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【イベントキャンペーンの参考に】バズったX(Twitter) ハロウィンキャンペーン5選

【イベントキャンペーンの参考に】バズったTwitter ハロウィンキャンペーン5選

・ハロウィンの次に来る季節もののキャンペーンは?
・X(Twitter)ハロウィンキャンペーンの面白い事例が知りたい
・低予算でできる季節ものキャンペーンを行いたい

 

X(Twitter)で行われる季節限定のキャンペーンですが、どの企業も参入してくるためただハロウィンに便乗しているだけではキャンペーンの効果は期待できません。

そこで今回は、毎週企業のキャンペーン調査を行っている中で特に面白かったハロウィンキャンペーンをご紹介。

次はイベントごとにキャンペーンを行うと思いますので、その時の参考になればと思います。

ハロウィンの次に来る季節ものX(Twitter)キャンペーン

・桜
・夏祭り
・ハロウィン
・紅葉
・クリスマス

上記のように、季節ごとにいくつかのキャンペーンが行われています。

最近ではどのキャンペーンにもARが使われていたりして、コロナの影響もありおうちで楽しめるコンテンツが急速に普及しつつあります。

そしてハロウィンキャンペーンが終わり、次に行われるキャンペーンといえばクリスマスキャンペーンです。

クリスマスに関するキャンペーンについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事【2019年最新版】クリスマスシーズンにぴったりなSNSプロモーション9選!

面白いX(Twitter)ハロウィンキャンペーン事例5選

【グリコ】Trick or pucchin でパッケージAR体験

キャンペーン種別: マストバイ

こちらの事例は特にインセンティブがもらえるわけではありませんがご紹介。

このキャンペーンでは、特設サイトにあるQRコードを読み取り、プッチンプリンを買ってそのパッケージをスマホカメラにかざすとオバケが出現する体験ができます。

何度もお伝えしているように、最近はパッケージARが非常に盛んです。理由としてパッケージARはAR体験専用のアプリをダウンロードする必要がなく、お手持ちのスマホカメラのみで体験することができるからです。

加えて、商品のパッケージにかざすことでキャラクターが出現したりすることで、商品自体がキャンペーンの一部になっているため商品訴求も行うことができます

今回のキャンペーンでは特にインセンティブがないのでSNSのシェアがマストではありませんが、パッケージAR +SNSシェアやパッケージによって出てくるキャラクターなどを変えることで、拡散だけでなく購買率にも良い影響が出るのではないでしょうか。

『ウォーリーをさがせ!』三ツ矢とウィルキンソンハロウィンレシピ集めの旅

キャンペーン種別: クイズ/謎解き

アサヒ飲料が行っている面白いX(Twitter)フォロー&RTキャンペーンをご紹介。

キャンペーンの流れは単純なフォロー&RTですが、ウォーリーを探してRTするごとにポイントが溜まり、そのポイントに応じて応募できる賞品が変わるという面白いキャンペーンです。

https://twitter.com/asahiinryo_jp/status/1454719791290208261

フォロー&RTキャンペーンはコストパフォーマンスが良く、キャンペーンの管理も楽ではありますがシンプルすぎてキャンペーンのインパクトが残らないのがデメリットです。

しかしこの事例では、フォロー&RTをするごとにポイントが溜まったり、 RTをする前にクイズを行うことでシンプルなフォロー&RTキャンペーンにアクセントを加えています。

キャンペーンへの参加を何度もしないとポイントが溜まらないのでユーザーの離脱を防ぐことができることに加え、クイズも楽しみつつ参加できるとても上手なキャンペーン事例でした。

関連記事【2021年キャンペーンの参考に!】思わず拡散したくなる!? 2020年の面白いX(Twitter)キャンペーン

「#勝たんしかUSJ仮装」グッズプレゼントキャンペーン

キャンペーン種別:  ハッシュタグ付き写真投稿キャンペーン

USJが行っているTwitterやInstagramと連動したキャンペーンをご紹介。

仮装した写真を撮って#勝たんしかUSJ仮装のタグをつけてTwitterかInstagramで投稿することでUSJオリジナルグッズ詰め合わせが抽選で当たるというもの。

X(Twitter)キャンペーンで特に難しいのが、キャンペーンに参加する人自身が写り込む系です。例えば踊ってみたとか、コスプレとかです。

しかし、ハロウィンといえば仮装でしかもUSJというハロウィン中に仮装で盛り上がるテーマパークが行っているキャンペーンなので、とても参加率が高いのではないでしょうか。

参加者はUSJに仮装しながら遊びに行ったついでにキャンペーンに参加した、という逃げ道が用意されていますので、キャンペーンのためだけに参加したという恥ずかしさもありません。

踊ってみた系や自撮り投稿などを行う場合は、季節限定のキャンペーンなど参加者が言い訳できるような時期や仕組みを作ってあげることが大事

【KAIHOU】ハロウィンかぼちゃ色一合炊き炊飯器プレゼントキャンペーン

キャンペーン種別: アンケート回答+フォロー&RT

こちらのキャンペーンもシンプルなフォロー&RTキャンペーンをベースにアンケート回答を加えています。

・アンケートを分けて最大5回応募可能→ユーザーの離脱を防ぐ
・リプライで選んだ理由をコメントで当選確率アップ→エンゲージメント増加
・かぼちゃ色炊飯器→インセンティブにインパクト

このように、コストのかからないフォロー&RTキャンペーンであってもできることはたくさんあり、季節ごとにインセンティブを変えたり、アンケート内容を変えるだけでキャンペーンフローの使い回しもできます。

『渋谷愛ビジョンでハロウィンを楽しもう!』

キャンペーン種別: ハッシュタグ付き写真投稿

ハロウィン仮装で盛り上がる渋谷ですが、コロナの影響でいけない人のために行われるキャンペーン。

X(Twitter)で、縦型で撮影した全身写真に、ハッシュタグ「#渋谷愛ビジョンでハロウィン」を付けて投稿することで渋谷のテレビジョンに放映されるかもしれないというインセンティブ。

このキャンペーンはインセンティブが珍しく、渋谷にあるテレビジョンに放映される可能性があるというもの。

参加方法は写真投稿+ハッシュタグと簡単で、YouTube LIVEで渋谷テレビジョンが見れるため家の中でキャンペーンを楽しむことができます。

また、ハロウィンの仮装をする人というのは潜在的には他人に仮装を見られたい願望があると思われるので、インセンティブがテレビジョン放映というのも人の心理をうまくついています。

まとめ

季節もののキャンペーンは一年に一回と回数が少ないぶんインパクトのある事例がよく見られ、その中で最近の流行りであるWebARを使ってパッケージARは相性が良いです。

今回はハロウィンということでオバケが登場するコンテンツでしたが、クリスマスになればサンタクロースやトナカイなどARで楽しめるキャラクターは十分に揃っています

WebARでできることは他にも色々ありますので、詳しい知りたい方は下記バナーからご覧ください。

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。

  • BirdCall(BC)