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レシートキャンペーンとは?成功事例やSNS連携型も合わせて解説!
更新日:2024.11.06 (公開日:2024/10/23)
マストバイ型の「レシートキャンペーン」は、今やはがき参加にとどまらず、LINEやX(旧Twitter)からも手軽に参加できるキャンペーン手法として知られています。
この記事では、レシートキャンペーンの魅力と成功事例を徹底解説していきます。顧客との接点にお悩みの方、商品を効率的にアピールしたい企業のご担当者様必見です。
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目次
レシートキャンペーンとは?
対象商品を購入した際のレシートを使って応募できる、マストバイ型のキャンペーン手法です。景品の当選や、ポイント還元など、顧客がメリットを想像しやすく、購買意欲を刺激できる特徴があります。
また、レシートキャンペーンは商品購入が前提のため、「興味はあるものの購入経験なし」「しばらく購入なし」といった方へアプローチできるため、企業の潜在顧客を獲得するきっかけづくりとしても活用できます。
レシートキャンペーンの応募種類
はがきから応募
はがきからの応募は、氏名や住所などの必要事項を記入し、レシートやバーコード・QRコードなどをはがきに貼り付けて郵送する昔ながらの手法です。
この方法のメリットは、電子機器を使用しないため、インターネットに不慣れな高齢者や、インターネット使用に制限のある子どもでも簡単かつ安心して参加できることです。
一方で、はがきの入手や記入、ポストへの投函といった手間やコストがかかるため、手軽に応募できないというデメリットがあります。また、繰り返し応募する際には、その作業が煩雑になることも負担になる要因です。
Webから応募
企業のキャンペーン専用ページを利用した応募方法は、氏名・住所・メールアドレスなどの応募者情報を入力し、レシートをスマホで撮影するだけで簡単に応募が完了する手軽な仕組みです。
この方法のメリットとして、スマホを使えば場所を問わずに応募でき、シンプルなフローによってユーザーがスムーズに参加できる点が挙げられます。また、デジタル環境に対応しているため、参加者層が多様化することも期待できます。しかし、電子機器の使用が必須となるため、インターネットやスマホの利用に不慣れな人々にとっては参加が難しいというデメリットも存在します。
LINE、X、Instagramから応募(SNS連携型)
LINEやX、InstagramといったのSNSを利用して参加するSNS連携型のキャンペーンは、ユーザーが普段から使っているデジタルツールを活用するため、手軽に参加しやすいのが特徴です。
また、特にXではキャンペーン自体を幅広く告知できるため、既存のユーザー層に加えて、新たな購買層へのアプローチが可能であり、加えてSNS上で拡散されることによって、応募者数の大幅な増加が期待できます。
レシートキャンペーンのメリット
売上拡大が期待できる
レシートキャンペーンはマストバイ型のため、言わずもがなですが、顧客が商品を買ってくれることによって成立します。
他社の類似商品があった際に、自社でキャンペーンを実施しているとユーザーが購入しやすくなるなど、差別化を図ることができます。加えて、小売店で販売するような商品の場合は、キャンペーンを実施しているという理由で「売れやすさ」をアピールできます。
購買データの収集
レシート撮影や購買証明を利用してキャンペーンに応募するということは、消費者の購入時の情報を得ることができます。自社商品と一緒にどのような商品が買われているか、購買層の行動情報が手に入るため、今後のマーケティングに活用することができる点も特徴です。
また、応募する際にアンケート回答を促すこともできるため、様々なデータを収集し、活用することができます。
複数のキャンペーンを同時展開し、相乗効果を発揮
レシートキャンペーンと別のキャンペーン(SNSフォロー&リポストなど)を合わせることによって、認知拡大や顧客との継続的なコミュニケーションを図ることができ、高いエンゲージメントが得られます。
Tips
レシートキャンペーンを行う際は、OCRの導入もおすすめです。OCR(Optical Character Recognition)は、印刷された文字などの画像から情報を読み取り、デジタルデータとしてテキスト化する技術で多くのレシートキャンペーンではこのシステムが活用されています。
データ管理や入力作業の効率化が図れ、処理が自動化されるため、目視確認などの手作業が不要になり、作業工数を削減できます。
レシートキャンペーンの抽選形式
即日型(インスタントウィン)
応募するとすぐに当選結果がわかるくじ引き型のキャンペーンで、インスタントウィンとも呼ばれます。
結果がその場で分かるため、「とりあえず応募してみよう」という心理になりやすく、参加ハードルが他の抽選形式に比べて低いのが特徴です。
後日抽選型
キャンペーン期間終了後に、応募数を集計して当選を決めます。高価な景品が当たる場合など、「もしかしたら当たるかもしれない」といった期待感を高められることが特徴です。
マイレージ型
購入数や購入商品に応じてポイントを付与するもので、貯めたポイントでキャンペーン参加、景品応募ができるものです。複数枚のレシートで応募ができるため、対象商品の金額が低い場合や、継続的に購入してもらいたい場合に向いています。
レシートキャンペーン実施時の注意点
ECサイトでの購入対応
店頭購入だけでなく、ECサイトでの購入も併用したい場合は、キャンペーンを実施する会社がECサイトでの商品購入に対応しているか確認する必要があります。
「せっかく購入したのにキャンペーン対象外だった」といった不満につながらないよう、事前に確認をしておきましょう。
景品表示法について
インセンティブは以下の景品表示法を守り、範囲内で設計しましょう。詳しくはこちらをご覧ください。(事例で分かる景品表示法 消費者庁)
懸賞による取引価額 | 一般懸賞における景品類の限度額 | |
最高額 | 総額 | |
5,000円未満 | 取引価額の20倍 | 懸賞に係る売上予定総額の3% |
5,000円以上 | 10万円 |
レシートキャンペーンの成功事例8選
レシートキャンペーンに関する成功事例をX(旧Twitter)、Web、LINE、マイレージの四種類に分けて解説していきます。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)でのレシートキャンペーンについてはこちら!
