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【化粧品PR】5分で分かる!動画プロモーションと成功事例



最近では、ますます動画マーケティングの重要性が上がっています。


と、いうのも動画コンテンツの利用時間は年々増加してきているのです。


2018年には、上記の図のようにビデオ/映画利用が1位となっており、

前年と比べても約2時間も増えています。

動画コンテンツの利用がより簡略化され

短時間でも動画を見れるようになった事から、

1日における動画の視聴時間が増加していったのだと思われます



情報の主導権がユーザーに握られている今、

見たいものだけを視聴できる動画コンテンツは、
プロモーションに欠かせないものになっています。


化粧品業界におけるプロモーション領域のうち

主に動画マーケティングに目を向けて、
事例と共に特徴を紹介していきたいと思います!


動画プロモーションの種類


まずは、動画の種類を説明します。
大きく分けて3つあります。


①ブランド(商品)イメージ動画

ブランドのプロモーションビデオやCM、コンセプト動画等。
ブランドや商品のイメージを形成する為に、モデルや女優を起用する場合が多い。

②動画メディアと制作する

動画メディアなどを通じて、ユーザーに商品のポイントを伝えるもの。
メディアによって様々な媒体を持っている場合が多い為、
幅広く、尚且つ特定の層にピンポイントでリーチしやすい。

③インフルエンサーを起用する

使用感などのコメントを、ユーザー目線で伝える事が出来る。
インフルエンサーに投稿をお願いする為、
自由度は下がるが影響力は、動画メディアより強い。


今回は、②と③について詳しく説明していきます。


動画メディアと制作する

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000004375.html


こちらの図は、株式会社Green romp(東京都渋谷区:代表 野田貴大)が、
国内WebメディアのFacebookページのいいね!数、
およびX(Twitter)アカウントのフォロワー数の合算値を集計し、
インフォグラフィックとしてまとめたものです。(集計期間:2018年11月6日-11月8日)


この動画の円の中から、化粧品業界における人気動画メディアをご紹介します。


C CHANNEL

https://www.cchan.tv/

先ほどの図でも、ずば抜けて大きな円を描いているのが、C CHNNELです。
こちらは、LINEの代表取締役社長を務めていた、森川亮氏が退社後開始した無料動画配信コンテンツです。


<特徴>

▽スマートフォン向けの縦型動画
スマートフォン画面を持ち替えずに、大きな画面で見る事が出来る。


▽1分以内の動画
短い時間でテンポの良い動画制作をする事で、ユーザーの興味を逃がさない。


▽位置情報から情報収集可能
位置情報に合わせて近くのお店など、最新情報を見る事が出来る


▽クリッパー動画
クリッパーと呼ばれるモデルやタレントが在籍。
クリッパーの個性に合わせたコンテンツを自身で制作する事で
ユーザーに、「自分にもできそう」という気持ちを持たせる。


▽編集はプロ
①クリッパー本人の自撮り⇒編集も自身

②クリッパー本人の自撮り⇒編集はプロ

③カメラマンによる撮影⇒編集もプロ
この3パターンの制作方法がある。
作りこまれていない動画に、共感を得やすい反面、クオリティは、プロに任せる場合もある。


<企業メリット>

▽広告プラットフォーム化
自社メディア内で動画広告を提供しており、化粧品メーカーに限らず
様々な公式アカウントがある。

⇒クリッパーを起用したり、C CANNELのプラットフォームに馴染む事で、
ユーザーに違和感なく、関心を持ってもらう配信が可能。


▽グローバル化
TUDOUという中国の動画共有サービスも活用もしており、
アジアを中心としたグローバルビジネスにも力を入れている。


MimiTV

https://www.youtube.com/channel/UClW0iupPReSXYDmlvwYfQhg

10代後半〜20代後半の女性に向けて、美容アクティブ層から絶大な人気を誇る美容系動画メディアです。
MimiTVアプリ/YouTubeチャンネル/Instagram/Facebook、4つの媒体より配信しています。


<特徴>

▽動画配信できるプラットフォームの多さ
アプリやYouTubeなど4つプラットフォームを駆使し、
その個性に合わせた配信を実施している。


▽YouTubeの視聴数が多い
YouTube上に公式チャンネルを保有し、視聴者数が多く高評価されている為、
商品やブランド名で検索した場合に、動画が上位に出てくる。


<企業メリット>

▽美容アクティブ層にリーチしやすい
YouTubeでは、今までに紹介された製品をユーザーの85%が
購入したことがあると回答し、さらに97%が調べたことがある、と回答。
ユーザーの情報感度の高さが伺える。


