ファストフードチェーンのMcDonald’sが韓国の大人気ボーイズグループBTSとコラボ。日本は除かれましたが、世界各国でBTS mealや関連グッズが販売されました。その一環としてBTS mealに含まれているチキンナゲットのソースの容器を使うことでBTSとMcDonald’sの特別なフィルターが使えるようになるキャンペーンを行いました。

これまで紹介したものはユーザー参加型のチャレンジを企画するのが中心でしたが、この例はチャレンジではなく、特別なフィルターを得ることに重点をおいています。結果的にフィルターを使って動画を投稿してもらうことが狙いのようですが、フィルターを使った動画はあまり見つかりませんでした。フィルターを使ったチャレンジやハッシュタグを作ることでさらに注目を集めることができたかもしれません。しかし、多くの企業がチャレンジ動画だけを企画する中、商品を買うことで特別なフィルターを使えるようになるというのは商品購入をうまく促すことができていると思います!

事例⑤ Pretty Little Thing 【TikTokでもっとも成功しているブランドの一つ】ユーザー参加型プレゼントキャンペーン

期間:なし

SNS:TikTok


最後の事例はある一つのキャンペーンやチャレンジに注目したものではありませんが、TikTokでとてもマーケティングがうまいと言われているブランドの紹介です。Pretty Little Thing はイギリスのアパレルブランドで、ブランドのイメージに合ったビビッドな動画をたくさん投稿しています。

商品紹介の動画だけでなく、プレゼントキャンペーンのための動画も投稿しており、プレゼントキャンペーンを定期的に開催しているようです。定期的に開催することでユーザーにフォローを促すことができます。また、キャンペーン参加には友達のタグ付けが必要で、そこからブランドの認知度もあげることができているのではないでしょうか。TikTokで流行りの動画チャレンジにも参加したり、ユーザーの動画につなげた動画なども投稿することで人気を維持していますね!

まとめ

今回は海外のTikTok上のプロモーションの事例を上げてみましたが、いかがでしたか?海外のものをそのまま取り入れるのは難しいかもしれませんが、日本でのプロモーションに合うような企画の参考になれば幸いです!