コッコアポ×スリムウォーク 脚スッキリキャンペーン
コッコアポ【公式】Xアカウントのフォローが必須のキャンペーンです。
対象商品に貼付された二次元コードか、Xのプロフィールと投稿に記載されているURLから、キャンペーンメインページへ誘導しています。
メインページで必要事項を記入し、対象商品の購入証明データ(レシート全体が確認できるレシートの画像か、Amazonの領収書等)をアップロードすることで、応募が完了します。
当選者にのみ、XのDMから当選連絡が入る仕組みになっています。
このケースでは、ECサイト購入にも対応しています。
ブルボン#青春callingキャンペーン
フィットチーネグミの新味「シャインマスカット味」発売を記念して、タレント「新しい学校のリーダーズ」のツアー「NIPPON Calling Tour 2024」とコラボレーションしているキャンペーンです。
新WEBCMの公開と合わせて、オリジナルQUOカード2枚セットが当たるもので、特別感や限定感を演出しています。
こちらは、対象商品3個以上購入で1回の応募ができるようになっています。
レシートを撮影し、Xアカウントから応募します。
新味好きや、タレントのファンにはたまらないキャンペーンですね。
Web
花王お洗たくまとめ買いキャンペーン
日用品、消耗品のまとめ買いを促す、イオングループ×花王共同企画のまとめ買いキャンペーンです。
花王お洗たく関連の対象商品を1回のお買い物で合計1,000円(税込)以上購入すると、2人に1人に、最大で1,000WAON POINTがプレゼントされます。
レシートキャンペーンは自社アプリ、Web応募の同時展開をしていることが特徴で、フォロー&リポストとの同時キャンペーンも行っています。
新一番搾りレシート応募キャンペーン
対象商品を含む1,500円以上購入のレシートなどを1口として、レシート画像1枚を登録することで応募できるキャンペーンです。対象商品はキリン一番搾り生ビールなどで、対象商品を6本以上同時購入すると当選確率が2倍になります。
基本的にはSNSアカウントからの応募となりますが、郵送応募の場合は、市販のはがきでの応募も対応しています。
特定企業のショップで買うと、Wチャンス賞に応募することができます。
LINE
LINEでのレシートキャンペーンについてはこちら!
コカ・コーラ×大阪・関西万博(EXPO 2025)キャンペーン
コカ・コーラ社のラベルレスボトルや100%リサイクルペットボトルを使った商品購入を促すレシートキャンペーンで、ECサイトでの購入に対応している事例です。
対象商品を購入し、レシート画像をLINEから送信することで、大阪万博ペアチケットや、環境にやさしいカタログギフト、デジタルポイントの付与などが当たります。
meiji 選べるデジタルポイント総額500万円山分けキャンペーン
明治の該当アイスを購入して、ポイントを当てるキャンペーンです。レシートをLINEで送信して、手軽に応募ができます。
インセンティブは、第一弾で抽選で5000人に500ポイント、第二弾では抽選で500人に5000ポイントなど、期間に応じてポイント配分が異なっている点が特徴です。
マイレージ
カトキチさぬきうどんリニューアルキャンペーン
対象商品を買うと、1〜3点分のシールが貰えて、貯めたシールで応募できるキャンペーンです。即日抽選ができることや、ポイント配分を考えて商品購入のきっかけにできる点に工夫があります。
先着コースは、1シールで選べるデジタルポイント 10ポイント、抽選コースは5シール集めて選べるデジタルポイント1,000ポイント分がもらえます。
先着順の場合は早ければ早いほど必ずもらえるため、購買意欲が湧きますね。
ウィルキンソン120周年キャンペーン
対象商品を購入する際、商品によってポイントや当選確率が変動します。
またポイントによって、応募できるインセンティブも変わります。
貯めたポイントで好きな景品に応募でき、期間終了後に当落がわかります。
オリジナルグッズなど、前半、後半の応募期間合わせて120種類の豪華景品が当たるため、商品を選ぶ楽しさや当落への期待感、ポイントを集めたい意欲が増す点が、他キャンペーンとは違う120周年の「お祝い」を演出しています。
まとめ
レシートキャンペーンは一通りではなく、応募の際に利用するSNSや抽選形式などが選べるため、企業や商品の特徴によって多種多様に組み合わせることができます。
また、キャンペーンによって注目を集めるのか、購入者への継続購入を促すのかなど、状況によっても使い分けることができるでしょう。
この機会に、レシートキャンペーンを上手に活用して、商品購入を促す魅力的な施策を展開していきましょう。
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