▽ブランド管理に最適
雑誌やInstagramで活躍しているモデルの、キャスティングに強い。

キャスティングから編集まで一環して自社で行うので、

ブランド管理がしやすい。


▽費用対効果が高い
・商品を使用しながら紹介⇒YouTubeバージョン
・InstagramやFacebookに配信する⇒ショーバージョン

2種類の動画が、1本100万と費用対効果が高い。



インフルエンサーを起用する


SNSの普及により、タレントやモデルよりも

身近な存在のインスタグラマーやユーチューバーの人気が高くなっています。

特にYouTubeでは、美容系ユーチューバーも多く

商品を提供し、使用した感想を配信しています。


TVとは違い、ユーチューバーの本音やリアルな声が聞けるという点でも

人気がでたと言えるでしょう。


そこで、人気美容系ユーチューバーを3名ご紹介します!

1人づつ個性的で、訴求したい商品やPR内容によって

ユーチューバーを起用するといいかもしれませんね。



▽さぁや 

https://www.youtube.com/channel/UC69xoWl5-Y3m-oRFTORIbKw/featured

チャンネル登録者数:1,182,320人(2019/6/11現在)
元Popteenモデルのさぁやさんは美容系youtuberとして人気を集めています。

メイク動画やお菓子をつくってみたなど、女子力の高い配信を行っています。



▽吉田朱里

https://www.youtube.com/channel/UCNIwy_Q7EjUxLlsewfuhjgg

チャンネル登録者数:693,928人(2019/6/11現在)
女性アイドルグループNMB48のメンバーでもある吉田朱里さんは人気美容系Youtuberとしても活躍されています。



▽関根理沙

https://www.youtube.com/channel/UC__AsSnEuyVgO9TWvZE_ziA

チャンネル登録者数:1,287,664人(2019/6/11現在)
韓国コスメや海外コスメも紹介している、元祖美容系ユーチューバーです。
ビジュアル人気の高く、幅広い年齢層から人気です。




大手メーカー動画マーケティングの成功事例


大手化粧品メーカーでも、多くの動画を制作しています。

中でも最近話題ととなった2作品をご紹介していきます。


<資生堂>

https://www.youtube.com/watch?time_continue=155&v=J3DDjKMWkTw


「エピカアワード 2018(Epica Awards 2018)」で

資生堂のWEB動画「The Party Bus」が、

69カ国、4020作品の中から、フィルム・グランプリを受賞しました。


このフィルムグランプリは、全部門の金賞受賞作品の中から選ばれるもので、

資生堂は、「HighSchoolGirl? メーク女子高生のヒミツ」に続き2作品連続となりました。


今回の作品のテーマは、“勇気に変わるメイクの力”です。

日本ならではの、細かい3Dアニメーション技術で

自分のなりたい美しさを手に入れて、勇気を出して行動するというストーリーを

細部にまでこだわって、表現しています。


また、LGBTの内容も含んでおり、1カ月で750万回を超える再生回数を記録しました。



<日本ロレアル>

https://www.advertimes.com/20190507/article289956/


日本ロレアルのブランド、「メイベリンニューヨーク」は

TikTokを活用し、ターゲットを拡張する為のプロモーションを実施しました。


同商品は、デジタルネイティブ世代へのリーチを目的としていますが、

決まったSNS広告の中で、ターゲティングを変更しても

なかなか実感の持てる結果に繋がらなかった為、

デジタルネイティブ世代からの支持の熱いTikTokを起用したそうです。


また、TikTokを運営するByteDanceの日本法人が2019年に新たに立ち上げた、「X Design Center」は、

ユーザー文脈を深く理解したコンテンツ提案から

クリエイターやインフルエンサーのアサイン、

配信後のブランドリフト調査までパッケージとして、実施しました。



そして出来上がった「まつ毛彼氏」は、

高いエンゲージメントと、ブランドリフト調査でも認知度や好意度の向上しました。



まとめ


このように、今後の動向が注目されている動画マーケティングですが

より、パーソナルレコメンドが明確になってくるのではないでしょうか。


また、デジタルネイティブ世代以外の

幅広い世代にも、リーチしていけるといいですね。


弊社では、この他にも事例を多くご紹介しています。

是非、参考にしてみて下さい。


<動画を活用したキャンペーンサイト事例>  https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/video/

<SNSシェアを活用したキャンペーンサイト事例>  https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/snsshare/